広告的日常生活 ~広告とかそれ以外とか~ -3ページ目

仕事上の大失敗

社会人を20年以上やっていると、

誰だって失敗のひとつやふたつあるものです。

 

見積もり金額を間違えた。

電話を取り次いだ瞬間に、くしゃみをした勢いで切ってしまった。

 

なんて小さな失敗はよくあること。

 

自分自身で振り返った際、クビになるくらいの大ミスは

しなかったけれども、心に残る失敗は思い当たるフシがあります。

 

6年ほど前でしょうか。

 

当時、WEB専業代理店に勤務しており、営業を担当していました。

東京の本社勤務で、基本的には東京とその周辺が対応エリアです。

 

ところが、近畿エリアの支社からの紹介で、

どうしても東京本社で対応して欲しいというお客さんがいました。

 

それなりに予算が大きいWEBサイトリニューアルと、

その後の広告運用のコンペ案件をいただきました。

 

徹夜で企画書を作り、その足で近畿まで新幹線で出張。

その甲斐あってか、見事受注。

 

そこまでは良かった。

 

受注後の定例会議は、月1回の出張はOKだけど、

それ以上の出張はNGという会社からの指令。

 

仕方がないので、当初あまり馴染みの無かった

Skypeでお客さんとWEBミーティングを行うことになりました。

 

会社でSkypeを使った十分な設備が無く、

自分の私物であるipadを使って、打ち合わせをしていました。

 

ある時、Skypeミーティングが終わり機材を片付けていると

同席した制作担当者S氏が、お客さんの悪口を言い始めました。

 

当時、WEBサイト制作に関してお互い距離があるせいか

コミュニケーション不足で、お互い不信感が高まっていたせいもあり、

S氏の不平・不満が先ほどの重苦しい打ち合わせから一転し、

堰を切ったように、流れ出るではありませんか。

 

私は、営業としてクライアントと社内の板挟みになっており、

「うん、うん」と適当に相槌を打って、聞き流していました。

 

そして、後日またSkypeでクライアントとミーティングする

機会がやってきました。

 

遠隔会議でクライアントの表情がはっきりと分からないため

断言できませんが、明らかに今までのミーティングとは

雰囲気が異なっていました。

 

あれっ、なんか変だな

 

と違和感を感じたものの、いつも通り打ち合わせを続けていました。

最後にクライアントからこんな一言を言われました。

 

「〇〇社さん(私の会社)って、ITに詳しいようですが、それほどでもないですよね」

 

えっ!いきなり、何言い出すんだ?

と面食らったものの、意味が分からずその日のミーティングは終了しました。

 

後日、上司から衝撃的な一言を告げられました。

 

「こないだの、SkypeミーティングでS氏の悪口が全部クライアントに聞こえていたみたいだよ!」

 

はっ!!!

 

全部聞こえていた!

 

どうやら、skypeを完全に終了していなかったようです。

自分では、終了させたつもりが、音声だけクライアント側にダダ漏れだったようです。

 

その後、S氏はどうなったかというと、

Skypeミーティングでは、ギリギリ画面に映らない場所に座らされ

一切発言無し。

 

それ以降は完全にプロジェクトメンバーから外されてしまいました。

 

悪口を言って、クライアントを怒らせたのはS氏ですが、

間接的に伝達したのは、間違いなく私でした。

 

S氏には平謝りしましたが、後の祭りです。

 

その後S氏は転職し、私も転職し交流はありませんが、

私の仕事に関する大失敗の中でもベスト10に入る

スマッシュヒットでした。

 

追伸:

Sさん、お元気ですか?

