【想い出事件簿】大洋、中山裕章。わいせつ事件で解雇、謹慎処分になりました。
▲抑えられなかったのでしょうか
横浜大洋ホエールズで活躍した中山裕章。
この名前を見て、二通りの印象を受ける人も多いでしょう。
一つ目の顔は、リーグ最多の70試合に登板し、10勝24セーブを挙げながら規定投球回に到達するなど、先発も抑えもこなすタフネス右腕。
もう一つの顔は、1991年シーズン終了後に小学4年生、幼稚園児などに対して猥褻行為をした疑いで強制わいせつと公然わいせつの罪で逮捕されたタフネス男。
被害者とは示談が成立し起訴猶予処分とはなりましたが、これが原因で解雇されプロ野球機構は無期限の資格停止処分。
その後運送業に就くが復帰を望むファンは「中山裕章君の復帰を願う市民の会」を作り、10万人もの署名を集め1年後に資格停止処分は解除、1993年暮れに打撃投手として中日ドラゴンズに入団しその後現役復帰。
なお捕まった1991年には高橋雅裕選手と共に大洋漁業(現マルハ)のCMに出演していたそうです。
宣伝効果は抜群だったのではないでしょうか。
悪い効果ですが。