ダイアナ・ブリーランドやリチャード・アヴェドンとともに1940~50年代の
Harper’s Bazaar
黄金期を創り上げたアート・ディレクター、アレクセイ・ブロドヴィッチの驚異的な仕事を概観できる、格好のヴィジュアルブックが入荷しました。
BRODOVITCH
ABRAMS 1989年 カバー
カバー少ヤケ有
8,000円
フィラデルフィア美術学校で教鞭をとっていた亡命ロシア人の噂が、Harper’s Bazaar 誌編集長カーメル・スノーの耳に入ったのが1934年。同じくスノーが、ニューヨークのダンスホールでシャネルを優雅に着こなす黒髪の女性を発見したのがその3年後、1937年。そして、駆け出しのとあるファッション・フォトグラファーが、自作のポートフォリオと野心を手に同編集室を訪れたのが1944年。
――アレクセイ・ブロドヴィッチ、ダイアナ・ブリーランド、そしてリチャード・アヴェドン。それぞれアートディレクターとファッションエディターと専属フォトグラファーとして起用されたこの三人の才能が、1940~50年代の Harper’s Bazaar 黄金期を創り上げたといわれています。
ファッションに限らず、どんな世界においても、才能と才能とがぶつかり合う現場にはなんともいえない迫力があります。そのエッセンスに、遠く離れたところでわずかながらも触れることができる、というのがヴィジュアルブックの魅力かと思います。本棚に収めるだけでわくわく。たまに取り出して眺めてどきどき。
在庫は一点限りですので、お求めはお早めにどうぞ!
石鍋