今度会ったら、飲みに行きましょう。

クライアントの悪口は無しでね。

 

広告代理店出身者が『左ききのエレン』について思うこと

いきなりですが、『左ききのエレン』というコミックをご存じでしょうか。

『少年ジャンプ+』に連載中の人気コミックです。

 

 

 

 

知り合いから紹介されたのですが、夢中になりすぎて

気が付けば、Kindleで全巻ダウンロードしていました。

 

簡単に紹介すると、大手広告代理店を舞台にした群像劇です。(wikipedia参照

物語のキーマンは大手広告代理店の駆け出しデザイナー朝倉光一と、

類まれな絵の才能を持っているが、絵を描くとことをやめてしまった山岸エレン。

 

大きなテーマとなっているのは「天才」と「凡人」について。

 

天才は一握りの人間で、残りは凡人である(間に秀才はいるかもしれないけど)。

という事実はあるものの、本当に天才には敵わないのか?

『左ききのエレン』には多くの天才と、天才に対抗する凡人が登場します。

 

天才の代表はタイトルにもなっている、山岸エレン。

凡人代表は、朝倉光一。

 

この二人が接近したり、離れていったりしながらストーリーは

展開していきます。

 

ストーリーは高校・美術系大学も含まれているものの、

大部分は大手広告代理店で展開されている点が、

自分自身が共感した理由です。

 

私は今でこそ、WEBマーケティング会社の営業職ですが

社会人のスタートは零細広告代理店から始まりました。

 

今でこそ、大手総合広告代理店はブラックな

イメージが強いですが、20年ほど前は人気企業でした。

 

今は、ほぼ日刊イトイ新聞の方が有名ですが、

コピーライターの糸井重里、川崎徹といった有名コピーライターが

もてはやされたり、だんご3兄弟の方が有名ですが、

CMプランナーの佐藤雅彦がポリンキーや

ドンタコスといった妙に目に耳に残るCMを作ったり。

 

とにかくバブルな時代だったので、企業が使う広告費も

潤沢にあり、まだTVCM全盛時代だったので、

大学生の自分にとっては、何やら企業からお金をもらって楽しそうな仕事ができる。

と勘違いしていたのです。

 

就職活動は、夢は大きく「電通」「博報堂」「東急エージェンシー」をはじめ数々の

広告代理店を受けたものの、まったく歯が立たず、

辛うじて卒業間近に零細広告代理店に滑り込んだのです。

 

自分は文系私大にも関わらず、広告クリエイティブに興味を持ち

コピーライター、CMプランナーを希望していました。

 

そもそも、広告代理店の求人数が少ないうえに、

花形業種のクリエイティブ部門希望なんて、

今考えれば、相当チャレンジングな就職活動でした。

 

最終的に募集人数の最も多い、営業職に落ち着くのですが、

暇があれば、素人でも自分が考えたコピーを応募できる『宣伝会議賞』

に応募したりしていました。

 

『左ききのエレン』にも、コピーライターをめざしていた営業職の流川や、

マーケティング局からクリエイティブ局にコピーライターとして、

転籍してきたみっちゃんなど、自分と同じような指向性を持っている

人物が登場してきます。

 

自分は結局、クリエイティブ職には就かず(就けず?)

中小企業→大企業と広告畑を転職していくことになりますが、

流川とみっちゃんには、かなり共感できます。

 

そして、一番共感できる点は「不夜城」と揶揄される、

深夜~早朝に及ぶ勤務体系でしょう。

 

働いたことがある人なら実感できるとおもいますが、

「広告代理店」という華やかな外見とは裏腹に、

仕事内容は地味で辛い仕事がほとんどです。

 

今から相当昔ですが、電通を受験したときに、

廊下の壁に「過労死は会社の恥」とポスターが掲出されていたのは

いまでも覚えています。

 

自分は途中で紙媒体の広告代理店から、WEB系の広告代理店へ転職したので、

深夜残業・徹夜が当たり前の会社でした。

 

なぜ、そんなに遅くまで仕事をするかといえば、

 

①営業ノルマを達成するために、数字が達成できなければ、

  ひたすら非効率な新規営業を行う

 

