0対0の均衡を破ったのは、途中出場だった高瀬のヘディングシュートだった。宮間のコントロールされたCKからのゴール。


日本は沢が欠場したが、全員がよく動いていた。落ち着いたボール回しと巧みなテクニックはアメリカのプレイスタイルとは対照的だった。


アメリカは、中盤までは力強いパスワークで日本に攻め込むが最後の崩しの所では雑なプレイが多くフィニッシュに至らない。日本もポジショニングと組織で上手く対応していた。


そして日本はベンチーワークも冴え交代起用は妥当であった。しかも次世代の選手達の融合が図られている印象である。


日本は昨年のW杯決勝に続きアメリカを倒し、初めて90分で勝負を決めアルガルベ杯の決勝進出を決めた。



W杯優勝がフロックではないことを証明した試合だった・・・。