新垣結衣の軽妙なダンスがポッキー人気を牽引!
12月15日10時51分配信 オリコン
この秋からスタートしたポッキー
の新CMで使われているORANGE RANGEの「DANCE DANCE」が、12月度CMタイアップ曲好感度ランキング(高校生総合)で初の首位に立った。同CMは先月の調査において、CM本編に対する好感度のNo.1を獲得していたが、これで映像・音楽の2部門で頂点を極めたことになる( ランキング表はこちら
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12月15日10時51分配信 オリコン
この秋からスタートしたポッキー
の新CMで使われているORANGE RANGEの「DANCE DANCE」が、12月度CMタイアップ曲好感度ランキング(高校生総合)で初の首位に立った。同CMは先月の調査において、CM本編に対する好感度のNo.1を獲得していたが、これで映像・音楽の2部門で頂点を極めたことになる( ランキング表はこちら
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テレ朝新型CMで無名バンドがブレーク
プロモーションビデオ(PV)とCMを融合したテレビ朝日限定の企画CM「プロマーシャル」に、新人5人組ロックバンド、ASIAN2(エイジアン・ツー)の新曲「遠く」(6日発売)が起用され、ブレークの兆しをみせている。先月17日から富士写真フイルム、富士重工業、スミノフアイスの3社と合同でCM展開し、各社に楽曲の問い合わせが殺到。一般企業、放送局、音楽業界から新しい形の宣伝形態としても注目を集めている。
「プロマーシャル」はASIAN2のPVが流れ、その映像にさりげなく商品が登場する仕組み。一律30秒で、協賛3社の個別と全商品を紹介する4パターンがある。PVの最後で商品名とバンド名だけが紹介されるが、関係各社には放送開始から「楽曲のタイトルは?」「バンド名を教えてほしい」などの問い合わせが相次いでいる。
有名タレントを起用し、多くの名作CMを送り出してきた富士フイルムは「弊社のCMで楽曲のことを聞かれるのは非常に珍しい」と驚いている。ASIAN2のホームページへのアクセス数は、放送前が月300~400件だったのに対し、放送開始からわずか半月で約5万件に達した。
茶の間の関心を高めたのは、バンドの魅力と巧みな仕掛けの相乗効果だったようだ。楽曲の発売元エイベックスは曲のCM(15秒)を週平均10~15本放送しているが、この形では週に計約100本に上る。時間帯も朝から深夜帯まで幅広く網羅される。
無名ながら視聴者のハートをつかんだASIAN2は、長野県松本市出身。97年に結成し、地元に密着した約8年のインディーズ活動を経て、今年5月に「ASIAN VIBRATION」でメジャーデビューした。第2弾シングルの「遠く」は、戦争への不満、平和への願いをつづったバラードだ。リーダーTATSU(28)は「僕らの代表曲にする決意で発表した曲が多くの方に届いてうれしい。反響に素直に驚いてます」と話している。
彼らを抜てきしたテレビ朝日営業業務部の河本晴光副部長は「初めてライブを見た時、エネルギーに圧倒された。詩の世界観がDef Techに通じるところがあります」と説明。DA PUMP、ケツメイシらの実力をブレーク前に見抜き、単独公演を成功させた経験があり、今回も狙いがずばり的中したようだ。
トヨタがユニークなCMを流した新型車「bB」
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日本のテレビ広告が危機に直面している。「第4ディア」に浮上したインターネットが広告費でもラジオを抜き雑誌を追い上げ、テレビの広告市場をうかがっている。さらに"CMスキップ"できるHDD(ハードディスクレコーダー)の普及がこれに追い打ちをかけている。
日本のテレビ業界を震撼させる事態が米国で起こった。トヨタ自動車 が米国3ネットワークのひとつNBC と結んだCM契約がそれだ。
トヨタが提供する番組について「番組関心度調査」を行い、視聴者の関心を引けなかった場合、NBCは埋め合わせの追加CMを無料で放送しなければならない。「テレビCMは本当に効果があるのか。トヨタにとってどれほど有益なのか見極める必要があった」(米国トヨタ販売)という。
このトヨタの「英断」に日本での反応は真っ二つに分かれた。
