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【ビアンコネロ株式会社代表取締役 向笠哲司オフィシャルブログ】

死ぬ気でやっても。死にゃしない。Laugh & Peaceでいきましょう。
ちょっと斜めから世の中を見てしまう、不器用なクリエイターのブログ。
サッカービジネスを中心に企業ブランディングや
ブランド、イベントのプロデューサーを務める。
現在、100万人に1人の症例と言われる難病と闘病中。
脳死ドナーからの両肺移植のドナー待ち。

ビアンコネロ株式会社/代表取締役
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プライスゼロ・プロジェクト実行委員会/代表・統括プロデューサー
ドSプロジェクト/統括プロデューサー
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感情的になる選手は二流以下である。

 

 

Jリーグも終盤を迎え川崎が連覇を決めた。

 

残留争いに至っては混戦を極め

一度は死んだと思われたガンバが8連勝

名古屋も後半補強で勢いに乗り復調

おかげで中位のクラブまで残留争いに巻き込まれた。

 

 

そんな中、地元クラブである清水は

決して「面白いサッカー」とは言えないが

守備を中心にした戦いで勝ち点を稼ぎ

一時はACLまで見える位置まで順位をあげた。

 

 

そんな中、ここ2試合でちょっと気になるシーンがあった。

 

まずは前々節の湘南戦。

7日間で3試合と過密日程の湘南に対し

2週間の休養明けの清水はACLが届くにも関わらず

「負けたくないサッカー」を展開する。

 

明らかに体の思い湘南に受け身になり

前半から押し込まれる。

両チーム共に見所のない試合が進み

スコアレスドローで試合を終えた。

 

湘南にしてみればなんとか負けずに済んだ勝ち点1

清水にすれば消極的になって2を失った勝ち点1

 

そんな中、後半20分頃だっただろうか。

試合の勝負所を迎えたタイミングで

主審のジャッジに不満を抱えた監督が激昂し

ピッチ内のボールを蹴って退席処分となる。

 

なんともお粗末な試合だった。

 

 

 

それを受けての次節名古屋戦。

 

退席処分となった監督はスタンド観戦。

残留争い真っ只中の名古屋も負けたくない試合で

積極的に来るもなぜかスタメンに前田の名前がない。

この風間さんの選択はなぜかわからないが

前半から前田がいたらやばかったと思う。

 

前半はお互い決め手を欠いてスコアレス。

後半の20分くらいにサイドバック立田が上げたクロスが

ピンポイントで代表に選ばれ好調の北川の頭に合う。

 

一瞬手に触れてゴールとなったが

ハンドを取られなかったのは好調がなせる技か。

その数分後、再び立田から今度はふわりとしたクロス。

 

これにドウグラスが驚異的な身体能力でヘディングに競り勝ち

ゴールへ突き刺し勝負あり。

 

左サイドバックの成長しない子に比べ

考えながら練習して来たんだろうなと伺える

立田の2アシストはCB出身ながらサイドで起用される

今シーズンを受け入れ成長している証だと評価したい。

 

さて、その後が問題のシーン。

 

 

ゴール前のいわゆるバイタルエリアで混戦の中

エドワルド・ネットから足首へタックルを受けた北川が

プレーが続く中しばらく動けずに倒れこむ。

 

 

スローリプレーを見ればファウルに見えるが

主審が笛を吹かなければノーファールなのは当然。

サッカーを理解している者なら誰でも納得せざるを得ない。

 

 

その後、一旦選手がボールを外へ出しプレーが止まる。

心配そうに選手が駆け寄りトレーナーがピッチに入る。

ほどなくして立ち上がり足を引きづりながらも

一旦ピッチの外へ向かう。

 

その時だ。

 

ピッチ内の誰かに向かって激昂した北川が声を張り上げる

そのまま詰め寄ろうとするのをトレーナーが何度も止め

怒りをあらわにするシーンが印象に残った。

 

 

サッカー選手である以上、

足を蹴られるなんてことは日常茶飯事だ。

スローで見る限りそれほど「悪質」といった印象もなく

ボールに行ったが届かずに足に入ったと言うレベルのプレー。

もしかしたらその後に何かあったのかもしれない。

 

ネットではなく他の選手に何か言われたのかもしれないし

全く関係ない誰かから何かを言われたのかもしれない。

 

しかしどんな事情があったにしてもあれだけ感情的になって

怒りをあらわにする様は見ていて気持ちのいいものではなかった。

温和なイメージがある北川君だけに余計印象的だった。

 

 

正直な感想としては「調子にのるな」だ。

 

サッカーを知らないサポーターの中には

「感情をあらわにして頼もしい!」とか

「これくらいの闘志を見せてくれて嬉しい!」なんて

クルクルパーなことを思う人もいるんだろうが。

 

基本的にみっともないしお手本になるような行動ではない。

日本代表選手としての立ち居振る舞いとしてはふさわしくない。

 

 

もし、僕がキャプテンや先輩としてでピッチにいたら

「冷静になれバカやろう!」と一喝するだろう。

 

本来それを言わなきゃいけないのは監督…。

 

ご存知の通りスタンド観戦。

 

 

サッカーとは紳士のスポーツと言われている。

 

闘志を見せることと、激昂することはまるで違う。

ゴリラやチンパンジーが戦うわけではない。

人間がルールの中で戦っているのだから

超えてはいけない一線があることを忘れてはいけない。

 

相手に対しても、審判に対しても

不満に感じるシーンはサッカーをしていれば必ずあるのもわかる。

ただそれは試合後に正式な手順を踏んで抗議すればいい。

 

今、一番大事な時期を迎えている北川君だからこそ

その辺を理解して行動してほしいと思う。

 

「調子にのるな。まだ何も結果を出していない。」

 

久しぶりに清水から代表選出された選手。

期待しているからこそ厳しい言葉を送りたい。

 

 

あと、サポーター。

サッカー勉強しようよ。

 

 

退席処分になった監督がスタンド挨拶に来て

拍手で迎えるなんて恥ずかしいと思ってください。

 

あのシーンも見てたけどそんなにおこうようなジャッジじゃない。

自分をコントロールできなくてどうやって選手をコントロールするのか。

あなたが激昂するから選手が勘違いするんですよ!監督。

目標順位の一桁を達成しそうな状況だけに厳しい言葉を送りたい。

 

 

 

「守備が安定した」なんて勘違いしているかもしれないが

ファンソッコの守備と六反くんのスーパーセーブがなければ

余裕で残留争いをしていることを忘れてはいけない。

ドウグラスとクリスランの身体能力がなければ

完全に残留争いをしていることを忘れてはいけない。

 

来期、この4人が欠ければまた残留争いをするくらい

チームの成長はさほどないと認識した方がいい。

 

逆に上記4名(最悪クリスラン除く3名)が残留し

ボランチと左サイドバックに補強ができたら

ACLを十分狙えるくらいJリーグは混戦状況だ。

 

 

シーズンがほぼ終わった清水。

 

ここからはフロントの力量が試される。

 

 

来シーズンの今頃「いい意味で」

「ほらね」と言わせてほしい。

 

 

 

追伸。

ジュビロは対戦相手が厳しいから心配だね。

外国人選手の怪我が響いたシーズンだったけど

雰囲気のいいチームだし頑張って残ってほしいね。

ここからは磐田の応援に回ります。