新 LMIA = LMO | 志水美保のCIP カナダ移民ブログ

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日本人のカナダ政府公認 (ICCRCメンバー) の移民コンサルタント&宣誓コミッショナー、
志水美保が最新の移民情報を分かりやすくご提供いたします。1996年からバンクーバー在住。
カナダ日常生活から永住権、短期ビザ等、本場の情報をお届けいたします。

6月20日に発表された
新しいLMOルールです。注意

変更内容が多いので、
重要ポイントだけこちらにアップデートしたいと思います。

細かい内容は沢山あるので、
常に更新されるルールをチェックするのが大事。注意

 No. 1
この40年間使われていたLMOという名前が改正。

新しい名前はLMIA (Labour Market Impact Assessment)と言う
聞き慣れない名前。

No. 2
申請費用が一人につき$1,000に値上がりました。
(タイプミスではありません

去年の4月に$275になり、
いきなり$1,000とは驚きました。


No. 3
NOCレベルに関係なく、
州の平均賃金を基準に
「高賃金」「低賃金」と判断。

BC州は時給$21.79。
AB州は時給$24.23。

スキルドワーカー職でも
こちらの時給以下の場合は
低賃金と判断され最長でも1年しかLMIAが下りません。


No. 4
一部のNOC D職種で
年間失業率が6%を上回る地域の場合
下記職種はLMIAを申請することができなくなりました。

この失業率は、
サービスカナダのホームページに載っている数値が適応。


No. 5
低賃金(Low-wage worker)で外国人を雇う場合は、
雇用者にLMIA経由で雇用可能な人数制限が導入。

2014年現在
低賃金雇用の外国人労働者が全体雇用人数の30%又はそれ以下。

2015年7月1日
低賃金雇用の外国人労働者が全体雇用人数の20%。

2016年7月1日以降
低賃金雇用の外国人労働者が全体雇用人数の10%。


No. 6
ルール違反している雇用者には高額な罰金と犯罪判決。

ランダム的に現地チェックが入ったり、
ルールを守っているかどうか厳しく審査。

不法労働許可をしている雇用先、
LMO/LMIAに同意した金額以下の時給しか支払っていない雇用者。

この方々皆さん全てブラックリストに載ります。


上記は、大きな変更内容のまとめです。

LMO申請より更にLMIA申請は一段と厳しくなっています。


申請される方がサービスカナダのルール改正情報や
最新情報を元に申請準備されることをお進めいたします。


代理申請ご希望の雇用者が多いのですが、
CIC同様こちらもカナダ政府公認の移民コンサルタントや
弁護士のみ代理申請可能です。