②雑誌・新聞は広告を掲載してクライアントに納品すれば終わりだけど、

 WEB広告は掲載期間であれば、ある程度は差し替えが可能。

 

③TV、新聞、雑誌と違い、WEB媒体は広告の表示回数・クリック数・コンバージョン率

 など、ことこまかに結果が分かる。分析→改善提案と広告掲載後も業務が続く。

 

④会議・書類作成・提案書作成など、営業活動以外の業務が多すぎる。

 

ざっと、こんなところでしょうか。

 

『左ききのエレン』では、光一が3億のプレゼン前は

早朝まで半分眠りながら仕事をこなしていました。

 

営業とはまた違い、答えの無いクリエイティブの世界では、

いくらでも質を上げようとおもえば、上げられるためではないでしょうか。

志の低いクリエイターであれば、適当に終わらせることもできるでしょうが、

光一の所属している目黒広告社では、命を削ってでもクリエイティブの質を上げる

強者クリエイターがゴロゴロいるわけです。

 

などなど、かなり長文になってしまいましたが、

広告関係者、デザイナー、クリエイター、これらの業種を目指す人

は読んでおいても損はないかとおもいます。

 

コロナウィルス終息後に伸びそうなサービス

連日のコロナ関連ニュースで、気分も落ち込み気味。

こういう時は、コロナ終息後の希望的観測をしてみたいところです。

 

仕事の観点から考えて、今後需要が高まりそうなサービスを

推測してみました。

 

●リモートワーク・オンライン商談関連サービス

 

 ZOOMCisco webexなどのWEB会議システム。

 現状でもかなりニーズは高いとおもいますが、

 リモートワークに懐疑的な企業も今回を契機に、

 導入に踏み切るのではないでしょうか。

 

 ベルフェイスなどの、オンライン商談ツールも、

 導入する企業が増えそうです。

 私自身も、在宅勤務中にベルフェイスを使った

 商談に対応しましたが、意外とスムーズに説明を聞くことができました。

 

 

●バーチャル展示会・イベント

 

 展示会やイベントは軒並み中止・延期が相次いでいますが、

 バーチャル化すれば実行可能です。

 

 ITmediaのバーチャルイベントサービスclusterのバーチャルSNSサービス

 のようなサービスは需要が増えそうです。

 

 展示会を企画して中止になった場合、会場代・運営設営費・集客費用が

 無駄になってしまうので、バーチャル展示会・イベントはリスクヘッジになります。

 

 リアル展示会・イベントが主体でも、最悪バーチャルだけは開催

 というハイブリッドで企画するのもアリかとおもいます。

 

●リアルイベント・フェス

 

 ライブハウス、音楽イベント、野外フェスなどの濃厚接触しやすいイベントは

 いち早く停止・自粛が決定しました。

 とはいえ、野外に出て音楽と自然に触れたり、踊ったりしたい。

 という欲求はなかなか抑えられるものではありません。

 自粛の反動で、以前に増して参加者が増えるかもしれません。

 個人的には、フジロックロッキンジャパンフェスが予定通り開催されるか心配です。

 

 仮に実施するにしても、体温チェックや個人IDのチェック強化、アルコール禁止、

 一定の距離を保っての参加など、いろいろと規制が増えそうですね。

 

●婚活サービス

 

 東日本大震災後に、結婚件数が増加したという話がありますが。

 (実際のところ結婚件数は増えていないとうデータも)

 婚活サービス企業にとっては、ニーズが増えるかもしれません。

 

 これだけ人との関わりが少なくなると、婚活に限った話ではなく、

 人とのつながりを求める傾向は強まりそうですが・・・。

 

●不動産

 

 東京での感染者数が増加するにしたがい、軽井沢などの

 別荘地に避難。いわるゆ「コロナ疎開」が話題になりました。

 

 別荘を持っており、それほど仕事をしなくても成り立つ

 富裕層だからできる行動かもしれません。

 

