2005年、 "MUST LOVE DOGS"
ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ監督。クレア・クックという作家のベストセラー小説の映画化。
 ジョン・キューザック、ダイアン・レイン、エリザベス・パーキンス、クリストファー・プラマー、ストッカード・チャニングその他出演。

  幼稚園の教師をしながら夫の浮気が原因で離婚したばかりのサラ(ダイアン・レイン)、
しゃべり過ぎることで妻に疎まれ逃げられて離婚が成立したばかりの ジェイク(ジョン・キューザック)、
それぞれに家族や知人、親戚、友人などが再婚の世話をしようとするが、サラもジェイクも乗り気ではない。

 周 囲の人間が勝手に出会い系サイトに登録したことから、ジェイクとサラがデートをすることになる。"MUST LOVE DOGS"という原題は「犬が好きなことが条件」という意味、ダイアン・レインはすでに40歳代のはずだが、美しい、すっぴんの場面もあるが、年相応にし わもあるものの若々しい。この年齢でラブコメの主演が出来るとは、
 メグ・ライアンがスキャンダルやら年とともに老けてしまったのとは対照的に美しさをキープしているのは意外だった。

 アメリカではネットでのお見合いが日本などよりかなり進んでいるようで、それを背景にしたコメディ。かなり軽い作品で『ブリジット・ジョーンズの日記』(第2作しか見ていない)に何となく雰囲気が似ている。
 USのオフィシャル・サイトには、何とmatch.comという本物の出会い系サイトの広告があり、「あなたもどうぞ」と勧誘している。
 全体にいまいちな出来、クリストファー・プラマーがドラマにかなり貢献している。
    オフィシャル・サイト(US)
オフィシャル・サイト(日本)
         IMDb
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 ジョン・キューザックは独特の間がおかしい、ジョークがすべったのを悟って、それをごまかそうとして一段とすべるというキャラクターが良く似合っている。
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犬がきっかけになって、お互いに良い印象を抱くようになる2人。アメリカでは犬好きの男性は、女性から好感を持たれる、というデータがあるらしい。
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1965年生まれだから、今年42歳になるダイアン・レイン、それほど濃い化粧もしておらず、美容整形みたいな不自然さもなく、すっぴんぽいのに美しい。
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最近いろいろな映画でチョコチョコ見かけるクリストファー・プラマー、最近だけでも『インサイド・マン』、『イルマーレ』、『シリアナ』などに出演し、しかも脇役なのにけっこう目立っている。
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クレア クック, Claire Cook, 富永 和子
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