宇美八幡宮 | 花鳥風月

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福岡県は糟屋郡宇美町。

こちらにある”宇美八幡宮”へ。



安産の神社として応神天皇を主祭神に、その母である神功皇后や、航海の神である住吉大神などを祀るパワースポットだそう。











応神天皇を懐胎したまま勇ましく戦った神功皇后にあやかり、安産・育児の神として広く信仰されている。

天気の良かったこの日、初宮などで参拝に来られていた方々が多数おられた。







本殿向かって右手には

”湯蓋の森”と呼ばれる 国指定天然記念物になっている樹齢約2000年の大楠がある。



とても立派で、さわさわと鳴る葉擦れの音が心地よかった。

大きく包み込んでくれそうな、温かみのある楠・・・好きですクローバー






大楠の前には無数のハト。

50円でエサが売ってあって、餌付けされたハトたちは 怖い怖い。







本殿より奥のほうに湯方社があり、こちらには”子安の石”と言うものがある。







妊娠した人が”子安の石”をひとつ持ち帰れば、安産にご利益があると言われており。
無事に出産を終えた後は石を返すとともに、別の石に子供さんの名前を書いて納める習わしがあるとのこと。
信仰の篤さを物語ってか、たくさんの石が収められていた。



「出産予定日と同じ月の石を持って帰ると良い」

とか


「授かりたい性別とは逆の性別の石を持って帰ると、望みの性別の子を授かる」

とか(例:男児が欲しかったら、女児の名前が書いてある石を持ち帰る)


謂れがいろいろあるそうな。





湯方社の隣には”衣掛の森”と呼ばれる大楠が立っている。

”湯蓋の森”は、この楠の下で産湯を沸かし そこで応神天皇が産まれ。

その時の産衣を掛けた木がこの”衣掛の森”だとのこと。



こちらも樹齢約2000年とされ、国指定天然記念物になっている。





宇美八幡宮境内内他にも多数の楠木があって 木陰を作り陽がゆらめき。

それらは小さな森となって、子供たちを守っているような そんな温かい印象を受けましたクローバー