花粉症
悩ましい季節がやってきましたね。
言葉を聞くだけでくしゃみが出る、という方もいるでしょう。
そのような方はここから先は読まないでください。
それとこれから書くのは花粉症ダイバーである私の治療と体験談。
医学サイトではありません。
私はこれまでに耳抜きトラブルが起きたことはないんですが、
とある花粉症のシーズン。
潜ろうとしたら両頬より上のほうがキーンと痛みます。
経験したことのない痛みのなか、必死に耳抜きを試みますがダメです。
顔を水面から数十センチ下げただけで激しい痛み。
もうどうにもならないので、
残念ですがその日の潜水はあきらめです。
市販の花粉症の薬は喉が渇くし、
最初は効いてもそのうちに効かなくなるし・・・
などなどの理由で、そのころは花粉症のシーズンでも
原則として薬を飲んでませんでした。
それにダイビング時には薬は飲むべきではないですしね。
ともあれ、そんな体験もあるので、
果たしてスクーバダイビングと花粉症は関係あるか、
と言えば ありますね。
もちろん潜ることによって花粉症が悪化するということでなく、
発症した人が潜ると影響があるという意味です。
潜水によって環境圧が増加し圧平衡が必要になる。
スクーバダイバーなら学ぶことですね。
そして潜水中に意識的に行う圧平衡と言えば耳抜きです。
もう一つ、副鼻腔（サイナス）の圧平衡も教わったと思います。
サイナスの圧平衡は自然に行われるため、
ダイバーが潜水中に意識することはありません。
しかし鼻炎が生じると このサイナスの圧平衡ができなくなることがあり、
その時はスクイズが生じて強烈な痛みに見舞われます。
私の症状もこれだったんですね。
しかしそれをきっかけにいくつか耳鼻科での治療を行いました。
最初に受けたのはレーザー治療。
鼻の中をレーザーで焼いてしまう対症療法です。
これは効果がありました。しかも即効性があります。
しかし現在実施してる治療ではないので、また別の機会に触れたいと思います
現在受けているのは舌下治療。
舌の下に花粉を垂らす免疫療法で、
３６５日毎日続ける必要があります。
この写真の薬、杉花粉抽出液を含む「シダトレン」を飲むのが治療法です。
まずお医者さんで自分が何の花粉に対するアレルギーを持っているのか検査します。
シダトレンは杉花粉に有効な治療法なので。
服用は習慣になればそれほど苦ではありません。
どちらかと言うと月に1回診察を受けて薬をもらう行為のほうが面倒。。。
ですが、症状を抑える方法と違い
花粉症体質から抜け出せる可能性のある治療法です。
治療を始めて、今年で２年目のシーズンです。
花粉症は発症したらおしまい、
という事もあって、結局はシーズンになると症状を抑える薬を与えられるのですが、
昨年は医者に黙って薬を朝晩飲むべきところ朝しか飲まなかったのと、
ダイビング当日は飲まないようにしてましたが、私は花粉症は発症しませんでした。
花粉の量も年によって違うし、
個人差もあるのでおススメはしませんが、
私はそのような結果でした。
しかしこのまま毎年薬を与えられるなら、
もともと実施してたレーザー治療に戻そうかなぁ
とも考えてしまいますね。
ただですね、
レーザー治療も舌下治療も花粉がまったくない季節でないと多分治療を始められません。
いま私が実施している舌下治療も２月から開始は無理で、
始められるのは６月からだと思います。
詳しくはお医者さんに相談してください。
多くの花粉症患者がそうだと思いますが、
花粉症シーズンこそ治療を受けたいと思うもの。
私もそうだったので スケジュール帳に予定を書いておき、
花粉シーズンの終焉とともに即耳鼻科に向かいました。
レーザーも舌下も治療には健康保険が適用できますので、
ストレスダイバーになりたくない方は今から治療計画をしましょう。
もちろん普段の生活でも、
くしゃみする人を横目に 涼しい顔で過ごせます
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