 とはいえ、リモートワークが定着すれば東京近郊に住んで

 通勤しなくてもいい。という判断になります。

 

 完全なリモートワークは難しくても、週2~3日は自宅で、

 それ以外は会社に出勤というスタイルなら、

 家賃の高い東京・東京近郊に住まなくても言い訳です。

 東京一極集中の緩和にもますし、地方活性化にもなります。

 

 不動産の相場も、東京・東京近郊はひょっとしたら、

 値下がりするかもしれません。

 

 狭いワンルームマンションに無理して住まなくても、

 自分の好きな地域に住んで自然を満喫。

 週2~3日だけ東京で仕事。なんてスタイルもますます増えるかもしれません。

 

●宅食・宅飲み需要

 

 飲食店の営業自粛により、すっかり居酒屋・レストランにはいっておりませんが、

 そうなると、「ZOOM飲み」なるオンライン飲み会が流行っています。

 私自身も先週初めて参加しましたが、それなりに楽しめました。

 

 自分の好きなアルコール類やつまみを容易して、

 実際に相手の顔を見ながら話すのは、落ち着きます。

 

 スーパーや持ち帰り食材を提供している企業は、

 しばらく需要が増えそうです。

 

 オンライン飲み会がどこまで定着するかは分かりませんが、

 外食・居酒屋産業はしばらく厳しそうですね。

 

 逆にデリバリーにシフトするのも手かもしれません。

 野球場のように、電話注文を受けたらビールサーバを担いで、

 生ビールを提供するとか。

 

●アパレル

 

 私自身、ユニクロ製品が好きで、よくユニクロに訪れるのですが、

 この状況だとショッピングセンター自体が閉店しており、

 食料品以外の店舗に立ち寄れない状況です。

 

 せっかく暖かくなって、初夏の装いを買いたくても買えない

 というジレンマ。

 

 一方、外出する人のマスク着用率はほぼ100%。

 欧州・アメリカなどでは、そもそもマスクを着用する文化が無いので、

 感染が広まった、なんて話もありますが、

 今後は世界的にマスク着用が当たり前になるかも。

 

 ここに目を付けたシューズブランドのニューバランス

 自社工場で医療用のマスク生産を開始したようです。

 

 そのうち、ルイヴィトンやエルメスなどのハイブランドが、

 ラグジュアリーなマスクを販売。

 なんてこともあり得るかもしれません。

 

 

 などと、暗い状況でも希望的な想像をしていると、

 なんだかポジティブな気持ちになる。

 かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

在宅勤務2ヶ月目

久しぶりのブログ更新になります。

 

世の中、すっかりコロナウィルスの影響を受けておりますが、

自分も例外ではありません。

 

仕事はデジタルマーケティング会社の営業ですが、

3月上旬から在宅勤務になりました。

気づくと、もう1ヶ月以上経過している状況です。

 

当初は対岸の火事、的なスタンスで過ごしており、

職場近くの中国人観光客も減ってきたな~

くらいの意識で会社に出勤していました。

 

ところが、経営陣がざわつき始め、

「明日から在宅勤務になりました」と宣言され、

いよいよ他人事ではないな、と実感しました。

 

前職では残業が多かったので、休日に自宅で

ノートPCを開いて仕事をすることはありましたが、

本格的な在宅勤務は初めての体験。

 

今ではかなり慣れてきましたが、慣れるまでは時間がかかりました。

 

そんなわけで、在宅勤務中の違和感をまとめてみました。

 

①服装問題

 

 まさか、自宅でスーツを着て仕事は無いだろう。

 かといって、パジャマで仕事はだらけすぎ。

 毎朝上司とZOOMを使って打ち合わせがあるため、

 せめて上半身だけでもきちんとしないと・・・。

 

 というわけで、いつも仕事で着ているワイシャツ(白か薄いブルー)と

 ユニクロのエアリズムカーディガン(紺色)。

 

 

 下半身はユニクロのスキニージーンズが基本スタイルになりました。

 

