★月曜日には気をつけろ
“I don't like Mondays”
・・・という、悲しいロックソングが大昔に世界中でヒットしたんだ。この歌の主人公は少女だった。
この歌は、その少女の青春の呪詛だったんだ。
日本ではここ数年間、毎年3万人前後、自殺者がいるそうだが、
厚生労働省の統計報告によると、
月曜日に最も自殺者が多いのだそうだ。平均107人。
ちなみに、最も少ないのが土曜日で、 平均74人。
週の始まりに最も多く、週の終わりに最も少ない。
一般的に、土日を休みにする企業や学校が多いという事情から、
「社会生活が始まることに、強いプレッシャーを感じる人が多い」
(by某精神科医)という推論が成り立つのであるが、
なるほど、自分の経験を踏まえると、大いに納得がいく。
同じ暦(こよみ)を使う西洋にもこの傾向があるようで、
過去に、英国で、ブームタウンラッツ
というロックバンドが、
「I don't like Mondays」という曲で、
UK No.1ヒットを獲得したことがある。
これは、
米国で実際に起きた事件を題材にしているのだが、
ある月曜日、女子中学生が、
「月曜日が嫌いだから」との理由で、
ライフルを乱射して、11人を死傷させたもので、
事件発生当時、世界中を震撼させ、
日本でも大きく報道されたそうである。
日本で今、頻発している悲惨な少年事件の
「さきがけ」みたいなものかもしれない。
“I don't like Mondays”
明るく軽快なビートで、
その生徒の心象風景が唄われる。そして、
ポップなメロディながらも欝なるリフレインが、
曲中で何度も繰り返されるのである。性急に。
あい どんと らいく まんでぇ~ず ♪
あい どんと らいく まんでぇ~ず ♪
あい どんと らいく まんでぇ~ず ♪
あい どんと らいく まんでぇ~ず ♪
僕も子供の頃から、月曜日が大嫌いだった。
その点においては、この少女に賛同できる。
激しく同意だ。激しすぎて禿げ上がって、
アデランスの世話になりたいくらい、同意だ。
これは、大人になってからの話だが、
ある一時期、僕にとっては、毎日が月曜日気分だった。
昼下がり、ビル街の雑踏を歩いていると、
自分が無力で無意味な、劣悪な存在に感じ、
陽だまりの中に、
自分が歪んで溶けて消えてしまいそうな、
不安な感覚に陥ることがよくあった。
青臭い、自意識過剰な自分に、
アルマゲドン級の批判と憎悪と嫌悪を抱き、
浴びせつつも、その反面、
「それも甘美な自分の末路だなあ」という誘惑に駆られ、
ウキウキ妄想している、変てこりんな奴だった。
ま、今もバッチリ、変てこりんなんだけどね。
(ノД`) アレマ~
月曜日の朝の破壊衝動、暴発、自殺。
それは突然の悲劇ではない。
その駄目な物語は、毎日紡がれ更新されていくんだ。
そして、正真正銘の鬱が、
徐々にココロをむしばんでいくんだ。
月曜日の朝の大憂鬱。自他大虐殺は、
物語のクライマックスに過ぎない。
僕には、その物語を紡ぐ素質がある。
危険だぜ。。。。わかってる。
社会人である限り、この共同体の中で、生きていく限り、
自分の創る脳内世界・夢と、
現実の世界との折り合いをどこかでさ、
つけていかなきゃならない。誰だってわかっている事だ。
自己実現・・・ちゅうやつは、ほんとにやっかいなヤツだ。
しかし、ぶきっちょながらも、
なんとかやっていかなきゃいかんのよね。
僕は、大人になりすぎた今でも、
相変わらずのドタバタ振りだ。
どんくさいなあ、
ぎこちないなあ。
弱虫だなあ、
辛いよなあ・・・ってね。
諸般の事情についての説明は、今回省略するが、
つまりは、
カッコ悪く恥ずかしい人生な訳だ。
エヘッ(^_-)-☆
でもネ。
その恥ずかしさを、
ネタにして笑える余裕はあるつもりだから、
まだまだ僕は、しぶとく、
ガンガン生き恥さらして生きていくつもり。
世の皆様に極力ご迷惑を掛けないよう、
仙人目指してポップに暮らすよ。
だって、永遠の21歳だからね~
(;´Д`)プギャー
でもナ。
月曜日には気をつけろ。
・・・などと書いてみたけど、僕は無職なのだから、
いまや 『毎日が日曜日』 なのDEATH。
いや、、、 【毎日が月曜日】 なのかもしれないよ。
え!?