題名にふさわしく
なのか(?)、
赤い表紙に白抜きの題名という人目を惹く装丁で
手に取ったのだが、
著者名を再確認して、いったん戻そうかと。
(実際一旦、棚に戻したんですが)
著者のことを何にも知らずに読んだ、
「神様のいない日本シリーズ」は悪くなかったんですが、
芥川賞を獲った『共喰い』は、あまり好みではなく、
それもあって止めようかと思ったんですが、
わたしの住む市の対岸の本州の市を舞台にしてること、
パラパラっとめくった感じで読めそうな感じだったこともあり、
なんとなく気になって読んでみることに。
ただ600ページ近い長さなので、
とりあえず、ネットで評判を確認すると、
アマゾンでは、2件の評価ですが、その評価の悪さにびっくり。
一方では、全国紙各社の書評欄で取り上げられており、
注目作に。
フラットな気持ちで読み始めると、
なんとなく、古い感じ、今(現在)の時代設定ではないと
思いながら読んでいくと、アメリカ同時多発テロ事件の描写が。
2001年頃の時代設定で、主人公は高校生。
その割には、主人公の考え、思い悩む内容が古い感じがした。
著者の高校生時代、あるいはもっと前の、
いわゆる"昭和"の時代の方が、ふさわしい感じが。
そんな違和感もあったが、そんなに悪い作品じゃないないかな。
精読ではなく、斜め読みでしたが、
最後まで作品への興味は持続しました。
燃える家 | |
田中 慎弥 講談社 2013-10-25 売り上げランキング : 87167 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
なのか(?)、
赤い表紙に白抜きの題名という人目を惹く装丁で
手に取ったのだが、
著者名を再確認して、いったん戻そうかと。
(実際一旦、棚に戻したんですが)
著者のことを何にも知らずに読んだ、
「神様のいない日本シリーズ」は悪くなかったんですが、
芥川賞を獲った『共喰い』は、あまり好みではなく、
それもあって止めようかと思ったんですが、
わたしの住む市の対岸の本州の市を舞台にしてること、
パラパラっとめくった感じで読めそうな感じだったこともあり、
なんとなく気になって読んでみることに。
ただ600ページ近い長さなので、
とりあえず、ネットで評判を確認すると、
アマゾンでは、2件の評価ですが、その評価の悪さにびっくり。
一方では、全国紙各社の書評欄で取り上げられており、
注目作に。
フラットな気持ちで読み始めると、
なんとなく、古い感じ、今(現在)の時代設定ではないと
思いながら読んでいくと、アメリカ同時多発テロ事件の描写が。
2001年頃の時代設定で、主人公は高校生。
その割には、主人公の考え、思い悩む内容が古い感じがした。
著者の高校生時代、あるいはもっと前の、
いわゆる"昭和"の時代の方が、ふさわしい感じが。
そんな違和感もあったが、そんなに悪い作品じゃないないかな。
精読ではなく、斜め読みでしたが、
最後まで作品への興味は持続しました。