にゃ~・しねま・ぱらだいす

ドコにもダレにも媚を売らずに、劇場・DVDなどで鑑賞した映画の勝手な私評を。

基本的に『どっか~ん』『ばっか~ん』『ぶちゅ~』なるハリウッド3段オチ的大作には辛口。

映画は『エンターテインメントだけでもお説教だけでもダメ』がポリシーです。

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新旧取り纏めて不定期に不敵に更新を行っております。コメント・TBなどお気軽にどうぞ。




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ノルウェイの森 【スペシャル・エディション2枚組】 [DVD]/松山ケンイチ,菊地凛子,水原希子

【監督】トラン・アン・ユン
【主演】松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、玉山鉄二、高良健吾、霧島れいか
【オフィシャルサイト】http://www.norway-mori.com/index.html

オッサン世代なら誰もが当時読んだ(後首をかしげた)であろう村上春樹ベストセラーが映画化。
『何故今更』『何故中国人監督』『何故菊地凛子』など様々な疑問を含みつつ、だが若干の郷愁もあり。
こうして映像化されると『リアリティのない感じが受け入れられたシアワセな時代だったんだ』ことを実感。

高校時代に親友キズキと彼の恋人直子と共に青春時代を送ったワタナベだったが、
キズキが自殺でこの世を去ってから無気力感に襲われ、1人東京の大学に出てきていた。

しかしある日、偶然直子と再会したところから再び止まっていた時間が動き出していく。
複雑な思いを抱きつつも、直子に惹かれて行くワタナベ。
一方その思いを知りつつも、孤独感を深めていく直子。
2人の思いが重なった夜にその亀裂は決定的となり、直子はワタナベの前から姿を消してしまう。


そんな折、大学で出逢った少女・緑に心惹かれつつも、心を閉ざしてしまった直子が
療養所にいることを知ったワタナベは雪道を1人歩いていく-。

ご他聞に漏れず、自分もベストセラーとなった当時興味を持って読んでいるが、
難解な文章(いや言葉は簡単なのだが)と回りくどい表現に感情移入できず、酷く読了まで
時間がかかったことを覚えている。当然読後『ナンじゃこりゃ』と首をかしげたのは言うまでもない。

それでもあの時代は、村上春樹のエッセイっぽい文体が新しかったことは間違いない。
それを読んで分かった気になる、なれる人間が、オピニオンリーダーぶれる時代でもあった。
だから人々はこぞって買い求め、半分も理解できずにいても勝手に妄想し、時にはワタナベに、
時には直子に、そして終末思想を持つ人間はキズキに同調したのだった。

時は流れ21世紀。時代は変わった。分からないものは分からないと言える人間が増加し、
難読な書籍は売れないユトリ脳も増えた。そもそも本自体を読まない世代ばかりとなった。
そんな時代の映像化である。当時も沢山の企画が上がったであろうに、今になってである。

映像としてはよく出来ている。

トラン・アン・ユン監督の美意識がカメラワークや絵作りのアチコチに散りばめられており、
(偏った昭和を模した)モダンPVとしての完成度は決して低くないと思う。
だがやはり村上ワールド的な台詞回しは物語にリアリティを与えられず、意味ありげでなさげな動きは、
大学生制作する不条理インディペンデント映画のようでもある。

そういう1人であった自分には、苦笑が出るほど懐かしい。
だが、これを商用映画でやってしまえるという恥ずかしさも同時に込み上げるのだ。
良くも悪くも厨二病の作品-そんな印象だけが2時間強押し寄せたまま、引くことはなかった。

キャスト陣は奮闘している。特に映画初出演という水原希子は、その縁起の拙さが逆に
村上ワールドの住民独特の存在感の無さで存在感を発揮(変な日本語w)。
リアリティが求められる作品は難しそうだが、昨今流行の漫画原作モノやコメディなどなら
対応していけそうな期待感も若干(本当若干だが)。
賛否両論というよりおそらく否の方が多いであろう菊地凛子の起用は、半分アタリで半分ハズレ。
後半の病んでいく姿は自で行けるだろうw、という熱演だが、ワタナベが惹かれて行く前半はうーむ。
神秘的な存在感があるようには思えないし、女性としての魅力があるようには思えない。
…まぁ、これは好みもあるのでナンとも。

全体的に『何故』が漂う作品であることは間違いないが、あの時代(設定の時代ではなく流行った時代)
を思い返すには、悪くないかもしれない。今更思い返す必要もないかもしれないけど。


