火災に因り作業場・機材が全焼

2011年9月21日

作業場兼私の居住空間であった
自宅の一室が火災に因り全焼しました。

幸い家族、近隣の住民の方達に
怪我人などはなく、全員無事で
私も外出中であったことで直接的な
被害は免れることができました。

また、消防の方達の
懸命の消火活動の甲斐あって
延焼も防ぐことができ、焼失による被害は
私の部屋の全焼と隣接している
部屋を半焼する程度で済みました。

翌日に行われた実証検分で火元を特定。

外壁と内壁の内側にある
コンセントへと続く配線からの漏電で出火し
壁内部を焼いたあとでコンセントから外に
火が回り燃え広がったというのが
警察と消防の一致した見解でした。

一連の出来事からまず一番に
私が多くの方に知っていただきたいのは
コンセントをこまめにチェックすることの重要性です。

実証検分の際に消防の方から
教えていただいた方法は

・コンセントに差し込んである電源を直接手で触る

・熱を持っているようなら一度外して
冷ましてから再び差し込む

という至って簡単な方法です。

また、
築年数が経てば経つ程、漏電の危険性は
高まるということも併せてお伝えしたい次第です。

非常に簡単にできることですが
漏電に因る火災の危険性については
意外と知られておらず
また、行っている方も少ないと
消防の方が仰っていたので、
この記事を読んだ方におかれましては
是非広めていただければ、幸甚です。

今回のこの火災で
実害はないとはいえ
ご近所にお住まいの方達には多大なる
ご迷惑をおかけしました。

また、同時に仕事道具を失うことで
業務上でご迷惑をする方の数は計り知れません。

このことはお詫びしても
しきれるものではないと考えます。

ですが、

直近でお仕事をさせていただく
予定だった方達から返ってきた反応は
どれも本当にこちらを気遣ってくださる
お心在る内容のものばかりでした。

そして、

多くの方達、仲間が私のために救援などの
働きかけをしてくださっている現状があります。

このことは幾ら言葉を費やしても
語りつくすことはできません。

ネガティブな出来事には
違いありませんが、失ったものは少なく
得たものに勝るものではないという実感があります。

このことは、今後もブログで
書いていきたいと想っています。



家中浸水しているため、
残骸の処分や家具の整理、
床の張替えや全焼した部屋の対処といった
物理的な諸問題は多く残されており

また、仕事をいつ再開できるかという
目処はいまのところ立ってはおりませんが

多くの方々に支えられていることに
揺ぎ無い感謝を携えて

それらひとつひとつを乗り越えて
必ず復活して参りますので

どうぞ応援の程をよろしくお願い致します。





映像作家　航一（本名：山下航一）拝