突然ですが、ご報告です。

2024年3月2日


私達家族の愛猫・ベジーが亡くなりました。

この春で15歳、今まで特に大きな病気もなく年齢のわりには体つきもしっかりしていてずっと元気でいてくれたベジー。

亡くなった日も、朝ご飯はモリモリ食べていて。夜、私と子供達が帰宅した時もいつも通り出迎えてくれたのに。

「にゃー」
 
いつもの声で私に話しかけてきたので、あぁ、ご飯あげなきゃ....とベジーの顔を見た瞬間。

突然目が揺らいだかと思ったら、発作を起こして倒れ、何回か大きく呼吸をした後...あっという間に息を引き取ってしまいました。

あまりに突然すぎて何もなすすべがなかった。何の根拠もないけど、きっとベジーはあと5年は生きてくれて、時がきたら、職場の動物病院に通院している高齢猫達のように毎日点滴をしたりしてゆっくりと一生を終えていくのだろうと。そうなったら私が家で点滴してあげようと、そう思っていたから。だから、こんなに急にいなくなるなんて思いもしなかったよ。






...でもね。

突然ではあったけど、最期の瞬間まではほとんど苦しむこともなく、私達に心配をかける時間すら与えず、まさにピンピンコロリと言う言葉がぴったり。亡骸もしばらくは温かくて柔らかくて、いつものふてぶてしい顔で眠っているようだった。ベジーらしい最期、ベジーらしい生き様だったのかもしれない。

私が動物病院に就職して3年目くらいかな?生後半年くらいまで野良猫をやっていたところを去勢手術のために捕獲され、術後また野に放す予定だったのを私がすっかり気に入ってしまい病院猫として飼ってもらって5年。さらに私が当時彼氏だった天さんとペット可のアパートに引っ越すに当たって引き取り、家族として10年。。。

私の最高の相棒でいてくれてありがとう。
天さんともなんやかんや仲良くしてたね笑
娘達とジーンちゃんの良きお兄ちゃんでいてくれてありがとう。

ベジーは本当に優しい子で、体が大きい分心も大らかで何をしても怒らなかったし、小さい子はちょっと苦手ではあったけど絶対攻撃はしなかったし大人しく触らせてくれたね。



何より、私が泣いたり落ち込んだりしている時はいつもやってきて真面目な顔でそっとそばに寄り添ってくれた。

1番最期に私を呼んでくれてありがとう。おかげで看取ることができたよ。

亡くなった当日は天さんが出張でいなかったので、帰ってくるのを待ってから、翌々日の午前中にペット霊園に連れて行って火葬してもらいました。

いつも職場の患者さんに紹介しているところがたまたまうちから近かったのでそちらにお願いしたんだけど、すごく良くしてくれた赤ちゃん泣き

金曜日に娘達とお迎えに行ってきました。



おかえり、ベジー。


ベジーのエピソードは山ほどあるから、もう少し落ち着いたら少しずつ振り返っていけたらいいな。

そして、うちのもう1匹の猫・ジーン黒猫あたま もともとちょっとシャイな甘えん坊(いわゆるツンデレ)だったけど、ベジーがいなくなった途端にデレが加速してメンヘラ男子のようになっております泣き笑いジーンちゃんも寂しいんだよね...


ずっと私にくっついておる...ハートべーたんが日本猫としては規格外の大きさだったからかジーンちゃんは小柄に見えていたけど...普通にデカいわ笑 そして重い笑


今まではべーたんの陰に隠れていたけど、元々人間好きな子なんだよなぁ...猫仲間がいないと寂しいかと思ったけど、このまま1匹で飼っていくのがいいのかも。


とりあえず、しばらくは新しい子を飼う予定もないのでジーンちゃんをベタベタに甘やかしていこう