【評価】
★★☆☆☆

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借りぐらしのアリエッティ [DVD]/出演者不明


【監督】米林宏昌
【主演(声)】志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、三浦友和、樹木希林
【オフィシャルサイト】http://www.karigurashi.jp/index.html

宮崎パヤオ(ワザとですw)企画・原作のジブリ最新作。今回は監督に作画上がりの米林氏を抜擢。
不肖の息子wと並び、ジブリ第2世代の育成を目的とした学校的要素がヒシヒシ。
確かに美術は素晴らしいのだが、絵作りや脚本にはパンチ不足。マァ、本はパヤオの責任だけどw

持病である心臓病の手術を控えた12歳の少年翔は、大叔母の古い屋敷へ療養にやってきた。
離婚後唯一の肉親である母親は、仕事柄海外赴任することが多く、面倒が見られないためだった。

広い庭と深い森に囲まれた古家での優しい大叔母と人クセある使用人・ハルとの3人暮らしは
静かな日々になる筈だったが、その家には小さな同居人たちがいたのだった。

『人間に見つかることなく、彼らのモノを借りて暮らす』小人達・アリエッティ一家との出逢いは、
翔の人生や考え方を変えていく-。

ジブリの最大の問題は、巨匠・宮崎駿の後継者不足であることは明らか。
巷の評価も『千と千尋』をピークに、前作『ポニョ』では楽曲(と大橋のぞみちゃん)の方が
大きくフィーチャーされる始末。そもそも未曾有の大震災発生後、あの作品が地上波で
放送されることは二度とないであろう。

マイペース(傍若無人)な本人がその危機を感じているかはともかく、会社としても
鈴木Pは相当焦っているらしく、『ゲド戦記』では嫌がる長男を担ぎ出したものの酷評、
その反省からか今回は実力派の秘蔵っ子をデビューさせる作戦に出た。
これなら長男には難色を示したパパもニッコリかと思いきや、観客はそうはいかなかった。

そもそも2時間を越える長編が多いジブリ作品の中では短編の部類に入る1時間半。
その中で語るには、物語の要素が余り過ぎる。病気の少年と小人の少女の交流が
行われる合間もなく、共闘するという急ぎ足の展開を余儀なくされてしまう。
必然的に見ている方は、ジブリお得意の行間ならぬ絵間で見せる感情表現を期待してしまうが、
そこがあまりにも過不足。『人間に見られてはいけない』筈の小人達が、彼の前でイキイキと
活動することに違和感を感じざるを得ないのである。

…かといって現状で2時間引っ張れる要素はないので、ゲスト的に出てくるスピラーの存在や
家族の過去やそれまでの背景をしっかり描くことで、物語や人間との遭遇に驚きや深みが
出てくる結果になったかもしれない。

辛口な評価になったが(いつもそうだけどw)、美術などはいつも以上に素晴らしい。
丁寧に描かれたファンタジーと憧憬を同居させる絵作りは、美しい世界観を構築している。
アニメーション芸術として、それだけでも1時間半見る価値は確かにある程。

しかし興行のためとはいえ、人気俳優に声優をやらせるのはいい加減やめたらどうかなァ。
ハルなんて、声だけ聞いていてもロックンローラー・樹木希林にしか見えないよ(-_-;)


【評価】
★★☆☆☆

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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)/ブラッドリー・クーパー,エド・ヘルムズ,ザック・ガリフィナーキス

【監督】トッド・フィリップス
【主演】ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ヘザー・グラハム
【オフィシャルサイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/thehangover/

ゴールデン・グローブの作品賞にも輝き、続編の公開も備えるハチャメチャノリのコメディ映画。
欧米人好きするブラックユーモアの応酬かと思えば、日本人でも受け入れ易いシニカルな笑いもカバー。
この手の本国大ヒットコメディは内輪受けで終わることが多いが、思ったよりも馴染めた感あり。

結婚式を2日後に控えたダグは、悪友達や義弟を連れラスベガスに出向く。
高級ホテルの超豪華スィートで独身最後のパーティーを満喫する予定だった彼らだが、
翌朝2日酔いから醒めてみると、ダグは姿を消し、散乱した部屋内にはトラと乳児がいる異常事態。
誰も何が起こったのかまったく記憶がない状況の中、部屋内にあった僅かな手掛かりを伝に、
彼らは失われた夜の行動を辿ってうちに、徐々に明らかになっていく事実に驚愕することに-。

