広ーい東京、
渋谷の一角に、バスクの旗を掲げた
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーはそこにある。
バスク
最近特に美食の街として高く評価され、
世界中から脚光を浴びている。
フランスとスペインに挟まれた土地ながら、
どちらにも属さない独自の言語、文化を持ち、
今でもその土地の人の誇りとなっている・・・。
スペイン バル っていう形態のお店が人気だけど、
発祥はバスクのピンチョスだろうなぁ。
そんなスペインバルとは一線を画すビストロなお店、
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーさんへ。
まずは微発砲白ワインチャコリで喉を潤す。
チャコリ レサバル
オンダリビ・スリというバスクの土着品種100%
これが、爽やかでキレのある酸と少し苦味を帯びたチャコリが出来上がる。
エスカンシアという、
高いところから、足のないグラスに注ぐスタイルが特徴的
お通しにグジェール
チーズを練りこんだシューで、
あつあつさくっとほわん
軽い食感で、
旨みが胃に呼び鈴を鳴らすのよ
「さあ、お食事が始まるよ~」って。
イワシの酢漬けマリネ
酸味が効いてる~
厚みあるイワシが爽やかにシメられ、
これまた食欲を掻き立てる
タラのコロッケ
どちらかというと西かな、、
ヨーロッパってニシンとならび
タラをよく食べますよねー。
バスクは海が近いこともあり、
漁業が盛んで、日本へも輸出されているそう。
コロモはさくっと、
ナカは優しくて、
実は、お酒のツマミとしてもっと塩ぽいと思ってたので、
嬉しい予想の裏返し
南仏野菜と生ハムのピペラード
ピペラートとは、
野菜炒めにエスプレットという現地で育てられた
特定の唐辛子を加えたもの
そこに半熟卵と生ハムが乗せられて、
この卵を割ると
じゅわーって野菜全体になじんで
生ハムといっしょに口に入れちゃう
美味しいに決まってる
唐辛子が入っているからと言って、
辛辣なスパイシーさはないので、
辛いものが苦手な人でもNO PROBLEM
そしてそして
メインに選んだのは
鮮魚と魚介のパエリア
とーっても香りが良くて
ご飯だけじゃなく、
具材もヴォリューミーで食べ応えしっかり。
大 満 足
初めての訪問だったで、
探り探りオーダーしていたら、
これでお腹がいっぱいに
食事だけ、
女性ふたりで5000円くらい
なんて
お財布にやさしい
それにしても弱気な胃
もっといろいろ食べたかったー
ランチもあるし、
また行こーっと。