「忖度(そんたく)」

最近では、

ワイドショーでも、
耳にするのは減りましたが、

分かりにくい言葉ですよね。

意味を調べてみたら、

「他人の心を推しはかること」
と、あったのですが、

「察する」や「気遣う」や「推測する」
ことですよね。



そこで、

あなたが、

相手とコミュニケーションを
とるときって、

どのようにしているのでしょうか?

相手を、
何で判断していると思いますか?



では、質問です。

相手とのコミュニケーションで、

「言葉」を受けとるのって、

何割だと思います?





答えは、1割以下です。


では、

残りの約9割は、

どのように、
受け取っているのでしょうか?



それは、

相手の
表情、話し方、態度や仕草など、

「雰囲気」から受け取っています。

つまり、

相手を判断するときって、

意識できる言葉ではなくて、

雰囲気という無意識レベルで、

判断してるんですよね。

なので、

「察する」や「気遣い」や「推測」に
なってしまいます。



例えば、

子どもの連れ去りの場合、

子どもに対して、

「別居親に、
『会ってはダメ』とは言ってない」

と言う同居親もいますが、

たとえ、
言葉では伝えてなくても、

態度では、『会ってはダメ』と
伝えているんですよね。

しかも、意図的に…

それでは、

引き離された子どもは、
「会いたい」とは言えません。



察すること(忖度)に、

良い、悪いはないと思いますが、

「察してくれ」という態度には、
問題があるのではないでしょうか。

まして、

親であるなら、

子どもの気持ちを、
察してほしいものです。




最後まで読んで頂きまして、
ありがとうございました。