 ユニクロのエアリズムカーディガンは、ツヤがありZOOMを通してみると

 ジャケットを着ているように見えるようです(上司 談)。

 

 このスタイルは現在も継続中。

 在宅期間がいつまで続くかわかりませんが、温かくなったら

 多少スタイルは変更するかも。

 

②ZOOMで打ち合わせ

 

 以前からSkypeで仕事の打ち合わせをしたことはあるので、

 WEB会議は多少慣れていました。

 が、毎日となると話は別です。

 決まった時間にZOOMを立ち上げて、相手が参加するまで待つ。

 というルーチン作業は今回が初めて。

 待っている間のぼーっとしている時間の対処に

 まだ違和感を感じています。

 

 また、ZOOMというツールに慣れていないので、

 しばらくカメラをオフにしたまま、上司を打ち合わせをしていました。

 原因はノートPC内臓カメラの調子が悪く、機能していなかったようです。

 外付けのWEBカメラで今は対処しています。

 

 こんな状況なので、当然外部のお客さんともZOOMミーティングです。

 基本顔出しですが、女性と打ち合わせの場合「ちょっと緩んだ格好なので・・・」

 といって、カメラをオンにしてくれない方がいらっしゃいました。

 メイクをしてなかったり、自宅のプライベート空間を見せたくない

 という気持ちも分からないではないですが。

 

 あるお客さんはZOOM用の背景画像を使っている人がいました。

 なにやらSF映画に出てきそうな宇宙空間が表示されました。

 すぐに通常画面に切り替わりましたが、いろんな画像を使ってみるのも

 楽しそうです。

 

③運動不足

 

 ひょっとして多くの在宅勤務者が感じているのでは。

 基本的に外出自粛なので、私は外に出るタイミングは

 朝の散歩、お昼の弁当購入、夕方の散歩or買い物くらいです。

 

 通常勤務中は、営業職ということもあり1日10,000歩程度ですが、

 在宅勤務中は5,000歩いかないこともザラです。

 

 毎週土曜日に通っているジムも最近は休業中のため、

 確実に体力は衰えています。

 

 対抗策として、自主トレーニングに励んでいます。

 スクワットと鉄アレイを使った筋トレをできれば毎日、

 少なくとも2日に1回実施しています。

 

といった違和感も徐々になれてきましたが、

コロナウィルスが終息するにはまだ時間がかかりそうです。

長期戦の構えで対応していく予定ですが、果たして・・・。

 

 

 

 

 

 

無人レジに思うこと

毎日何かしら利用しているスーパーやコンビニ。

私は会社の出勤前は毎日ナチュラルローソンでタリーズのボトルコーヒーを

購入しています。

 

毎朝のルーティーンのようですが、7月に転職してから

ほぼ固定の行動になってしまいました。

 

モノを買ったら当然「購入」というフローが発生しますが、

最近のレジでは無人レジが徐々に増えてきましたよね。

私がよくいく某イオン系スーパーとTSUTAYAでは、毎回無人レジを利用しています。

 

導入する店舗としては、人件費削減のためだとおもいます。

また、少子高齢化でなかなかレジ打ち担当者が集まらない

という事情もあるかとおもいます。

 

私は「レジは機械ではなく、人じゃなくちゃ」とはおもいません。

慣れるまではすこし戸惑いますが、使うといろいろな面でラクです。

 

ラクな理由

1)自ら手を動かすので、手持無沙汰にならない。

 

  商品点数が多い場合、レジを打ってくださるのはありがたいですが、

 手持無沙汰な時間が苦手です。

 無人レジだとバーコードを読み込ませる行動が、

 ちょっとしたゲームになります。

 

 特に、小さな子供はプチ職業体験になるのではないでしょうか。

 バーコード認識は、商品パッケージや形態によってちょっとしたコツ

 があるので注意が必要ですが、うまくいくと「クリアした」感があります。

 

2)時間の短縮

 

  あたりまえですけど、大きいですよね。

  実際は店員さんよりは処理する時間がかかっているはずですが、

  体感時間は短く感じます。

 無人レジが増えれば、待ち時間の短縮には確実につながります。

 もっと欲をいえば、かごを「ドカッ」と読み取り機の前に置けば、

 一瞬で合計金額が表示してほしいです。日本の技術ならできそうですね。

 支払いもカードで処理すれば購入商品が多くても

  ほんの5秒くらいで完了するのでは?

