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栗の渋煮なんか、、、殆ど一緒でしょ?と、思ったので
わざわざレシピをアップする予定ではなかったけど。
昨日アップした栗のシャルロットを注文してくれたYさんが、
こんなに美味しい渋煮は初めて。
と言ってくださったので、
「え?ホント?」それならば、
作りますよ!

今年は栗を延々と剥く時間がなかったので
とりあえず使う分だけっと、
先に2㎏だけを作って、
丁度今回のシャルロットで終わったばかりだったのでした。

でね、早速行きつけの八百屋さんのおじいさんに頼んだところ、
ちょっと渋い顔になった。
「あるかなぁ・・・」と。
今年は夏の暑さから
元々出回る栗の量自体が少なかったらしい。

見つけたら電話をくれると言ったのに、
それっ切り。(涙)
こんな事になると知ってたら、
もう少し頑張っておくんだった。

なので、写真も撮ったり撮らなかったりでですが、
悪しからず。

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栗の渋煮を作ったのは今年で3年目。
最初はパソコンで検索した定番のレシピで作っていたけど、
何度もやってる内に皮むきのコツや足したり引いたりして、
やっとここへきて自己流と言えるものが出来上がった。


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半分に切って断面を見てみると、
他よりしっとりしてるのがわかるかな~?
これはシロップがしっかり中まで染み込んでる証拠。
でも、通常のレシピよりも
随分少ない量の砂糖しか使ってないんですよ。

まず、茹でる時間を少し短くして、
湯こぼしを2回くらい多くする。
砂糖を加えてからも煮込む時間を短くして
上々に砂糖を浸透させる、
柑橘類のピールのつくり方を応用しましたから。
これによって、
渋みが完全に抜けて甘さもすっきりの渋煮になりました。
もう今年は栗は終わりのようなので、
来年ぜひ試してみてくださいね。


材料

栗ーーーーーーー2㎏
重層ーーーーーー30g
砂糖ーーーーーー1kg

つくり方


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①栗はなるべく小粒で丸い形のものを選び、
大きな鍋に水を張って、
沸騰したら火を消して
栗を入れてそのまま荒熱がとれるまでま待つ。


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②大きなボウルに冷水をはり、
①の栗の渋皮を傷つけないように気を付けながら
鬼皮だけを剥いて、
すぐ水に浸す。


①の鍋が完全に冷めると栗の鬼皮も固くなるので、
軽く鍋ごと温めながら作業してもいい。

③鍋に②の栗と重層15g、
ひたひたの水を入れて加熱し、
沸騰したら弱火にして
丁寧に灰汁をとりながら15分ほど茹でる。

④煮汁は捨てて、
冷水を張った大きなボウルに栗を浸しながら
親指で優しくこすり、
厚い渋皮と筋を取り除く。

⑤再び水と④、重層15gを鍋に入れて加熱し、
沸騰したら弱火にして10分ほど茹でる。

⑥煮汁は捨てて、栗はすぐに冷水にさらす。

⑦今度は重層を入れずに、
水と栗だけを鍋に入れて加熱して沸騰したら弱火にし、
5分くらい茹でる。
これを後2回繰り返す

⑧鍋に栗と砂糖、ひたひたの水を入れて加熱し、
沸騰したらすぐに火を消して冷ます。
これを煮汁が半分くらいの量になるまで繰り返し、
ゆっくりと砂糖を染み込ませる。


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中までしっとり栗の渋煮の出来上がり♪

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次は、このチョコレートのふりふりのフリルですが、
扇型チョコレートと呼ばれる事が多いオーナメントです。
つくり方は何種類かありますが、
とりあえずは今回のレシピで。

①まずクーベルチュール・スイート100gを湯せんで溶かし、
クレープシードオイル20gを加え、
ゆっくりと茎が入らないようにしてしっかり混ぜる。


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②大理石の上に
出来るだけ薄くパレットナイフで塗り拡げて固める。

③片手に三角べらを持ち、
もう一方の人差し指でべらの刃先を抑え、
ここを支店としてベラを動かして
皺が寄ったチョコレートのレースを作る。

※使うチョコレートの種類によって
加える油の量を調節する必要があります。
失敗しても何度でもやり直しが利くので、
最初はチョコレートの10%の油から試してみた方が
いいですね。
いつも撮影は自分ひとりなので
両手を使う作業の写真は取れなく、
申し訳ないです。

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次は飴細工ですが、
栗はしっかり水分を拭き取って、
お尻の部分にそっと爪楊枝を刺す。
ヘーゼルナッツも同様に準備しておく。
ヘーゼルナッツは、
お尻の部分が尖ったものだと
爪楊枝を刺した時に必ず割れてしまうので、
お尻が凹んだものを選んでね。


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小鍋に水あめを入れて加熱し、
145~150℃になったら火を消して、
準備しておいた栗やヘーゼルナッツに
手早く絡めて洗濯バサミに吊り下げる。
あっという間に固まるので作業は手早く!
水あめに絡める時、爪楊枝をぐるっと回すようにするといい。
完全に冷めたら爪楊枝をそっと抜く。


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色々なお菓子にちょこっと飾るだけでぐっとレベルアップ♪

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鍋に残った水あめも捨てません!
水あめが完全に冷めて固くなる前に
シルパンに少量ずつ垂らして、
180℃のオーブンで加熱する。


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加熱の時間がちょっと思い出せないんですが、
パラチニットの半分くらいの時間で済んだと思います。
オーブンの中をのぞいて、
飴がぶつぶつとしてきたらもう1分ほど加熱して
取り出す程度で大丈夫だと思います。
パラチニットより泡が大きく出るので!
ただ、色は黄色っぽくなりますが。


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