世間知らず | 廃人生活

世間知らず

忌野清志郎氏に、「世間知らず」という歌があります。

丁度、彼が今の僕と同じ年齢の頃(40歳くらいの頃)に作ったものです。


このうた、

キヨシローさんは、ロック界の成功者だから、ロマンになるけど、

僕だと、リアルすぎて泣きたくなってくる。

でも当面の、ブログのテーマソングは、これなのかな。

ほんとは、奥田民夫氏の「さすらい」と、カッコ良くいきたいところですが。。。。




       ≪世間知らず≫


      苦労なんか知らない 怖いものも無い

      あんまり大事なものも無い 

      そんな僕なのさ


      世間知らずと笑われ キミは若いよとあしらわれ

      だけど今も夢を見てる 

      そんな僕なのさ


      部屋の中で 今はもう慣れた

      ひとりきりで ぼんやり外をながめてるだけ


      世間知らずと笑われ 礼儀知らずとつまはじき

      いまさら外には出たくない

      誰かが迎えに来ても


      苦労なんか知らない 怖いものも無い

      世間知らず 何も知らず

      夢をまだ見てる


      そんな僕なのさ



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僕は元来、インドア派で、

仕事が休みの日は、家でダラダラすごしたものですが、

“毎日が日曜日”と化して以来、

インドア派というよりは、「ひきこもり」と表現した方がしっくりとくる、

そんな暮らしになってしまいました。


お金が無くなってくると、ますますその傾向は強まり・・・

だらだら暮らす・・・

嫌じゃないけど、このままでは死んでしまう。

お金が無いと、生きていけないものね。

当たり前ですが。


死にたくないから、なんとかしないといけません。

のんきな調子で書いていますが、内心不安でしょうがないのです。

いい歳したおっさんが、ひきこもりだ、ニートだ、なんて、重すぎるぜ、キモイぜ!


社会のゴミだぜ。



世界にはいろいろな人がいるから、いろいろな人生があります。

でも、日本においては、僕くらいの年齢になると、

結婚して子供がいて、

自分の夢よりも、その子の将来を心配したり、

親の老後をどうフォローするか、とか、

家のローンに追われたり、

仕事においても、それなりのポジションで活躍している人が沢山います。

ひとそれぞれ、自由な価値観で生きていけばいいのですが、

正直、ちと引け目を感じるのは確かです。


僕にはなにがあるんだ?

なにかあるのかい?


大人になりきれずにオトナ(ていうか、おっさん)になった人間は、

なにかしら成功を手にしていないと、かなり惨めなものです。

「少年の心を持った大人」なんて、

全然洒落ていないのです。

 

すなわち僕は、客観的に評価・認識すると、

「人生の落伍者・廃人」・・・な、現状。



僕が、大卒以来10数年勤めた仕事を辞めた要因は、

色々な事情が重なったものなので、簡単には説明がつきません。

精神的にかなりマイっていたのです。


現在のこの状況は、

心の病が関係しているのかもしれません。、

(専門家の診断を仰いでいないので、わかりません)


しかし、自己認識としては、

僕自身が確信犯的に演出しているものです。


つまり、

「他人の下では、働きたくない」

「ひとりだけで完結する仕事がしたい」

「好きなことだけを、やっていたい」


嗚呼、自分で書いていて、阿呆か!・・・と思います。

生きるって、んな甘いもんじゃない。

それでも、こんなことを妄想している僕は、 “狂人”なのかもしれません。


そんな、恥さらしな情けない男の自己解体~日々の暮らしと妄想~を、

ブログに綴っていこうと思い立ちました。

(アメブロさん、お世話になります。)


それは、なんのため? たんなる暇つぶしかね?


いえいえ。そうじゃなくて・・・。

自分自身を追い詰めるために。

大げさに言うと、生き延びるために。


終わらないために。





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