肺転移巣切除 | ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

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2014年3月末。緊急入院した旦那。結果は腸閉塞。下行結腸に大きくて深いガンがあることが判明。確認できているのは左肺の転移病巣…大腸がんステージⅣと宣告されました。


おひさしぶりです。長らくブログを書くことなく過ごしておりました。1ヶ月?になりますね(・ω・;) 




ずいぶんとさかのぼりますが、9月8日
主人の胸腔鏡手術の日でした。前日午後から入院しまして。
2例目ということで、開始予定は13:30.
午前中はそわそわしながら待った私たち。4月の大腸の手術の時にひと月入院していた同じ病棟に希望通り入れたので、何となく落ち着くというか、顔見知りの看護師さんもいて、早めにこの部屋に戻ってこれたらいいね。なんて話していました。
12時ちょっと前、呼吸器外科の執刀医が病室を訪ねてきてくださり、「1例目早く終わったので、予定より早く呼ぶかも…大丈夫ですよ!すぐ終わりますよ。」と。逞しい先生です。



事前の麻酔科と呼吸器外科の説明では、切除そのものよりも麻酔に時間がかかるそうで。トータルで2~3時間かなぁって聞いていました。



結局、手術室に入ってからリカバリー室に入るまで2時間ちょっとという、とても順調な手術を受けることができました。当日の夕方にはリカバリー室で初めてのリハビリ。そして翌日の朝食を普通に摂ったあと、午前中には一般病室へ。胸の管も午前中には抜かれていました(*゚ェ゚*)




前回、開腹手術を受けた時の術後の様子とあまりにも違うもので、嬉しい戸惑いというか…やはり、バックリお腹を30㎝開くのと3㎝程度の切り口が3つあるのとでは、術後の経過も痛みも…侵襲の程度がこんなに違うものなんですね。それに食欲がすごい。今回の手術に向けて、抗がん剤をやっていなかったからかもしれませんが、病院の3食の食事では足りないからと、ちょこちょこ間食をしたり、看護師さんに空腹を訴え続けていました。私が差し入れに作っていったものも冷蔵庫に保存し、分割して食べていたようです(´^ω^`) 





術後も順調に回復し、3日目には退院許可が出たのですが、慎重な主人。抜糸までは入院したいと執刀医に詰め寄り、結局10日入院し16日に帰宅しました。術後1週間頃から、肋間神経痛のような症状が出てきたもので、咳をするときや起き上がるときに痛がっていましたが。4月に受けた大腸の手術後の痛みに比べたら10分の1程度だと、なんてことはない!と自分に言い聞かせるように痛みと付き合っていました。




何よりも、画像で確認できているがんが今は体の中に無い。主人も私もそれが支えになっていました。




退院後、数日、家でゆっくり過ごし、22日からは仕事に復帰。大腸の術後に減っていた体重が完全に元に戻ったので、職場のみなさんから「顔色がいい。肉付きがよくなった」と声をかけてもらい主人も嬉しそうでした。




そして、9月26日。
術後初めての受診の日でした。