2008年。アメリカ。"THE LOVE GURU".
マルコ・シュナベル監督。
マイク・マイヤーズとジェシカ・アルバ共演による、エロ・コメディ。
ジェシカ・アルバ主演の同じように下品なエロ・コメディだった『噂のアゲメンに恋をした!』は全国で劇場公開されたが、こちらはなぜかDVDストレート扱いとなった。(したまちコメディ映画際 in 台東という東京の1ヶ所だけで上映されたらしいので、一応は劇場公開作品ということになっている。)
『噂のアゲメンに恋をした!』を見に行ったときは、たしか観客はひとりだけで貸し切り状態だったので、もはやジェシカ・アルバもDVDストレート扱いになった、ということかもしれない。
あるいは1990年代に一世を風靡したマイク・マイヤーズも観客動員力を持たない過去の人だとみなされたのか。
インドでスピリチュアルの世界の修行を積んだ愛の伝道師(グル)、ピトカ(マイク・マイヤーズ)は、富と名声を求めて、アメリカにやってきた。
スランプにおちいったアイス・ホッケー選手の心のケアをチームの経営者ジェーン(ジェシカ・アルバ)から依頼されて、さまざまなエロ治療をほどこす。
ピトカを崇拝する経営者ジェーンはピトカに身も心もゆだねようとするが、ピトカにはある秘密があり、ジェーンの誘惑を拒んでしまった。
アイス・ホッケー・チームはグル・ピトカのパワーで念願の優勝を実現することが出来るのか、ピトカとジェーンとの愛のゆくえはどうなるのか、という物語。
日本人にはグル・ピトカの衣装や長髪とひげづらが、日本中を震撼させた無差別テロ事件と関わりがあったある新興宗教の教祖様を連想させるので(教えの内容にも何となく似たところがある)、のりにくいコメディかも知れない。
アメリカ人にも受けなかったみたいで、同じ時期に公開されて大ヒットしたスティーヴ・カレルの『ゲット・スマート』とは対照的に悲惨な興行成績に終わっているようだった。
IMDb 公式サイト(US)
せりふの8割くらいは下ネタだったような印象があった。汚物ネタもかなり激しくて、食事中には絶対見られない。
『プリティ・ライフ/ パリス・ヒルトンの学園天国』(R-15指定)を上回るエロと汚物が連発されるが、こちらはなぜかR指定は受けていない。
『噂のアゲメンに恋をした!』と同様に、エロな場面にはジェシカ・アルバは直接からまず、雰囲気だけのエロですませている。
ジェシカ・アルバに『その土曜日、7時58分』でのマリサ・トメイのような役者魂を期待するほうが間違いなのかも知れない。
スランプにおちいったホッケーのスター選手、ダーレン(ロマニー・マルコ)は、愛する妻(ミーガン・グッド)をデカチン男のジャック(ジャスティン・ティンバーレイク)に寝取られていた。
しかし、グル・ピトカはスランプの原因はダーレンと彼の母親との関係にあることを見抜く。ダーレンはマザコンだった。
出演者は意外と豪華で、ピトカの師であるエロ坊主の役でベン・キングズレー、他にジェシカ・シンプソン、カニエ・ウェスト、セリーヌ・ディオン(にせものかも知れない)などが登場する。
笑いどころは少なかったが、『噂のアゲメンに恋をした!』よりははるかに面白かった。
下ネタのあまりの多さに次第に感覚が麻痺してきて、後半では何も感じなくなって、比較的上品なコメディに見えてきた。マイク・マイヤーズの音楽マニアぶりも発揮されて、そこそこに面白かった。
このDVDも『Mr.ボディガード 学園生活は命がけ!』と同じく無駄に特典映像が充実している。
マルコ・シュナベル監督。
マイク・マイヤーズとジェシカ・アルバ共演による、エロ・コメディ。
ジェシカ・アルバ主演の同じように下品なエロ・コメディだった『噂のアゲメンに恋をした!』は全国で劇場公開されたが、こちらはなぜかDVDストレート扱いとなった。(したまちコメディ映画際 in 台東という東京の1ヶ所だけで上映されたらしいので、一応は劇場公開作品ということになっている。)
『噂のアゲメンに恋をした!』を見に行ったときは、たしか観客はひとりだけで貸し切り状態だったので、もはやジェシカ・アルバもDVDストレート扱いになった、ということかもしれない。
あるいは1990年代に一世を風靡したマイク・マイヤーズも観客動員力を持たない過去の人だとみなされたのか。
インドでスピリチュアルの世界の修行を積んだ愛の伝道師(グル)、ピトカ(マイク・マイヤーズ)は、富と名声を求めて、アメリカにやってきた。
スランプにおちいったアイス・ホッケー選手の心のケアをチームの経営者ジェーン(ジェシカ・アルバ)から依頼されて、さまざまなエロ治療をほどこす。
ピトカを崇拝する経営者ジェーンはピトカに身も心もゆだねようとするが、ピトカにはある秘密があり、ジェーンの誘惑を拒んでしまった。
アイス・ホッケー・チームはグル・ピトカのパワーで念願の優勝を実現することが出来るのか、ピトカとジェーンとの愛のゆくえはどうなるのか、という物語。
日本人にはグル・ピトカの衣装や長髪とひげづらが、日本中を震撼させた無差別テロ事件と関わりがあったある新興宗教の教祖様を連想させるので(教えの内容にも何となく似たところがある)、のりにくいコメディかも知れない。
アメリカ人にも受けなかったみたいで、同じ時期に公開されて大ヒットしたスティーヴ・カレルの『ゲット・スマート』とは対照的に悲惨な興行成績に終わっているようだった。
IMDb 公式サイト(US)
せりふの8割くらいは下ネタだったような印象があった。汚物ネタもかなり激しくて、食事中には絶対見られない。
『プリティ・ライフ/ パリス・ヒルトンの学園天国』(R-15指定)を上回るエロと汚物が連発されるが、こちらはなぜかR指定は受けていない。
『噂のアゲメンに恋をした!』と同様に、エロな場面にはジェシカ・アルバは直接からまず、雰囲気だけのエロですませている。
ジェシカ・アルバに『その土曜日、7時58分』でのマリサ・トメイのような役者魂を期待するほうが間違いなのかも知れない。
スランプにおちいったホッケーのスター選手、ダーレン(ロマニー・マルコ)は、愛する妻(ミーガン・グッド)をデカチン男のジャック(ジャスティン・ティンバーレイク)に寝取られていた。
しかし、グル・ピトカはスランプの原因はダーレンと彼の母親との関係にあることを見抜く。ダーレンはマザコンだった。
出演者は意外と豪華で、ピトカの師であるエロ坊主の役でベン・キングズレー、他にジェシカ・シンプソン、カニエ・ウェスト、セリーヌ・ディオン(にせものかも知れない)などが登場する。
笑いどころは少なかったが、『噂のアゲメンに恋をした!』よりははるかに面白かった。
下ネタのあまりの多さに次第に感覚が麻痺してきて、後半では何も感じなくなって、比較的上品なコメディに見えてきた。マイク・マイヤーズの音楽マニアぶりも発揮されて、そこそこに面白かった。
このDVDも『Mr.ボディガード 学園生活は命がけ!』と同じく無駄に特典映像が充実している。
- 愛の伝道師 ラブ・グル [DVD]
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