昨日は外来でした。
本当は8月の予定だったけど、休学届けをそろそろ出さなければならないので、
診断書を書いてもらうために診察予定を早めました。
ついでに、レントゲン、心電図、血液検査を行いました。
BNPは132.6 (pg/mL)、
心電図も少し変化があり、少しずつ心臓に負担がかかってきていることもわかりました。
Dr.M(主治医の先生)からは、
『今年中に心不全になるということはたぶんないだろうけど、う~ん・・・。』
と、言われました。
だからといって、もう治療できることはすべてやったし、みなまで言われなくても、自分でも厳しい状態であることはよくわかっています。
でも、不思議と特に気落ちすることもなく
「まあ、そうだろうな。」
と、淡々と説明を聞いていました。
いや、別に心が麻痺しているわけでもなく、病気が改善することを諦めているわけでもないですが。
今の僕の状態からすると、そうなってくることは別に不思議でもなんでもなく、特に驚くことはなかったという感じです。
だからといって、医者になる夢を諦めようとは微塵も思わないです。
こうなってくる可能性は十分あったし、すべて覚悟の上です。
自分をここまで動かすものは一体なんだろう、とたまに思います。
医者を目指そうと最初に決意した動機は、
「病死した母と弟に対して何もできなかった自分を許せない」
正直その気持ちが半分以上を占めていました。
でも、今は違います。(少しはありますが。)
この病気を発病してからもう4年になります。
その間に体験した貴重な出来事(特にここ最近の一年間)を次に繋げたい。
そういう思いが今はとても強いです。
このままでは終われない。終わりたくない。
自分が医者になることで医療に繋げたい。
それが心の底にある僕の本音です。