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この夏、一番の美味しさの発見は、
これですね。

すもも。

スモモって、酸味や風味が繊細で
試す前から焼き菓子には合わないって思っていたし、
より派手な桃の存在に隠れていて、
出回る時期も短く、
気がつくと終わっていたみたいな。




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この色も、どうよ。
本当、綺麗だよね~!

使ったのは、大き目の身が黄色のスモモと
真っ赤な身をしてるソルダムを
半分ずつくらい。

知り合いで、
りんごは好きだけど
焼きりんごが大嫌いっていう人がいる。
理由は、生でも美味しいのに、
どうして焼くの?という。

生のりんごは、
もちろん生だけにしか味わえないフレッシュな香りが楽しめるし、
歯答えも焼くと消えます。

でも、熱を加えたことで、
特有の酸味が生まれ、
バターとシナモンの香りと出会ったりんごは、
もはや、新しい美味しさを持つ、
別物に生まれ変わってる。

そのマジックを、ス
モモでも味わった瞬間でした。




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桃ではなく、りんごにたとてたのは、
りんごのようにすももを一旦、
キャラメリゼした後タルトにしたから。

それから、タルトにも、
クレーム・ダマンドにも
少し特別なことを試みてみました。

通常のパート・シュクレに
クリームチーズを練りこんでっました。
タルトそのものが美味しいチーズのサブレ♪
もしろん、残ったら好みの形に成形し、
焼いてサブレとして食べるといい。

クレーム・ダマンドには、
エダムチーズパウダーを加えた、
チーズ風味のダマンドにしてみました。

クリームチーズを沢山使った
チーズのフィリングではなく、
しっかりアーモンドの香る、
チーズ風味に仕上がったクリームは、
酸味とフルーティな甘味が
濃縮されたスモモのキャラメリゼと出会って、
ビンゴ♪♪


なんだか、自分でびっくりした美味しさを
文字で表そうとすると、
ついその瞬間の興奮がよみ返り、
思わずテンションばかりが
上がってしまいますね(笑)




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材料

パート・シュクレ・フロマージューーーーーーー適量
チーズ風味のクレーム・ダマンドーーーーーーー適量
スモモのキャラメリゼ
  ソルダムーーーーーーーーーーーー5個
  カソナードーーーーーーーーーーー40g
  ブランデーーーーーーーーーーーー20g
アーモンドスライスーーーーーーーーー適量
粉糖ーーーーーーーーーーーーーーーー適量

つくり方

《ソルダムのキャラメリゼを作る》

①ソルダムを縦にぐるりと一周、
ナイフをいれ、両手持ってひねり、身を2つに割り、
種を除いてくし形に切る。




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②フライパンにカナソードを入れて火にかけて、
煙が出てきたら①加え、手早くゆすりながら
フランベし、ブランデーを加え、弱火にし、
カナソードを溶かし、
汁気がなくなったら火を消す。

③キッチンペーパーの上で並べて冷ましておく。


 

④空焼きし、チーズ風味のクレーム・ダマンドを絞り、③を並べ、170℃のオーブンに入れ、50分ほど焼く。



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パート・シュクレ・フロマージュのレシピは
ここをみてくださいね。

パート・シュクレ・フロマージュ by kanako

それから、チーズ風味のクレーム・ダマンドのつくり方は、
のレシピでスキムミルクの代わりに、
エダムチーズパウダーに置き換えて
つくってくださいね。

クレーム・ダマンド by kanako




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とにかくもう~、このタルト、
めちゃくちゃ美味しいよっ!!!
口にくれた瞬間、
脳がその味を分析する前に口の中が先に反応し、
顎の辺りから痺れる。(笑)

この美味しさをぜひみんなさんにも、て、
一瞬思ったんだけれど、、
もうそろそろ終わりに近づいてるですよね。

来年こそは必ず、
このタルトをショップに乗せますね。




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それから、
マカロンの焼き方について質問を下さった、
はるかさんへ。

実は、うちはオーブンが2台ありますが、
そのうちの1台が東芝の石釜ドームなんですよ(笑)

はっきり言って、
このオーブンはマカロンには向いてないと思います。

パン系だとすごくふっくらと美味しいのですが、
低温で焼いても必ずいくらか
焼き色がついてしまうんですよね。

カリカリ焼けて中に空洞ができるのは、
温度が高い証拠です。

もっと温度を下げて、
いろいろ試していただくほかないですね。

それから、
中が空洞の件も温度が高いことも影響するけど、
メレンゲがしかりすぎてもなります。

それから、アーモンドパウダーを
シシリ産やスペイン産を少し混ぜると、
アメリカ産だけのときよりしっとり感ができます。

「これ」という、鮮明な答えができなくてすみませんが、
マカロンとオーブンの関係ばかりは、
ご自分で見つけ出すしかないですね。
その過程で得られる
よい経験や発見も少なくないと思いますので。


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