寒くない？（4月29日）

（4月29日に書いてアップできなかったものです。）

こちらは今日雨が降って寒いけど、そちらは寒くない？毛布はある？
ママはあなたの事がとても心配で泣いちゃうことがあるけど
あなたは気にしないで、そちらの人の言うことを良く聞いて
可愛がって貰うのよ。

あなたは身体がとても大きいんだから
こっちでもいつも言ってたように
普通よりもっともっとお利口にしなきゃだめよ。

ママも早くそちらに行って、あなたと遊びたいけど
まだまだ、こちらにいなくちゃいけないみたい。
必ずあなたを探し出すから。
あなたはもう少しみんなと遊んで待っててね。

どんちゃんやパトラッシュには会えた？
もう気持ち悪いの治った？
痛いところはない？
美味しいのいっぱい食べた？
もう誰もあなたのご飯を横取りしたりしないから、
ゆっくり良く噛んで食べるのよ。

今日はあなたの立派なお骨を抱いて
久しぶりにお出掛けしてきたの。
あなたを撫でながらたくさんお話しました。
あなたに聞こえたらいいなと思いながら・・・

そうそう、あなたにお花がたくさん届いたよ。

ママは時々あなたに会いたくなって泣いちゃうけど
心配いらないからね。
まだまだ、ベッドにはあなたがいるような気がしちゃうし
お風呂から上がったら、ついついいつもあなたのいた場所を見ちゃう
力が抜けてへなへな～ってなっちゃうけど、
まだ三日目だもん。大目に見てね。

マックスマックス、大好きなマックス
あなたはいつも私のここにいる
天国で逢えるのを楽しみにしています。

おやすみなさい、マックス。マックスグッボーィღゝ◡╹)ノ♡

PS:何か欲しい物があったら、耳元でそっと言ってね。

魂の叫び

非情にもいつもよりずっと早く6月はやってきた

待ってよ

まだまだ、ここに悲しいままでとどまっていたいのよ

いくら考えても彼は素晴らしく

それは彼と私だけの「素晴らしい」という言語で

いくら考えても彼だけが愛おしく

これも彼と私だけの「愛」という言語で

ホントにホントに彼の事が大好きだった

もちろんこれも彼と私だけの「好き」という言語で

他のみんなが使っている言語とはちょっと違うんだ。

何も考えていないとき、例えば事務所のトイレから出ようとした瞬間

ワーッと涙があふれそうになったとき

心の底から湧き上がる「こんなにこんなに大好きだったの」を

神様、どうしてもあの子に伝えて欲しいのって

グッとお腹に力を入れて演歌のこぶしのように

神様、どうしてもあの子に届けて欲しいのって

本気で届くと思うから、魂が叫ぶのです。

どんなに毒づいたところで

色々な事てきぱき済ませて
最後はマックスの背中を押して
いなくなれば、さっさと掃除して
食べて飲んでたまには笑って
結局人間にとって犬なんてこんなもの

いくら毒づいても
マックスはきっと余裕で笑ってる
私が彼をどんなに愛してたか
彼は知りすぎてる

鼻水から嘔吐物、傷の匂いまで
まったく嫌悪感を覚えなかったこと。
対人間だったらあり得ないと思うほど
すべてをそのまま受け入れて愛したこと

あなたの亡骸とずっと一緒にいたかった。
火葬炉の台車に一緒に乗ってあげたかった。
食道や胃をママのと取り替えてあげたかった。