気になる頭皮のイヤな臭い・・・


この臭いの正体は毛穴から出る皮脂が酸化したことによるもの。

皮脂は本来、頭皮を紫外線や外部の刺激から守るボディーガード的な働きをしています。
しかしこれは皮脂が適量の場合です。

何らかの影響で毛穴から皮脂が大量に分泌されると、頭皮には余分な皮脂がたまります。

この皮脂は外気に触れたり、紫外線にあたることで酸化。

これが頭皮のイヤな臭いの正体です。

頭皮はもともと体のどの部分よりも皮脂腺が多く、皮脂の分泌量は顔の3倍以上ともいわれています。

ですから、放っておいても頭皮には余分な皮脂がたまりやすくなってしまうのです。

また、余分な皮脂は毛穴につまることで抜け毛やフケなどのトラブルにつながることも多く、 臭いだけでなく様々な症状の原因になる可能性があるので注意が必要です。

臭いの原因は頭皮から出る過剰な皮脂です。

この皮脂の過剰分泌は、脱脂力の強いシャンプーで皮脂をとりすぎることが原因。

脱脂力の強いシャンプーとは、市場に多く流通している 合成界面活性剤を主成分とした「高級アルコールシャンプー」のことで、
ほとんどの人がこのタイプを使っているといってもいいでしょう。

頭皮の健康を保つには最低限の皮脂は必要不可欠。

しかし、脱脂力の強いシャンプーでその必要な皮脂までとってしまうと 頭皮が皮脂不足なり、それを補おうとして余計に大量の皮脂を分泌してしまいます。

このような皮脂の過剰分泌が起こることで、イヤな臭いの原因に。

臭いを引き起こす皮脂は、甘いものに含まれる糖分や、肉や油に含まれる脂肪分のとりすぎで 過剰に分泌します。

甘いものはケーキなどの洋菓子などもそうですが、果物類も同様。

とりすぎると体内の中性脂肪が増え、頭皮の皮脂分泌も活発になります。

また、野菜不足などの偏った食生活も頭皮に必要な栄養素が届かなくなることで 臭いの原因に。

シャンプーの回数が3日に1回だったり、 やり方が不十分で汚れや皮脂が十分に落ちていないと 頭皮が不潔な状態になります。

このような不潔な状態は直接、臭いの原因に。

頭皮についたほこりや汚れ、毛穴つまりを1回のシャンプーでしっかり取り除けていないと 頭皮の新陳代謝が低下し、不安定な状態になります。

敏感になった頭皮はちょっとしたことでも、臭いやフケなどのトラブルを引き起こし、 それがなかなか治らないという悪循環に陥ります