川原神社(かわはらじんじゃ)
平成24年12月29日(土)
「大出日山」…何と読むのでしょう?
答えは、「おおしびさん」
旧大東町、旧広瀬町、旧八雲村に裾野を拡げる、標高601.3mの山です。
県道大東東出雲線を走り、大東町小河内地内で大出日山の案内看板を目印に進みます。
道路沿いには、「なぎの道」という看板。
ここは、雲南市大東町小河内にある「引那岐(ひきなぎ)」地区。
国生み神生みを行った、伊邪那岐命と伊邪那美命の夫婦神。
その伊邪那岐命の「那岐(なぎ)」の名をいただいた土地です。
町から外れた山間の集落にあって「那岐」という名をいただいた土地。
それだけでも、神々しい雰囲気を醸す静澄な空気感があります。
集会所前のバス停にも「引那岐」と記されています。
そして、「川原神社(かわはらじんじゃ)」の近くには、大出日山への登山道。
来年、季節が良くなったら是非登ってみたい山です。
出雲大社から太陽が昇る方向にある雲南市木次町「日登(ひのぼり)」地区。
もしかすると、その先にはここ大出日山があるのかな~
「川原神社(かわはらじんじゃ)」は、その大出日山の麓に抱かれた社。
お正月を迎える準備がされていました。
石段を登ると拝殿。
境内はとっても狭く、石段を上がってすぐ拝殿があるように感じます。
くりん爺とくりん婆も、きちんと参拝。
今年も、いろんな神社へ行ったよね~
そのお陰か、大病もせず元気で新年を迎えられそうです。
引那岐という名前の土地にあるこの社、ご祭神はもちろん伊邪那岐命。
拝殿の前には、「梛(なぎ)の木」が植えられています。
この「梛の木」
普通の葉っぱと違い葉脈が縦に入っていて、笹などの葉に似ています。
横に切れないので、夫婦円満、縁結びの願いを込められることもあるそうです。
梛の葉は、艶のある、とっても奇麗な葉でした。
是非、この地区が持つ空気感と、この社、そして梛の木を感じに来ていただきたいと思いました。
この社を知るきっかけは、山陰中央新報の「こだま欄」
これも縁なんですよね。
今日も素敵な社に巡り合いました。
あと2時間ほどで、2012年が幕を下ろそうとしています。
今年も、沢山の方にブログにおいでいただき、コメントやペタをいただきました。
新しい縁も、沢山いただきました。
みなさん、本当にありがとうございました。
来年も変わらずよろしくお願いします。
良い年をお迎えください。m(__)m