2ヶ月続いている首と背中の痛みが改善した症例
今回は首と背中の痛みをうったえる30代女性の症例です。
2ヶ月ほど前に首が痛み出し、一時的に痛みが引くも、また出だすという事が4回ほど続き、最終的に全く首が回らなくなってしまって、当院へ駆けこんできました。
一度目に痛くなった時、整形外科ではストレートネックと言う診断を受け、安静にするように言われて安静にしているも、朝起きたら寝違えたようになってさらに痛くなり、痛みが少しひいてから近所の接骨院で診てもらった時に、首をバキバキッとされて、次の日にはまた痛みが再発し・・・という経緯をたどっているとのことでした。
首の痛みで仕事を3日ほど休んだので、出来れば3日でとりあえずでも動くようにしてほしいとのこと。
首の動きを見てみると、天井を向く動き・下を向く動きがほぼ不可能、後ろを振り向く動きも5~10°ほど、左右にかしげる動きも10°ほどしか行えないという状態です。
仰向けで寝てもらおうとしても、首に力が入ると痛みが出てしまい、動くにも一苦労です。
フィシオエナジェティックで検査をしていくと、まず脳の視床下部の機能低下が反応として出てきます。耳のツボの刺激と、フラワーエッセンスの”ホリー”で機能を向上させて、さらに検査を進めます。
さらに上腹部の筋膜(おそらく胃の裏側辺り)に緊張があったので、それをリリースした後、首の症状にフォーカスして治療を進めます。
首の症状の原因としてまず出てきたのは精神心理的な問題だったので、これもフラワーエッセンスの”セントーリー”でクリアーにして、さらに問題を見ていくと頚椎2番の歪みの問題が出てきます。首の筋肉に負担をかけないように頚椎2番の調整を行います。
この時点で動いてもらうと、痛みはあるものの最初の状態よりだいぶ痛みは軽減した模様。
さらに問題がないかを検査すると、腸内におけるカンジダ菌の異常繁殖の問題がでてきます。カンジダが異常繁殖している場所を調べると、胆のう・膵臓・女性器・腸内で繁殖をしているようで、これらの改善に必要なハーブサプリメントやアロマオイルを選び出し、それらを持った状態でもう一度首の痛みと動きを見てみると、首を右に向ける動き以外はほぼ通常のレベルになりました。
今回の治療はここまでにして、3日後にもう一度来てもらう事にしました。
3日後、再度来院してもらった際、首の動きを検査するとやはり右を振り向く動きができません(それでも最初の状態よりはいいですが。)
カンジダケアのサプリメント等を飲んでもらう前と言うこともあるとは思うのですが・・・とりあえず明日から仕事だというので、何とか右への動きも改善したいところです。
全身的な問題は無かったので、すぐに右への動きに対してフォーカスして検査をしていきます。
まず出てきたのは頚椎7番の歪みです。これを調整した後、動きを見て見ますが、まだ改善されません。
さらに検査を進めると精神心理的な問題が出てきました。
内容は「19歳の時の無力感と罪悪感」でした。
この問題から来るストレスを軽減するために、無力感と罪悪感を軽減するアファメーションを呟きながら、左の耳の上を数回叩いてもらううと、異常な反応はもう出てきません。
これで首を右に向けてもらうと、ヒョイっと(本当にこういう音がする感じに)自然に向くことができました。
これはクライアント本人もびっくりしていましたね^^;
他の方向に向けた時に残っていた違和感もこの後きれいに消え去っているのを確認後、治療を終えました。
何とかお休みをとっている3日以内に症状を改善することができて、こちらもホッと一安心です。
今回のクライアントのように、首の痛みに精神的な問題が関わっていることも多いです。
そしてもう一つ。ストレートネックがあるからと言って、首に痛みを引き起こすかは全くの別問題です。
自分の首の痛みはストレートネックが原因だと思われている方は、一度他に原因があるかもしれないと考えて治療を受けることをお勧めします。
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