ストーリーは単純明快。途中整合性が怪しい箇所も多々あるが、そんなものは関係ない。
2日酔いでまったく記憶がない連中がナニをしでかしたを追っていくだけの話。
酒に溺れたことのある方ならご存知だと思うが、深酒をすると暴言や行動は派手になるが、
終いにはまったく動けなくなる。一晩中、乱痴気騒ぎをして活動し続けることは不可能w
だが、そういったリアリティや謎解きのレトリックを追求し続けてしまうと、映画としての
完成度は上がるかもしれないが、コメディとしてのリズムや意外性はなくなってしまう。
アタマを使わないバカコメディとしては、コレで良いのかもしれない。
予算は大作の何分の一かという話だが、それでも一般の邦画よりは段違いに上。
ラスベガスロケや派手なアクションなど、国内の同系統の作品とはやはりレベルが違う。
それが笑いに全て転化されているかというと微妙なモノの、欧米モノにアリがちな
ブラック・風刺・下ネタの類ばかりではなく(それでも結構あるが)、ジェスチャーや
シチュエーションコメディのジャンルも多々内封しているので、向こうの笑いに辟易している
方々にも取っ付き易い纏め方であるように思う。正直期待はしていなかったが、それなりに笑えた。

キャスト陣は本国では著名なコメディアンが多いらしいが、世界的なネームバリューはなし。
唯一ゲスト出演的なヘザー・グラハムが一番だが、むしろ良く出演したな、という印象。
日本ではコメディアンが出演する本当の意味でのコメディ映画というのは制作しにくい状況にあるが、
やはり懐の深さというか芸達者の部分のレベルが違うのだろう、ということは実感できた。
役者としてもエンターテイナーとしても、スクリーンでしっかり成立できるもんね。

ま、騙されたと思って見てみれば、万人にお勧めはできないがそれなりに満足できる。
爆笑はムズかしいかもしれないが、失笑というか苦笑というか『こいつらアホだな』的笑いは保障します。


【評価】
★★★☆☆
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リトル・ランボーズ [DVD]/ビル・ミルナー,ウィル・ポールター,エド・ウェストウィック


【監督】ガース・ジェニングス
【主演】ビル・ミルナー、ウィル・ポールター、ジェシカ・スティーヴンソン
【オフィシャルサイト】http://rambows.jp/

妙に嗜好の合う有名映画レビューサイトで絶賛されていたので、予備知識無く鑑賞。
冒険心のある子供達が主役ということで名作『スタンド・バイ・ミー』路線のイメージを持っていたが、
もっとドロ臭く、爽やかさや清清しさは皆無。郷愁も誘われることはないが、ラストは少し救われる。

1982年イギリス。
父親に先立たれた気弱な少年ウィルは、一切の娯楽を禁じる宗教を信じる母親の元で育っていた。
映画やテレビも見ることが出来ない彼の唯一の娯楽は、妄想と落書きしかないのだった。
しかし、学校一の悪童・リーと知り合ったことで彼の人生は大きく変わっていく。
両親が不在という似た境遇同士の彼らは性格は正反対ながら意気投合し、『ランボーの息子』という
自主映画を2人で制作していくこととなる-。

この作品、小粒だがキラリと光る作品であることは間違いない。
本国イギリスでは各映画賞なども受賞しているようであるし、『良い映画』であることに疑いの余地は無い。
だが、もう1つ感情移入し難いザラザラ感があることは否めない。

その大きな要因の1つは、ウィル家を取り巻く厳しい宗教戒律の存在。
宗教嫌いの自分でなくても、子供にまで一切の娯楽を禁ずるような存在は吐き気を催す悪でしかない。
これを強要する母親も教会の大人たちも、何故そういった信仰になってしまうのかまったく理解できない。
ラストでは溜飲を下げる場面もあるが、この一連のヤリトリが不快で仕方がなかった。

もう1つは悪童・リーのキャラクター。
元来映像で描かれるガキ大将というのは、悪事を働いてもどこか可愛げが残っているものであるが、
この映画で描かれるリーは、そこの部分が欠落している。(可愛そうだが)残念なことにルックスでも
感情移入し難いのだが、物事の感じ方・考え方・台詞にまったく面白みが無い。
そのクセ、歳の離れた兄にはゴマをするところなどポリシーが無さ過ぎて、キャラが弱すぎる。

あとはランボーというネタ。
古いとか懐かしいではなく、ランボーになろうとか夢中になった小学生はあまりいなかったぞ、当時。
ま、これは日英の違いかもしれないけどw

映画としてのパッケージは良質。脚本もそれほど悪くない。
だが、登場するキャラクターに皆クセがあり過ぎ、誰もコレも魅力的に描けているとは言い難い。
キャスティングの問題というより、やっぱり演出の問題なんだろーな、コレは。
期待ハズレというより、少しだけ嗜好にズレがあったな、という印象。


