今回のテーマはこれです！
「整骨院の新規開業時に
なぜ、高齢者の患者さんが来ないのか？」
僕の意見では、
マーケティングの基本のお話しになりますが、
人間が行動を起こす理由
「快楽を得たい or 痛みを避ける」
という言葉はお聞きになられたことがあるかもしれません。
高齢者にはその「痛みを避ける」という部分が非常に強いのでは
ないかと分析をしております。
以前の仕事で整骨院の新規開業のお手伝いをする
仕事をしていました。
その時先生に、「理想の患者層は？」とお伺いすると・・・
「午前中は高齢者、夕方は主婦と会社員に来院してほしい」
とお答えになられます。
しかし、いざオープンされると高齢者の患者さんが来ない。
既に通っている整骨院さんから動かない
そういった状況が何度も繰り返されていて、
「なぜなんだろう？」
僕なりにも疑問をもっておりました。
そこで、僕なりに理由を考えてみました。
●高齢者は行動範囲が狭い
足腰も弱ったり、自転車・車の運転をしなくなったりで
行動範囲を拡げることは相当大変なものです。
●高齢者は年寄り扱いされるのを一番嫌う
昔から通っている整骨院であれば、先生自身も同じように
年齢を重ねるので、年寄り扱いされることはないですよね。
もし、自分が年を重ねていったときのことを想像すると
このお気持ちはよくわかりますよね。
●高齢者はネット・ちらし・ＤＭでは集客できない
そもそも、ネットはもちろん、広告を見ていないです。
新しい情報収集は疲れるのも理由だと思います。
（ちらしを手渡しをしてお話しをすると効果は見込めます）
以上のように「痛みを避ける」傾向が強く新規開業の店舗には
なかなか、来院してもらうのは難しいです。
ただ、高齢者の方々は脳や感情の部分では若い方と同じです。
恋愛・スポーツ・旅行などワクワクした感情を得たいと
思われているのです。
「痛みを避け、お体は弱っておられます」がそのあたりの
ワクワクと安全のギャップをいかに埋めていけるのかが
課題になってくるのではないでしょうか。
成功事例としましては
高齢者のご家族からの紹介が王道パターンです。
いかにご家族の信用を積み重ねていけるのか、も
新規開業時の高齢の患者さんの集客方法になってきます。
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