 

3)プライバシーの保護

 

 通常のレジに並んでいるときは手持ち無沙汰なので、前に並んだ人のかごの

 中身をついつい見てしまいませんか。

 カップラーメンやレトルト食品が多ければ「一人暮らしで料理しないタイプだな」とか

 同一銘柄の清涼飲料水をドカ買いしていると「糖尿病にならないのかな」とか・・・

 気にしすぎかもしれませんが、無人レジならあるていどプライバシーは保護されて

 ますよね。特にTSUTAYAでDVDを借りるときは威力を発揮してくれます。

 

以上が個人的な無人レジにまつわる考察です。

最近はキレる客とかも多いらしいので、店員の安全保護にもつながりそうです。

 

現場からは以上でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様は神様か?

7月に転職して、そろそろ2か月が経過しました。

前職はかなり営業色が強く、客先訪問・電話対応など、

お客さんとのコンタクトが多く発生しました。

 

現在の職場は、マーケティング活動が中心になっているため、

あまり客先訪問や、交渉はググッと減りました。

 

マーケティングオートメーションツールを毎日利用して、

アクティブな見込み顧客にメールを送付したり、たまにテレアポしたり、

提案依頼に対応する日々です。

 

前職では、営業=外に出て活動

 

という認識が強く、社内にばかりいると「営業のクセに・・・」

という視線が厳しかったです。

 

外に出たからといっても、訪問先ですべて案件が発生するわけでもなく、

売り上げが厳しいときは、手間ばかりかかる少額案件を

無理くり対応することもしばしばでした。

 

そういう案件に限って、クライアントがわがままで、

後でトラブルに発生することって、営業あるあるですよね。

 

そこで改めて「お客様は神様か?」

という話ですが、そんな訳ないですよね。

 

20:80の法則では、上位20%の顧客が売り上げ全体の80%を占めているし、

銀行に行けば富裕層向けの座って相談できる窓口もあるし、

アミューズメント施設でファストパスを買えば、優先的にアトラクションに

参加できるし・・・。

 

そう、枚挙にいとまがありません。

 

お金をもらっている以上、精一杯対応はしますが

範囲を超えたクライアントからの要求は、営業をはじめスタッフが疲弊します。

 

時と場合によっては、あえて「提案しない」「受注しない」「依頼されても断る」

姿勢が大事ではないでしょうか。

 

決定的に効果を上げる20%の案件に集中した方が、残りの80%を捨てても

同等、いや同等以上の効果を上げることもあります。

 

日本人は頼まれると、イヤイヤ受けてしまう傾向があるかとおもいます。

(私自身も頼まるとイヤとは言えない性格なので、よくわかります。)

 

でも、自分のキャパシティをパンパンにしないで余白を十分持った上で

効果のある20%に集中していきたいとおもいます。

 

全く社会人経験の無い方には、すぐ納得→行動できる

話ではないとおもいますが、理解しているといないでは、

今後の働き方においてえずいぶん違ってくるとおもいます。

 

いつ何時でも、心と時間に余裕をもって働きたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常に潜む勘違いポイント

最近の長雨で洗濯物が乾かない日々です。

つねに台風が千客万来状態の日本列島。

近くのコインランドリーに、洗濯物を乾燥させに行ってきました。

 

近所のコインランドリーは上下それぞれに乾燥機が設置されているのですが、

毎回迷うのが、コインの投入口。

 