【評価】
★★☆☆☆
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トロン:レガシー DVD+ブルーレイ・セット [Blu-ray]/ジェフ・ブリッジス,ギャレット・ヘドランド,オリヴィア・ワイルド


【監督】ジョセフ・コジンスキー
【主演】ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、オリビア・ワイルド
【オフィシャルサイト】http://www.disney.co.jp/tron/

1982年、まだ創世記にあったCGを駆使した映像で度肝を抜いた名作『トロン』奇跡の続編。
前作のオリジナルキャストも集結、2世代にわたるデジタル世界での冒険活劇を描く。
しかしあの当時の映像美は覚えていてもストーリーを覚えているオッサンは少ないのでは(俺含)。

20年前に起きた世界最大のコンピュータ企業・エンコム社のCEOである父・ケヴィンの
突然の失踪により、会社とも距離を置き趣味のバイクに現を抜かす日々を送るサム。
ある日、彼の親友であるアランから、父よりサム宛のメッセージを受けたことを伝えられる。

手掛かりを求めてかつて父が経営していたゲームセンターに潜入するサム。
その地下には、彼が少年サムに夜毎話聞かせていた寝物語の世界-コンピュータの中に
広がっているデジタルの世界-に入り込むための特殊な機器が並んでいた。

操作をしているうちに、光と闇が支配するデジタルワールドに導かれてしまうサム。
そこで出逢ったのは、当時のまま歳をとっていない・父・ケヴィンが王として君臨している姿だった-。

SFといえばSWだった少年達に違う意味でのインパクトを与えた『トロン』。
同世代のオッサン達なら忘れることはないであろう。
コンピュータ・グラフィックスといえば、ピーガーピーガーとロードに1時間かかった末、
カクカクと動くワイヤーフレームでしかなかった時代にカラー、しかもダイナミックに動く姿に、
目を奪われてしまったほどだ。当然ストーリーなどはまったく記憶にない。ただ映像は素晴らしかった。

このリメイク(だと思っていた)の発表を受けて、今更ながら旧作を見直した。
当時はよく理解できなかったが、成程映像は今見ても新鮮だし、ストーリーも革新的。
シド・ミード御大によるデザインは30年経っても色褪せることはないし、当時の技術や英知の最先端を

結集して制作された映像であることがよく分かる。ただ、あくまで当時をリアルタイムで知っているから
ならではの感想であり、今の世代からは別の意見が出るだろうけどw

そこの先入観があると本作には、どうしても厳しい評価にならざるを得ない。
技術は確かにスゴイ。クルー役はジェフ・ブリッジスの若い頃をCGで作成させ演技させるなど、
もう役者不在になるのでは、とハリウッドの将来を懸念させる程で、ついにCGはここまで来たのか、と
畏怖に近い感慨を感じさせる。老けた父役の方がメイクかと思っていたけど、もう60代なんだね(-_-;)

ストーリーもそれ程悪くはない。リメイク的内容に終始しているため、前作を鑑賞していないと
世界観が掴みにくいところはあるが、オマージュやインスパイヤを非常に感じる良質な部類。

じゃ、何が問題なのか。
おそらく『新しさ』だろーな。あの時代、あの映像は非常にインパクトがあった。
しかし今の時代、特にアバター以降は人々の映像に対する基準が飛躍的に高くなり、
大抵のことでは『今まで見たことがない斬新な』という枕詞は使えなくなってしまった。
ましてやゲーム等でCG映像に慣れ親しんでいる若年層は尚更、そのハードルは高い。

マーケティングには定評のあるデ○ズニーにしては、当時少年だったお父さん、そして次世代である

その子供の両方を取り込むには、どっちつかずな企画だったかな、と思ってしまう気も少々。
それでも、少年時代釘付けになったオッサン達は一応見ておけ、って評価で。

【評価】
★★☆☆☆

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十三人の刺客 豪華版(2枚組) [DVD]/役所広司,山田孝之,伊勢谷友介


【監督】三池崇史
【主演】役所広司、山田孝之、松方弘樹、伊原剛志、伊勢谷友介、稲垣吾郎、市村正親
【オフィシャルサイト】http://www.13assassins.jp/