日本の広告費(05年)の総額は5兆9,625億円で、(1)テレビ2兆411億円(2)新聞1兆377億円(3)雑誌3,945億円(4)インターネット2,808億円(5)ラジオ1,778億円の順。ネット広告は04年にラジオを抜き07年には雑誌を上回ると予想されている。
ネット広告の広告主はこれまで金融、求人など限られた企業が多かったが、最近は大手企業も無視できなくなっている。「世界のTOYOTA」はこっちでも意欲的で、05年12月の深夜帯で奇妙なCMを流して話題となった。
テレビ画面に表示されるのは「トヨタ、ミュージックプレーヤー発売」というコピーとサイトのURLのみ。パソコンでこのサイトに接続すると音楽番組を楽しめる。ネットに客を誘導して新たなファンを獲得する戦略。新型車「bB
」のCMで、トヨタは同車の広告費の1割をネットに費やした。
テレビ広告の脅威はネットだけではない。「CM飛ばし」のできるHDDの普及はテレビのデジタル化とともに伸びている。野村総合研究所
が昨年春行った調査では視聴者のCMスキップ率は64.3%にのぼり、損害額は年間540億円になると試算した。
ヤフー・ジャパン
の井上雅博社長は「ネット広告市場はいずれ1兆円になる」と豪語している。国の許認可行政に守られ高収入・高給与を謳歌してきた日本の民放テレビ局。いま「前門のネット広告、後門のCMスキップ」に追い詰められようとしている。
高校生から大人気!この夏の最強CMとは!?
高校生を対象に行った真夏のCM好感度調査。その8月度CMタイアップ曲好感度ランキング(高校生総合)では、CM自体の人気に続いて、タイアップ曲への注目度でも「ポカリスエット」が1位を獲得、この世代における現在最強のCMという結果となった( ランキング表はこちら
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CM本編では、イメージ・キャラクターの綾瀬はるかが見せるひたむきさと躍動感に支持が集まっているが、タイアップ曲であるポルノグラフィティの「ハネウマライダー」は、画面全体から伝わってくる青春の息づかいや汗のほとばしりを、一層克明に映し出している。様々なCMに起用されいずれも高い人気を誇る彼らの作品だが、その描写力とインパクトの強さが、起用する側の最大のポイントとなっていることは間違いない。
「爽やかな商品と爽やかなCMに負けないくらい爽やかな楽曲だと思います」(東京都 18歳・女性)「ポルノの夏うたにハズレなし!」(東京都 17歳・女性)「テンポのいいリズムで夏っぽいから」(茨城県 18歳・男性)
インパクトという点では今年屈指の1作と思われる「DAKARA」の“よからぬブルース"篇。良くも悪くもあのけだるい感じのフレーズが多くの視聴者の耳に残っているようだ。本編だけでなく、タイアップ曲(?)でも堂々のトップ10入りとなった。期間限定でオンエアされた全シリーズのダイジェスト版への反響も楽しみだ。「ジョジョビジョバ♪が頭から離れません。着メロ欲しい!」(千葉県 17歳・女性)。
男女トータルでのランクインこそ果たせなかったが、男性層から高い支持を得ている「au 無期限くりこし」で使われている仲間由紀恵withダウンローズの第2弾「恋は無期限」にも注目したい。CMでデビューを発表し、CMで解散も発表した稀有なキャラクターの新作は、話題を呼んだ前作以上の動きを見せてくれるのだろうか。
8月度CMタイアップ曲好感度ランキング(高校生総合)
は、ORICON STYLEで。
◆ORICON STYLE: テレビCM好感度ランキング一覧はこちら
女優の篠原涼子(32)が出演中のダイハツの新型車「COO(クー)」のCMで、英語曲を歌う“謎の覆面歌手”の正体が、昨年映画「NANA」の劇中歌「ENDLESS STORY」が約60万枚の大ヒットとなった伊藤由奈(22)であることが31日、分かった。
篠原が髪やドレスを切り裂く姿と共に、強烈なインパクトを放つCMソングの正体が明らかに。同曲は1966年に全米1位にもなったナンシー・シナトラの「THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN’」(邦題『にくい貴方』)。ネット上などではナンシー本人説や、同曲をカバーしている米歌手ジェシカ・シンプソン説なども出ていたが、ダイハツでは反響の大きさを受け、6月12日から「伊藤由奈」のテロップを入れることを急きょ決めた。