 

ちょっとわかりにくいですが、左側が上段で右側が下段のコイン投入口です。

「コイン入れたのにドラムが回ってないな~」と上段の乾燥機を見ていたら、

何も入れていない下段のドラムが一生懸命回転していました。

 

慌てて、下段に洗濯物を入れ替えました。

コンビニに立ち読みに行っていたら、まったくの徒労に終わるところでした。

 

まさに日常に潜む勘違いポイントです。

きっと間違える人がおおいためか、丁寧に矢印シールが貼ってあります。

どうせなら、上段は緑のシール・下段はオレンジのシールにした方が

まだいいのでは。

 

とはいえ、いろんな注意書きが多いせいかスルーしがちです。

 

セブンイレブンのセルフコーヒーマシンもレギュラーサイズが「R」

ラージサイズが「L」の表示だけで、シンプルだけど慣れないと

戸惑う人も多いようです。

 

仕事で提案する企画書や文章にも、クライアント目線だと

勘違いするポイントが多く、そこがトラブルの原因になっているのかも

しれません。

 

シンプルで、わかりやすい文章を心掛けたいものです。

 

 

 

 

 

 

大きい会社はいいことか?

大企業と中小・零細企業。

できれば、安定した大企業で働いてみたいでしょうか?

 

大企業であれば、社会的信用もありローンも組みやすい。

友人にも自慢しやすい?

 

ワタクシ自身は10数人の零細企業から10,000人の東証一部上場まで

大小さまざまな4つの会社で働きました。

 

個人的な経験・相性からいうと、「大企業は働きにくい」

という正直な感想です。

 

景気が良く物を作ればかたっぱしから売れ、終身雇用が約束された時代なら

大企業の安心感は捨てがたいかもしれません。

 

しかしながら、今や個人のパフォーマンスが重視されるので

実力と市場のニーズさえあれば、中小・ベンチャー・個人でも

大企業に勝てる時代です。

 

大企業に満足している人は、無理に転職・独立する必要は無いとおもいますが、

「どうも自分自身に大企業は合わない」と感じたら、

転職、独立してもいいのではないかとおもいます。

 

自分が所属していた大企業だけかもしれませんが、

こんなことが日常的に起こってませんか?

 

・毎週朝礼で営業マンが全員ワンフロアに集まり、偉い人の話を聞き

 「上期売り上げ全員達成! おう!」などと掛け声を強要される

 

・IT企業でも書類が多く、決裁承認にものすごく時間がかかる。

 月末になると書類作成・承認依頼だけで1日が終わってしまう。

 

・請求書を発行してもらうのに、ものすごく時間がかかる。その結果、クライアントに怒られる。

 

・忘年会に異常に気合いが入っており、営業そっちのけで練習している人がいる。

 

・部署が縦割りで、いろいろサービスはあるものの、取りまとめられる人がいない。

 

・経営の基本理念という名の洗脳フレーズを毎朝唱和させらる。

 

・会社の新サービス・方針は上司ではなく、ニュースリリースや広告で社員が初めて知る

 

・メンタルを病む人が多い

 

 

などなど、大企業あるあるは尽きません。

 

中小企業も給料が安かったり、安定性が無い、知名度が無く営業しづらい・・・など

デメリットも多いですが、少数精鋭で経営者がしっかりしていれば働きやすいと

個人的に感じます。

 

今の職場がそんな会社なので、しばらくここで働いていくつもりです。

 

 

 

 

 

満員電車を回避してみる

毎日職場に向かうビジネスマン・ビジネスウーマンのみなさん。

ごきげんよろしゅう。

 

猛暑も落ち着きを見せて、朝の通勤も少しはラクになりましたね。

通勤と言えば、電車通勤。電車通勤といえば、朝のラッシュ。

 

通勤ラッシュで1日の体力の大半を奪われる。という御仁も多いのでは。

同じことを考えてらっしゃるコンサルの方がいました。

 

