2010-06-15 11:56:51

中国IKEAと熱い犬

テーマ:中国事情

日中ビジネスすごろく道中記

左下にIKEAとありますね。文字は中国語


日本にも進出していますが、中国にもIKEAがあります。中国名は宜家家居と書き 「イージャージャージュ」と読みます。中国では漢字の社名が必要ですが、意味と併せて中々良い命名センスです。企業名、ブランド名など、その語感により受け取り方に随分差がでます。


現在では多くの良い名前が押さえられてしまっており、登記で撥ねられるケースも多いのですが (賄賂がらみで意地悪で撥ねられているだけということも多い!但し良く解っていない人が政府の人に裏金などを渡すと、最悪二度と日本に帰れないなどということになりますので、ご注意あれ)。


ブランド戦略としては、そもそもが社名からということです。三得利(サントリー)などは良い例で、三方得というような語感だと受け取って頂くと良いと思います。上海にターゲティングした市場戦略も見事ですが、ブランド名自体に随分プラス効果があったというのが現地の方々の受け止め方のようです。


IKEAの品揃えについては、中国と日本で概ね似ています。全く同じ商品も多く、その値付けについてはとても興味深いものがあります。中国の実質的な貨幣価値から見て、良いところを行っているというのが素直な感想です。日本と比較して見ると良く解りますが、値段に比較しても一律に処理しているのでは無く  この商品はこの国では幾らの価値かという点から値を付けている感じがします。


日中ビジネスすごろく道中記

コーナーで商品をディスプレイしてゆく手法は日本と同じですね。私は20年以上前はアパレル業界で働いていたのですが、あの業界もかつては原価積み上げ方式の値段付けでした。利益率を乗せるとこの商品は幾らという計算です。・・・メーカーの勝手、お客様中心でない訳です。それが通用しなくなり、サンプルを自分が客として見て、幾らだすかという値段の付け方に代わりました。この場は原価無視ですから、それで利益が出ないものは作らないか、原価を落とす方法を考え出すしかありません。


日中ビジネスすごろく道中記

IKEAの値付けを見ていると、各々の国のスタッフ (日本なら日本人、中国なら中国人) を上手く使い、知恵を絞って値段設定しているように思えます。こういうのを見ると欧米企業の、中国を市場と捉えたマーケティングの巧みさを感じます。日本も商品は良いのだけれど、良いから売れるというのも限度があり。きちんとした販売戦略、市場戦略が必要だと私は感じます。


尚、中国と日本の特徴的な差異と言えば、子供部屋関連の充実度 (一人っ子政策もあり子供は猫可愛がりされる風潮があり、孫などにはべたべたに甘いのが中国です) は日本と比較になりません。


あと、大きな差を感じたのはベッドのサイズです。日本では小さなシングルベッドがたくさん並べてありました、住宅事情や日本の標準サイズというのが世界から見て小さいというのもありますが、中国ではどこを探しても日本的なシングルベッドは置いてありません (置いてもまず売れないでしょうから・・・)。


その他については、概ね同じ仕組みで、レストランにはIKEA名物ミートボールもありましたし、会計を済ませた出口には、これまた本国同様の軽食コーナーがあります。ここのソフトクリームは1元、通常中国のケンタッキーなどで買うと3元しますから、3分の1。


少し小さいけどリーズナブルです。ちなみに日本での値付けは50円、貨幣価値で見た場合大凡中国の3.6倍(1元が13.8円位ですから)、実質的な貨幣価値から見てとてもよい線を行っていると思います。同じコーナーで、IKEA名物ホットドッグも発見。日本では100円、こちらでは3元とすこし高め、その代わりソーセージだけ1元で売っています。


注文しようとして名前を見ると、熱狗。。。わんわん!(ルアガウ、そのまま熱い犬という意味ですね)、確かにそうだけど、あーたそりゃ直接的すぎません?。外来語の概念が違い、外から入ってくる言葉に中国語を当て込む機関があるので、そこの判断といえばそれまでですが、もう少し何とか成らんものか・・・


日中ビジネスすごろく道中記-ホットドッグパンです

IKEAの物ではありませんが、ホットドックパンなるものを見つけました。熱い犬て書いてあるでしょ!。ちなみにホットドックと英語で書いてあるけど、その呼び名は全く通じません。



日本はホットドッグという呼称がそのまま使われますが、カウンターに向かって熱い犬ひとつというのは少し抵抗感あるかも 。最も、発祥のアメリカでは中国と同じような感覚かも知れず、言葉の面白さかもしれません。


ちなみ、ホットドッグの語源は、ドイツ人のソーセージ売りが、米国でソーセージを売る際に、そのままだと熱いのでパンに挟んだことに由来するとの事で、当初形が似ていることから、ダックスフンド・ソーセージと呼ばれているものが、ホットドッグという愛称に代わっていった様です。


皆さんも、中国に来る機会があったら食べて下さい 「熱狗」、ついでにIKEA見学 (こっちがついでかい!)も如何でしょう。



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