同社では、スタンダード曲のカバーをCMソングにするにあたり、米ハワイ出身で英語が完ぺきな伊藤を抜てき。映像同様、生音を使った大人っぽいアレンジが施されているが、伊藤は「こんなにカッコイイCMの歌を担当させてもらってうれしく思います。いつもとちょっと違った私が表現できたかなと思いますので、是非チェックしてくださいね」と話している。なお同曲は夏に予定している4枚目のシングルに収録する予定。
加藤ローサ 表情に注目してネ
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1日から放送される加藤ローサ(左)出演のCM タレントの加藤ローサ(20)がイメージキャラクターを務める佐川急便の新CMが1日から放送される。作品は加藤がテレビのサッカー中継を見ていると、画面からボールが飛び出し、共演のセルジオ越後、北澤豪の両解説者を直撃。衝撃で大きく穴の開いた部分から「欲しいものは玄関からやってくる」と同社の各種サービスをアピールする構成。加藤の驚く顔など豊かな表情が見どころとか。 |
広末涼子(25)が異色のキャンペーンを展開する。「広末涼子、浄化計画」と大胆なスローガンを掲げる日本コカ・コーラの健康茶「からだ巡茶」の新CM「実行編」が25日から放送される。女性の間で広がるデトックス(体内浄化)ブームと、結婚と出産を経て第2の女優人生を歩み始めた広末の現在をだぶらせたユニークなキャンペーンだ。
広末は、21日から一部地域で放送開始された「宣言編」で「なぜ出演依頼、私にきたんだろう? 私っていろいろたまってそうだからかな」とつぶやいている。実はこの言葉が、もう1つのテーマを知るヒントになっている。
デビュー以来、ピュアな印象で絶大な人気を得る一方、奔放に映る行動でバッシングも受けた。多忙な芸能活動で自分を見失い、強いストレスを抱えた時期もあった。同キャンペーンは、老廃物や毒素を除去する同飲料のアピールポイントと、広末が精神的な“毒素”を抱えているのではというイメージを巧みに組み合わせたものだ。
96年に「広末涼子、ポケベル始める」とスローガンを掲げたNTTドコモのCMで大ブレークした。今回も第2の女優生活スタートという時期だけに、絶好のタイミングと言えそうだ。29日から、肩、足、ウエスト、顔などパーツ別に素肌をさらけ出したポスターも掲出される。
「中性脂肪に告ぐ」――こんなインパクトのあるコピーでサントリーが昨日(16日)「黒烏龍茶」を発売すれば、その日にぶつけたかのように、花王は大ヒットした「ヘルシア緑茶」のスポーツドリンク版「ヘルシアウォーター」を発表。
“健康茶戦争”第2ラウンドは最初から過熱気味だ。
花王の発表会では、尾崎元規社長自ら効能などを説明、新製品にかける意気込みを見せた。「ヘルシアウォーター」は、「ヘルシア緑茶」と同量の高濃度茶カテキン540ミリグラムを配合。〈エネルギーとして体脂肪を消費しやすくする〉という新しいフレーズでトクホ(特定保健用食品)を取得した。継続的に飲めば、普通に歩いていても体脂肪を消費しやすくなるということのようだ。これまで「苦い」「渋い」と敬遠する人が少なくなかったため、今度はグレープフルーツ味で苦味を抑えたという。発売は5月27日。500ミリリットルペットボトルで189円。
「体脂肪関連市場で50%以上を押さえ、この市場をつくり上げたトップランナーの花王ですが、最近は息切れ気味だった。新商品で巻き返し、ヘルシアブランド全体でピーク時のような300億円を超える売り上げを目指すと鼻息が荒い」(業界関係者)
一方のサントリー。既に「フラバン茶」を出しているが、トクホの茶飲料は初。「ヘルシアは体内で脂肪を燃焼するが、黒烏龍茶は吸収抑制で最初から体内に入れない」と対抗心メラメラの様子。こちらは350ミリリットルで189円。
さて、今後の展開だが、売り上げを大きく左右するのが、CMや広告。サントリーは発売3日前から、ティザー広告と呼ばれる、事前に断片的に情報を出して消費者の興味を引くCMを展開。電車内の広告も発売前日から始める力の入れようなのだ。
「今後2カ月の広告出稿量は大型商品としての扱いです」(サントリー関係者)
もちろん花王も27日の発売直後からテレビCM中心にラジオ、雑誌、交通と広告攻勢をかける。
コンビニやスーパーの棚の獲得合戦も激しくなりそう。勢力図は塗り替えられるのか。