今月初旬。息子に連れて行ってもらった高幡不動尊。

 

お札を返しに行き、再び護摩修行(祈祷)をお願いしました。平日の雨が降る少し寒い日でしたが、意外と参拝者はいるもので。

 

始まる前に境内にアナウンスが流れます。「ただいまから〇時の護摩修行が始まりますので、どなた様も、お堂にお集まりください」みたいな感じ。

 

つまり、お札をお願いしていなくても、護摩修行を経験し一緒に拝むことが出来るんです。

 

私は前回が初めてでしたからその時に知ったのですが、皆さまよくご存知で、雨の中広い境内を散策してらした方々が集まって、一緒に座ってお経を聞いて手を合わせて。

 

私は、部外者なのに護摩祈祷をお願いしているという厚かましい身なのですが、あの場で拝んでいた方々は、ちゃんとした仏教徒なんですよね。葬式仏教徒ではなく。私が教会で祈るのと一緒。前回も感じましたが、何であっても神仏に祈る姿を見ると安心します。

 

 

着て行った着物は、幾何学柄の大島。

 

帯揚げは薄藤色。

帯締めは薄柳か硫黄色。(黄の強い黄緑)

 

帯は白地に丸い花紋の、紬系には万能な帯。

 

白地に赤と紺の縞柄のシルック道中着。

出掛ける時は曇り。お寺に着いたら雨。シルックで正解。

 

小紋仕立て直しの長襦袢だったので、芸妓さんの真似状態で褄を上げて歩きました。50過ぎたから出来たことだなと。45くらいだったら遠慮してたと思う。

 

 

お札は、一年間ピアノの上に立て掛けておいて、また来年返しに参ります。

 

その時も、きっと地味な着物でしょうねえ…。苦笑。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。