今回のタイトルはグリップですが、内容は概ねイメージの話です。
・無数のモード
私たちの脳は無数のモードを備えていると言われています。右側の歯を磨くモードと左側の歯を磨くモードは別々らしい
そして、何をするにしても何かしらのモードに切り替えて行動しています。
言い換えると、私たちは無数のルーティンをすでに持っている、ということになります。
・モードの再現性
さらに、それらのモードは繰り返すほとに再現性を高めます。
自宅のトイレのドアを開く動作なんてセンターショットするよりシビアな身体コントロールをしているに違いありません。
・日常をルーティンに活かす
上記のように、再現性において、私たちは日常のあらゆるシーンで一流のプロ並みであると言えます。
ここまで分かったらもう決まってますね。
ルーティンを作るときは、可能な限り日常のシーンを組み込みます。
体に馴染んでいる動作で作られたルーティンは、効率を追求したルーティンより既に再現性の高い動作を多分に含んでいる分だけ身につく速度が早いです。
当然物理的な効率を考慮することも大事ですが、自分に合った本能のルーティンと効率性を追求した理性のルーティンの妥協点が理想のルーティンだと思うのです。
そして、そうやって練磨したルーティンは自ずと美しいルーティンを創り上げるのだと信じています。
今日はここまで。
ちなみにタイトルのグリップでホイップですが、僕はグリップのイメージをホイップの絞り袋を絞る動作、自室のドアノブを掴む動作、コインロールの動作の複合イメージで作っています。
完全な創作より、ほかの動作と関連性を高める方が日常の中で再確認し易いからです。
ではまた!