ステイホーム時間は映画ばっかり見ていたので
たまには読書♪
ざくっとあらすじ〜
元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、
ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。
ショッピングセンターの片隅で、
悩みを抱える人の背中を押す。
父と母のどちらを選ぶべき?
という小学生男子や、
占いが何度外れても訪れる女子高生、
物事のおしまいが見えるという青年、、
じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。
大きな事件が起こるわけでもなく、
占い師とその相談者さんの間での会話や出来事が
日常の一部としてテンポよく進んでいくきます。
ルイーズは一応占術は習ってるけど、
普段はあんまり本気出さなくて
恋愛の相談ならこう言っておけばいいでしょ的な笑
ある意味適当なんだけど話術が上手だから
相談者さんたちはそれで🆗
ただ、その適当占術が使えない相手やなんだか気になる相手にはちょっと本気出すんだけど、、
占い(鑑定)を始めているものとして読むと
ルイーズの応対は勉強になるわー
依存させたくない(同じ占いは2度したくない)から
"こう言っておけばもう来ないでしょ"的な。
適当だけど、
突っ込まれてもアウアウなんてしないところ。
それでも困った時は師匠のところに行くんだけどね。
占いで指し示す未来。
確かにその通りに進めば豊かな未来が
待ってるのかもしれない。
けれど、豊かな未来=幸せな未来とは限らない。
その道を行くのが正しいという未来に
違和感を感じるのなら、
それは自分にとって合っていないということ。
逆にいうと、その未来を指し示されることによって
自分の本当に望んでいるものが見えてくるということもあるなぁ、と。
ルイーズも、自分の愛する人の未来には
本気になります。
でも、最後は自分の直感を信じるのです。
占い師の方はもちろん、
ハッという気づきがあるし、
そうでない方も、
心がほんわとあったかくなってくる世界なので
オススメですー
ドラマ化しても良いかも!
誰がいいかなぁーキャスティング。
うーむ?