わたしの中では、
著者は、
自転車競技の、「サクリファイス」シリーズや、
ハワイを舞台にした、「ホテル・ピーベリー」のイメージなんですが、
本書は、梨園(歌舞伎界)のお話。
本書以外でも、梨園を舞台にした話を書いてるし、
時代物も書いてたりと、かなり引き出しの多い、かつ多作な作家さんですね。
さて、本作の主人公は、
30代後半の歌舞伎役者、梨園ではまだ中堅ともいえない年齢らしい。
初舞台を控えた6歳の息子を持つが、
病気で亡くなった先輩役者の、息子と同じ6歳の子の後見人を務めることに。
父親として、後見人として、ふたりの子供を分け隔てなく育てようとするが、
息子の初舞台を数日後に控えた日にあることが。。。
本筋とは直接関係ないが、本書で一番印象に残ってるのが、
世襲だから、才能が無くても、梨園では生きていけるらしいこと。
梨園という、世襲の閉じた世界、
いろいろとあるんでしょうね。
胡蝶殺し | |
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著者は、
自転車競技の、「サクリファイス」シリーズや、
ハワイを舞台にした、「ホテル・ピーベリー」のイメージなんですが、
本書は、梨園(歌舞伎界)のお話。
本書以外でも、梨園を舞台にした話を書いてるし、
時代物も書いてたりと、かなり引き出しの多い、かつ多作な作家さんですね。
さて、本作の主人公は、
30代後半の歌舞伎役者、梨園ではまだ中堅ともいえない年齢らしい。
初舞台を控えた6歳の息子を持つが、
病気で亡くなった先輩役者の、息子と同じ6歳の子の後見人を務めることに。
父親として、後見人として、ふたりの子供を分け隔てなく育てようとするが、
息子の初舞台を数日後に控えた日にあることが。。。
本筋とは直接関係ないが、本書で一番印象に残ってるのが、
世襲だから、才能が無くても、梨園では生きていけるらしいこと。
梨園という、世襲の閉じた世界、
いろいろとあるんでしょうね。