恐怖の黒い軍団~とじまりの大切さ~ | コンプレックスをこえて、おっちょこちょいは進む。

恐怖の黒い軍団~とじまりの大切さ~

日曜日、おもひでバトンを書いていた。

その日は書いていなかったけど、質問の中にあった


「思い出に残る行事3つ」。


これを見て、小学校のあの日を思い出すのであった・・・。




それは、小学校五年生のときにあった二泊三日の

宿泊学習


宿泊学習って、家を離れて施設に宿泊するという学校行事。

その施設は、山という大自然の中にある。


僕たちは、その施設の中で宿泊し、キャンプを張るなど

行事を通して、自然の中で集団生活をすることになっていた。


宿泊学習の、初日のこと。


僕らは、施設の建物の中で泊まることになった。

僕達は、一つの部屋に一クラスの男子全員が入ることになった。

女子も、同じようになっていた。


その日の夕方・・・。

夕食を終えた僕たちは、部屋に戻ってそのドアを開けた。



ガチャッ。


・・・


・・・・・・・、エ?


(な、なんですとぉー( ̄Д ̄;)!!)


部屋の中で僕たちをまっていたもの、それは



ブーン。

ブブ~ン!

ブブブブーン!



・・・ものすごい数の、ハエ。


部屋中を、恐怖の黒い軍団となってとびまわっていた。

その物体、びっし~りと部屋を占領していたのである。


正直、かなーーーーり気持ち悪かった・・・lliorzill

でも、ハエが入ったか不思議に思っていた。


(おかしいな、どこから部屋に入ったの・・・、ン?!)


部屋の中を見ると、マドがあいていた。

電灯もついていた、ハエは光を求めてこの部屋に入ったのだろう。



しかし、ヤツらは忘れていた・・・、ここに僕たちがいたことを。

この部屋には、僕を含め十五人の男の子がいた。


僕たちは、入り口のドアとマドを閉めたあと、


ガサガサ・・・


みんな、荷物の中から行事のしおりをとりだし、


クルクル・・・


丸めたしおりを、武器にしたあと、全員集まり



「いくぞ――――(`Д´;/!!」


「オウ(゜Ο゜)/!」


クラスのまとめ役がかけごえを挙げ、それに答える。


僕たちはいま、敵(ハエ)に立ち向かう


サムライとなる。


「人間ハエ」、

この小さな部屋をかけた全面戦争が、今はじまったのであった。



ドタドタバタバタ・・・

ブーン、ブブーン、ブーン。


僕たちは、気持ち悪いのをガマンして、

逃げまわるハエに向かって部屋を走りまわり


バコン! バン!!

・・・ポトポトポト。


サムライたちの武器をふりまわす音とともに、

次々倒されていくハエ!!


さすがの黒い集団(ハエ)も、

人間がおそってくるとは思わなかっただろう。


僕らとハエの、体の大きさや力の差は大きく、

勝敗はすでに、あきらかであった。




十分後・・・、小さなサムライたちの足元には

たくさんの、敵の死がいが転がっていた。



人間の、「完全勝利」であった。


ゼェゼェゼェ・・・(;´Д`)


サムライたちに残ったのは、軽い疲れだった。

ホッとした僕たちはみんな、その場にうずくまった。




そもそも今回の原因は


マドを閉め忘れたこと。


僕たちは、宿泊学習の初日にして



「とじまりをする」


この大切さを、身をもって知ったのであった・・・。


<今日の教訓>


でかける前

ゼッタイしよう

とじまりを


みなさん、気をつけましょう♪


(日記後の一言)


どうも日記を見ていただいてありがとうございます、takaです。


日曜日に、おもひでバトンを書いているときに、

今回のできごとを思い出したんですね。


バトンの続きを書こうか迷ったあげく、こっちを先にしました。


予定を変更して、この日記を書いている途中に

寝てしまいました~、すみません(涙)


今回は、窓を閉め忘れたためにハエに部屋へ入られました。

そこで、今回の副題を~とじまりの大切さ~にしました。


とじまりって、大事ですね。

(アタリマエですけど・・・)



それでは、今回も日記を見ていただいてありがとうございます!!


8月23日(火) taka