タイトルの「蒼氓」とは、
”もろもろの民、すべての人民”を意味する言葉だそうです
お恥ずかしながら
知らなかったので辞書で調べました( ・ ヮ ・ )
今日は 前からずっと書きたかった曲があって・・
山下達郎さんの「蒼氓」について
つらつら書こうと思います
お時間ある方、ど根性のある方
もしよかったらお付き合いお願いします( ̄^ ̄)ゞ
ちっぽけな街に生まれ
人混みの中を生きる
数知れぬ人々の
魂に届く様に なんでかな
この歌詞に すごく強い共感を覚えました
私は田舎で生まれて、
父の仕事の都合で何回か引っ越しをして
小学校時代は やや大きな街で育ちました
それからまた田舎に転校して、
県外の大学に進学して
就職して、さらに田舎の今の勤務地に配属されて・・
人生のほとんどを田舎ですごしてきています
だから例えば、毎日の通勤通学で
人混みと関わる生活というのが経験がありません
ときどき、旅をします
駅のホームに立つと、
こちらのホームにも、向かいのホームにも
あふれるほどの人が電車を待っています
ホームに電車がみんなを迎えに来ますが
数分後にはまた同じような光景
信号待ちもそう
変わらないように見えて、
そこにいるのはさっきとは違う人たち
満員電車でもみくちゃにされたときは
そんな余裕はなかったけど
都会に生きる何百何千の人たち、その一人ひとりに
それぞれの想いがあって、
夢があって、生活があって、故郷がある
すごいなぁ なんて思って眺めていました
田舎っぺの私は、その中に埋もれているけど
確かに存在しているような気もしました
そういう目で人混みを眺めてきました
私はちっぽけな街に生まれ
小さな町で生きています
人混みの中で生きているわけじゃないのに
自分の存在意義の危うさに 淋しくなるときがあります
憧れや名誉はいらない
華やかな夢も欲しくない
生き続ける事の意味
それだけを待ち望んでいたい華やかな夢…
そういうものが
すごく欲しいわけではないですが
そういうものが希望になることを
100%否定するには私が若すぎるのだと思います
そういう穏やかな高みの境地には
ぜんじぇん至らない未熟者の青いわたしですが、
そのことをちゃんと分かっていれば
少しずつでも前進できるような気もします
そしてこの曲を聴くと、
どうしても震災のことも思います
根底に流れるやさしさと厳しさに
心を打たれます
私たちの置かれている環境や人間関係は
どんなに気に入っていたとしても
時の流れとともに、かたちを変えていってしまいます
突然の変化もあれば、
気付かないくらいゆっくりの変化もあります
それは、仕方のないことだから
せめて、より良いと思える方へ変えていきたい
常に向上心を持ちながら、
心穏やかに毎日を過ごしていけたらいいな
山下達郎 「蒼氓」
高校生のときに初めて聴いたこの曲
偉大な曲だと当時から聴き続けてきました
やっと やっとこさ
「蒼氓」の紹介をできてありがたい今日この頃
まだまだうまくあらわせられない想いがあるのですが
良い意味、本当にこれからだなー!笑
本当にありがとうございます
何年か後、この曲を聴いて
今とは違う感覚も芽生えて
少しずつでもちゃんとあらわせられたらいいな
相変わらずとりとめもなく
なが~~~くなってしまいました
最後まで読んで下さり、ありがとうございます
Many thanks!