 

やらない決意やらない決意
1,512円
Amazon

 

著書「やらない決意」の中に

■通勤ラッシュに巻き込まれない

という章がありました。

 

ビジネスマンの朝の行動のなかで、もっとも意思エネルギーを奪っているのは、

満員電車での通勤である。

と述べています。

 

でも、なんとなく朝起きて朝食を食べて、バタバタ出勤していると

わかっちゃいるけど満員電車に乗ってしまいますよね。

 

ワタクシ最近転職して、朝の通勤列車に飛び乗る毎日でした。

 

例えば、田園都市線の二子多摩川駅の朝の

混雑状況を見てみましょう。

 

(参考資料:東急電鉄 サイトより抜粋)

 

ちょっと見にくくて恐縮ですが、AM7:41~AM8:14が混雑のピークです。

しかし、5分早く乗車するだけでも混雑状況はかなり緩和しています。

いつもより10分早く寝て出発する時間を10分早めるだけでも

体感的にずいぶんラクになるとおもいます。

 

ワタクシも実際やってみました。

すると、立ってスマホも見られない状況から、文庫本を読むくらいの

余裕が生まれてきました。

 

当然、会社に到着する時間も早くなります。

会社の最寄り駅のベンチがとても空いているので、

缶コーヒーを飲みながら日経新聞を読んだり、仕事に役立ちそうな本を読んで

過ごしています。

 

調子がいい時は1日に本を1冊読めます。

仕事も体力がある状態でスタートできるので、

かなりラクです。

 

早起きは最初はしんどいですが、1回やってしまえばルーチンになり、

思わぬ効果が出ること間違いなしです。

 

良かったら実してみてくださいませ。

 

 

 

 

 

 

20:80の法則で成果を出す

20:80の法則、パレートの法則。

 

マーケティングに詳しいビジネスパーソンなら

一度は聞いたことがあるこの法則。

関連書籍もいろいろ出版されているので、有名な法則です。

 

 

リアリティのある具体例として、上位20%のクライアントが会社の

売り上げの80%を占めている。

前職での売り上げ比率はまさにパレートの法則通りでした。

 

の20:80の法則は仕事でもきっと活用できるはず。

1日の仕事内容を見通したときに、最も効果の出る20%はどこなのか?

と考えると、すべての業務に全力投球するよりも20%の業務に集中する。

 

言い方は悪いですが、残りの80%は力を抜いてこなす。

新人には難しいかもしれませんが、中堅以上の社員なら

集中する20%はどこなのか、考えることはさほど難しくないかもしれません。

 

これほど魅力的な法則ですが、実際に実行している人は10%もいない。

とも言われています。

 

たとえばタスク管理表に10の仕事リストがあったら、かたっぱしから10のタスクを

おなじ力加減でこなす。

 

インプット(リスト作成)に気が向いてしまって、アウトプットまで考えていない。

自分自身もよくやってしまう仕事の取組み姿勢です。

 

リストどおりに業務をこなしていくのは確かにラクですが、

成果の悪いタスクに力を集中するのはもったいないことです。

 

1のインプットに対するアウトプットが1ではく、

5や10になるアウトプットをいつも考えておきたいものです。

 

20:80の法則を企業戦略に置き換えたときも、

5つの事業領域に均等に20%の力を均等に割り振るより、

1つの領域は極端な話、5%でもいいので競合に勝てる事業領域に

30%、40%の力を投下すべきです。

 

自分の会社はWeb専業の広告代理業ですが、

リスティング広告に10,000キーワードをまんべんなく出稿するよりも、

効果のいい100ワードにフォーカスした方がよいです。

(これには、状況によって賛否両論ありますが・・・)

 

あまった時間と予算は、サイト制作・SEO・リード件数アップ試作などに

回した方がいいでしょう。

 

そんなわけで、なるべく効率的に涼しい顔をして

仕事をしたいものです。