ベイゲニグマ終演しました&考察★ | aoi nao まっしぐら。

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役者 ピアノ伴奏

「VAGUENIGMA -Wheel of Fortune-」
怨道 愚道 慾道 恐道 終演しました!!観測ありがとうございました。

私は2年前と同じ役 熾火あの 役をやらせていただきました。
 
その時の演目は
口寄屋・梔子の因果トレイルズ
バーでピアノを弾いていたら蛇ノ目機関の連中に襲われて
偶然バーで飲んでた梔子さんに助けてもらって逃げる…ところから話がはじまり。ラストは網目に銃で撃たれそうになった梔子さんをかばって死ぬ 詳細はぜひ物販の台本をww
 
今回はそのちょっと前のところから。あの の幼馴染の、焼野原灯磨が中心のお話しでした。
 
いくら惹かれ始めてた梔子さんのピンチでも、よく飛び出したよな…守ったよな…とかいろいろ考えてたんですが 
 
華族制度が廃止になって生活環境が変わって。借金とりが何度も取り立てにきて。お父さんが自殺で死んでお母さんも精神的にやられて。
 
せめてピアノの仕事をしながらも幼馴染と仲良くできる
今の生活を守りたいとおもったらあんなことになって。母も、妹も死んで。 一気にいろいろなくなって。
 
あの人を操る曲については何もわからないけど すごいこと言われてたんじゃないのかなぁ。。。絶対に守れとか 背負わされてた背景があったんじゃないか。私はもう、死んでもいいと思った背景が。
 
ふう。みなさんの感想や、考察みてるとワクワクにやにやします。
焼野原灯磨は実は生きてるんじゃないかとか
敵になって出てくるとか やばいそれ!!w
 
最後に、いろいろ考えたこと書くので、読みたい方だけどうぞw
 
その前に。このピアノちゃん。
新宿眼科画廊においてあって。2年前もお世話になりました。
6月末でなくなってしまうそうです。
 
なんと、もっと早く撤去予定だったのが、「6月に使う予定の団体さんがあるからのびた」そう。 
そう、疾駆猿~★ ああ、さみしい、、、
 
ほんとに、今回で終わっちゃうんだなぁ。
最後にたくさん弾けてよかったです。。。8回本番でピアノを弾けて。
どんどん進化できたなって。
みんなの芝居に合わせて弾くのは楽しかったです。もちろん、芝居で、灯磨が近くにいるときに弾くのも。芝居と音楽が頭の中でブワアアアア!となってましたが、どんどん同化していきました✨
 
演奏曲
ベイゲのテーマ  
夢(夢想) 
月の光 
ロマンティックなワルツ
アラベスク 
舟歌(四季) 
亜麻色の髪の乙女
 
 
 
考えたこと★
 

灯磨という存在がいるのに、梔子さんとのあれはなんだったんだ?という疑問w

 
言われてたのは、灯磨がめっちゃ好き!!好き!!というよりかは
ずっと憧れてて でも妹扱いしかされてなくて 女扱いしてほしい 
微妙な感じ
やってるうちにどうしても 好きという感情が強くなっちゃいましたがw
 
なんとなく思うのは
あのも、長女という縛りもあって恋愛しづらかったり、出会いの範囲がせまかったんじゃないかなぁって  
でもずっと灯磨のことは好きで、
たぶんきっと途中で灯磨が交際相手を見たこともあったんじゃないかなって。
それでも同じようにただ、灯磨をみてたんじゃないかなって。
妹が好きな人がいるの!と告白されたとき (梔子朽葉因果トレイルズ)
応援したい思った反面、うらやましいなって思ったんじゃないかなって
妹が姉にうらやましいって思った数だけ 妹にうらやましいって思ったことがいっぱいあったんだろうな。
 
そんな狭い世界ににいたあのが
ピンチにあって たまたまそこにいた梔子さんに助けてもらって   
はじめて灯磨以外の男の人にドキッとしたんだろうな。。。
 
きっとあのは、そこまで自覚なくて灯磨のことしか考えてないだろうけどw 
 
★ベイゲニグマ は 曖昧な謎 という意味

すごく人間味があるというか 不安定な 白黒つけられないところを描いてる  

普通の芝居なら、こう描くのに!とかなんでこんな展開にしたんだ!というのがバンバンでてくる
 
窯門すすむが焼野原を殺した時も
「しかたなかった」といってた。最初は足止めをするつもりだった。
でも衝動的に殺した。世の犯罪もそういうことがある。そうなってしまった。。。
 
網目錦は。怨道だけじゃ描ききれてないけど
最終的な目的が達成できればいいと思ってる思う。
私の中の旋律を手に入れたいとは思ってるけど、うまく行かなくてもいいと思ってる。だったら別の方法と手段を探すまで。そういう奴。

今回はかばって死ぬ、のは描いてないので、
「絶対に教えない」というあのに、なんらかの気持ちがあって殺したとか
そういう見方もできるな、、、、
めんどくさい、いらっとした、、完全に想像だけどw

旋律を奪うことに話の中心にするところだけどベイゲはそうじゃない。
 
はっきり描き切らない、謎をのこす   これはなんだろう、と考える
 
好みが分かれるところではあるけど
それを実感してから、
そういうところにズブズブはまってきてるのでした…w

シリーズものなので、前観た人は二倍楽しい、気になった人にはぜひ台本を、というシリーズものならではの欠点と利点があるけど、
好きになった方にはとことんはまってほしいなぁ。



10月はどんな役に会えるかな?
 
とぅーびーこんてぃにゅー、ベイゲニグマ。また10月!!