数年前日本の現在43歳の友人が、女性の体力の衰えを感じる
ボーダーラインは38歳と言っていたことをふと思い出しました。
彼女の言っていたこのボーダーライン、というのは
体力ががたっと落ちたように感じたり、内臓が
弱くなる
？？という見解なのですが。。
一般に言われる25歳でお肌の曲がり角、とか30歳で大台にのる、
とか、その年齢なりの変化をその時その時で感じてきていたんだとは
思うものの。
38歳の内臓？？というのはちょっと響きが違うような気が。
ひとつ顕著な例として、女性の婦人科の問題
妊娠や不妊治療の成功率などというのも38歳がボーダーラインと
イタリアの産婦人科の先生に言われたことがあります。
原因は卵巣の老化？（これもまさに内臓ですね）
あと、お酒からの回復が遅くなったり飲む量が減ったりもよく聞きますね。
（これは肝臓？ウコン服用しますか？）
もちろんその人その人の生活スタイルや食生活、運動量などでも
個人差は大きいのだろうけど。
ここ数年私自身体力のなさを実感するのは、日本への一時帰国！！
ヨーロッパに住み始めた27歳の頃の一時帰国と言えば、、
毎晩のように久々に会える友人と飲み会の約束
食べて飲み、カラオケにまで行って帰りは午前様の日もあったような。
そしてその翌日は親戚や友人とまたまたランチ
午後は美容院、などと、こなしていた予定の量はハンパなく。。
現在の一時帰国はというと、まずは長旅を終えて日本に着くと
長い時差ボケと旅の疲れで、数日は実家の用事などのみで、
予定を入れるのは極力避ける、が基本
！！そして父と二人で家で夕食！父と二人で焼き鳥！
姉家族や叔母とお食事！といたって地味～な予定に、
幼馴染と夕食という刺激的な予定がたま～に入る程度。
体力の問題もあるけど、これは年齢による周りの環境が変わった
というのも大きいかな。。
みな私達の年齢になると、結婚しているかは別として、仕事か
子育て（もしくは両方）に追われている、というパターンが多い。
なので否応なく、時間が空いてる人となると、父のような年金
生活者？？となり、一緒に過ごす時間が多くなる、という状況
なのです。
ちょっとさみしいような、まったりしてる？というような
つい最近で体力の衰え（運動不足）を感じたのは、先月久々に
行ったスキー
滑り降りるのはまだしも、数メートル上がろうとストックを使って
上に登ろうとするものの、腕に力が入らない！！
日頃の運動不足を身をもって感じた瞬間でした。
前述の43歳の友人にそのことを言われたのが私が35、36歳の時。
その時はそのボーダーラインまでに少しでも鍛えておこう！！と
イタリアでジムに早速入会しました（←えっ、単純？！）
マシーンで走ってみたり、ヨガのコースを受けてみたり、ピラティスで
インナーマッスルを鍛えて？？みたりと一時真剣に取り組んだものの、
ジムの値段が高かったのもあって更新は断念することに。。
その後一人で運動をするにはなかなか根性が足りず今に至り。。
そして現在ボーダーラインに差し掛かっている、というわけです
ただ私が感じるのは、25歳は25歳なりの、38歳は38歳なりの、
60歳は60歳なりのそれぞれの年齢で芳しくない変化をみな感じる、
というのが女性なんだなあと。
先日60代後半の日本の叔母からきたメールに書いてあったこと。
「年が過ぎるのは早いね。私も最近色んな事ができなくなって
くる自分が嫌になります」
と。
そして彼女の口癖は、
「あんたら、まだ若いから。。」
です。
日本は、イタリア（欧米）の女性よりも年齢らしい振る舞い、年齢らしい
服装、年齢に応じたライフスタイル、などと、無意識のうちに年齢に
囚われて行動していることが多いように思います。
私自身は、極力年齢に囚われずに自分らしく行動したり、自分らしい
おしゃれをしたり、というのが年を重ねてもできればいいなと、正直思う
部分があります
日本の、30歳までには結婚しないと！などという
どこから来たのかその30歳？？というような感覚もわからなくはないけれど、
そういう年齢の枠にとらわれるのはしんどいんじゃないか、と思うのです。
ちょっと長いつぶやきになってしまいましたが、日本にいてもイタリアに
いても、自分らしい女性観で美しく年を重ねたいなあと感じる今日この頃です。
また体を鍛えるプログラム、再開してみよっかな。。
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