ソウル五輪ボクシングバンタム級2回戦、韓国人の辺丁一とアレクサンダー・クリストフ(ブルガリア)の試合は4-1でクリストフの判定勝ちとなった。その時、驚く事が起きたのだ。いきなり、韓国人コーチらがリング内にかけ上がり、ニュージーランド人のレフェリーに殴りかかった。

 そして他のコーチもこれに加わり、トレーナーやレフェリーら約20人が入り乱れて乱闘騒ぎとなったのだ。それに加え、観客の韓国人も椅子を投げ込む。韓国は監督やコーチ、観客も総動員して試合をぶち壊し始めたのだ。

 ニュージーランド人レフェリーは警官に守られ控室に逃げ込んだが、興奮した韓国人の監督やコーチらは、控室まで追しかけレフェリーを殴り倒そうとしたと言う。逃げ込んだレフェリーを追い出そうと、会場責任者が照明まで消すと言うとんでもない暴挙に及んだのである。レフェリーにしたら相当な恐怖を感じた事だろう。その直後、この試合のレフェリーはその後のスケジュールをキャンセルし帰国してしまったと言う事である。

 韓国はこの試合の後、ニュージーランド大使館にまで、無意味な抗議電話を殺到させ、嫌がらせすると言う念の入れようだったのである。勿論、この試合のあとに予定されていた当日の2試合は延期となった。尚、この辺丁一はプロ入り後WBC世界バンタム級の王座に就くが、薬師寺保栄に敗れ王座を失っている。

 もうひとつ。米国のロイ・ジョーンズ・ジュニアと韓国人の朴時憲の対戦では、2度のダウンを奪うなどジョーンズが圧倒し、誰もがジョーンズの勝利を疑わなかったにもかかわらず、判定(3-2)で敗れた。これは、間違いなく、審判の買収が行われたと言われている試合だ。のちに、IOCは、ロイ・ジョーンズ・ジュニアに、新たに金メダルを渡している。

 また、試合中の日本人選手に対する、心無い罵声は酷かったのである。日本人選手の宿舎で用意される水や食料には、下痢や腹痛を起こす薬品や汚物を入れられた可能性が非常に高いのだ。

 それだけではない。毎晩、日本人選手が試合に備え睡眠をとろうとしていると、その宿舎のその選手宛に何度も何度も電話を入れ眠らせないようにしたとも言われている。その宿舎のフロントもグルであっただろう。そして、試合が始まれば、容赦の無い罵声を日本人選手だけにかけ、殆どの日本人選手は戦意を失ってしまったと言われている。その上、審判まで買収されていたのであれば、日本人選手は勝つ試合さえ勝てなかった事は容易に理解出来ると言うものだ。

 こうして、韓国は、日本から得た豊富なオリンピック支援金をもとに、審判らに対し買収に買収を重ね、不正に不正を重ね、過去最高の金メダルを得る事が出来た。時冷戦の最中であり大方見過ごされた。

 こうして、韓国での「ソウルオリンピック」は、過去最悪なオリンピックとして有名になったのだ。

 

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