人の生き方 | 北新地ホステス事情 & 女社長日記

人の生き方




今日の焼肉は・・
急遽
キャンセル。。
9月に変更・・・・してもらった。

お嬢
なんか・・
プーさんと別れてから・・
すごく熱っぽい。
風邪をもらってしまった様子。。

とりあえず
ぽっかりあいたこの時間をどう過ごすか考えて・・・

2ブロック先のスタバへ。。

バスは
みんな同じ様な格好をした
個性の1つもない
サラリーマン達の帰宅ラッシュと重なって
寿司詰め状態。。。

スタバを持ち帰りにして
なんとなく
気付いたら
土佐堀通りを2ブロック歩き続けていた。。。

そして

同棲していた時によく利用してた
コンビニへ。。

タバコ買って
お会計を・・・
と、レジに行ったら

少し年配の痩せ細ったおじさんが
慣れない手つきでレジを担当していた。


え?????

この人どっかで見た人やん。。??


まじまじと顔を見るのも失礼なので
名札チェック・・

なんとなく
向こうも見られたくないのか・・笑
顔をふせがち・・・

( この人、ジョニー君と住んでたマンションの一階で
  お洒落なカフェとお蕎麦屋さんをやってた
  オーナーじゃん!!! )

正直。。。驚いた。
なんで
こんな所でバイトしてんの?・・・状態。

ちょうど
お嬢がジョニーくんと別れようとなってた時期
と同じ頃。。
このオーナー
流行ってたお蕎麦屋さんを急に締めちゃって
お嬢がマンションを出た時期には
カフェだけを
細々とやってる状態だった。

その時も
「 奥さんが病気がちでな~両方のお店をやっていくのが
  大変やねん・・だから閉めたんだけどね・・
  ここのカフェも誰かに任せるか
  権利を買ってくれる人探してる状態で・・
  不動産屋に頼んでるんやけどな~
  人生。。生きてると色々あるわ~。。。はぁ・・・」

よくため息をもらしてた。

レジでの無言のやり取りが終わって
再び自宅に向かって歩いてる時に
なんだか。。胸が締め付けられるような思いがこみ上げてきた・・

気付いたらジョニー君に連絡。

どうやら
オーナー・・頼んでいた不動産会社に騙された様子。
お嬢がマンションを出て行ってからは
オーナーが時々
ジョニー君に相談をしていた様子で。(⇒ジョニー君も不動産関係)

一時は借り手がみつかったらしいけど
借り手が【 焼肉屋 】だったらしく
マンション管理組合の反対にあったらしく
でもオーナーは
いい条件だった為、どうしても貸したい。

組合とオーナーの間で
もめにもめた様子。。。

そして行き着いた
結果は。。。コンビニでバイト・・。

そんな所で働いていても
借金の利子にもならないだろう。。。
すでに
50も後半に入るだろう年代なのに
プライドも何もかも捨てて
近所でバイト。。

生き生きと
ゴールデンレトリバーを自分のカフェで
遊ばせていた面影なんて
何処にもなかった。。。

とっても
お洒落な素敵な男ってカンジだっただけに
この結果は
あまりにも可愛そうだった。
なんか本当に辛かった。

ジョニー君も会社を再建させようと
必死に前向きに試行錯誤でやってる様子。。

お嬢の周りの人達は。。
お金持ちか
お金が無いか
どちらかといえば
くっきり分かれていて・・
ぼ~っとしていても
給料が入ってくるサラリーマン人種がほんと少ない。

「 俺もこんなトランクルームみたいな部屋に住んでるけど
  もう一度!って気持ちで働いてるから
  金が入ったらご馳走するからな 」
ってジョニー君は言ってた。

冗談まじりに
お嬢がやとったげよか?
って言ったら 「 アホか!」
とさらりと交わされた・・・笑

お嬢は一生懸命に頑張ってる人が好きだ。
いつかは死んでいく命。
安全になんの目的もなく
生活の為だけに働いてる人間に
なんの魅力も感じない。

それだけに
人生の明暗を分ける
分かれ道に差し掛かった時に
どんな
判断をするかで
良いようにも転び
悪いようにも転ぶ。

でも
だから人生
生きてて面白いんじゃないのかな・・?

お嬢は
「 だったらおごってもらえるまで
  お嬢がずっとご馳走してあげるわ 」

彼は
「 オンナにおごってもらうのが
  性格的に許されないって分かってるやろ?
  この間は偶然会ったからご馳走してもらったけど 」

お嬢
「 だったらオンナと思わなかったらいいやん 」

するとジョニー
「 じゃ・・豚にご馳走してもらってると思って
  ご馳走になっとこか?」

だと。。。

なんでやねん・・・・