漫画・アニメの実写版に果敢に挑み、高評価を受ける鬼才・三池監督の時代活劇。
それにしてもいつ休んでいるのかフシギになる程三池組は大忙しの引っ張りダコ。
無茶な企画でもそれなりに見られるモノに仕上げてしまうその豪腕は確かに貴重だが、
タマにはじっくりと腰を落ち着けて時間をかけて撮られた作品も見てみたい気もする。

江戸時代後期。将軍の異母弟にあたる明石藩主松平斉韶は傍若無人の暴君であったが、
その血筋や立場から誰もが手を出せない不可侵な存在として君臨していた。
その斉韶が老中に就任することが内定し、幕府および国家の危機を憂いだ大炊頭は、
目付役の島田新左衛門に密かに暗殺を勅命する。
武士としての生き様を強く望む新左衛門は13名の同志を集め、参勤交代途上の斉韶を狙う-。

リメイク作品とはいえ、ストーリーは単純明快。アクション時代劇の域を出ることはない。
しかし黒澤作品の影響が多分に感じられる映像表現は、遥かに従来のそれを越える。
室内のシーンではゆらぎのある照明で行灯を表現し江戸の室内をリアルに映し出し、
屋外の合戦シーンでは見栄や構えといった時代劇の文法を外し、剣の突き刺しを無骨に描く。
松方弘樹だけは唯一の例外だがw、コレはコレでカッコ良くオーラを醸し出しているからおk。
泥・雨・地面に突き刺された無数の剣など、黒澤映画で御馴染みの風景も、映画ファンを
ニヤリとさせるポイントとなっており、三池監督作品ならではのサービス精神が溢れている。

オールスターキャストとも言える豪華俳優陣の中で、やはり少し浮いているのは吾郎ちゃん。
悪役しかも女子供にも手を上げる暴君という汚れ役は、国民的スターとしては冒険だったかも
しれないが、まだ躊躇いが伝わって来るようで、もう1つ吹っ切れた感を感じることができなかった。
それまでの俳優としてのキャリアが問題なのかもしれないが、アイドル気分ではいられない年齢、
コレをキッカケに一皮も二皮も剥けて欲しいと思う。キムタクもいつまでもアレで行き詰っているしね。

グロいシーンも多くPG12指定ではあるが、クライマックスの合戦シーンは確かに見もの。
しっかりとした王道時代劇を見ることが少なくなった昨今、日頃このジャンルを敬遠ガチな方々にも
エンターテインメント傑作として是非見て頂きたい、と久々にお薦めできる良質な作品。

時代劇ということでどーかな、と思っていましたが、いや、流石三池監督。お見事でした。
でも、タマにはゆっくり休んでくださいね。


【評価】
★★★☆☆

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ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]/ジェシー・アイゼンバーグ,アンドリュー・ガーフィールド,ジャスティン・ティンバーレイク


【監督】デビット・フィンチャー
【主演】ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク
【オフィシャルサイト】http://bd-dvd.sonypictures.jp/thesocialnetwork/

世界最大のSNSとなった『Facebook』の誕生ヒストリーを鬼才フィンチャーが映像化。
持ち味のギラついた映像は控えめで腰を落ち着けた演出と、ジェシー・アイゼンバーグの怪演が光る。
ただオフィシャルではなく、あくまでフィクションと『Facebook』側は説明しているらしい。
ま、現実はそれ程右肩上がりばかりではないし、人間もそれ程酷いヤツばかりでもない、ということか。

2003年、ハーバード大学のPCオタク・マークは恋人と子口論の末、別れてしまった腹いせに、
Blogに悪口を書き殴り、同時にハーバードのサーバーをハッキングして女子学生の写真を集め、
女子学生格付けサイト『フェイスマッシュ』を立ち上げてしまう。
サイトは2時間で2万2000アクセスを記録するが、半年の保護観察処分を受ける結果となる。

この優れたプログラミング能力に目を付けたボート部のエリート学生・ウィンクルボス兄弟達は、
ハーバード大生専用のSNS「ハーバード・コネクション」の制作を依頼、マークは受諾する。

マークはこのコンセプトを改良・親友であるエドゥアルド・サベリンの出資協力も受けて、
2004年初頭に「ザ・フェイスブック」が誕生させる。このサイトは瞬く間に広がりをみせ、
ウィンクルボス兄弟達はアイデア盗用の疑いを確信、訴訟の動きを見せ始める。

マークはNapsterの創始者・ショーン・パーカーとも接触。更なる投資を受けて、
『Facebook』は西海岸に続いて、欧州にも進出。世界規模の拡大へと繋がっていく。
しかしこの頃、出資者・エドゥアルドとマークの間で考え方の相違が起こるようになっていく-。

SNSといえば日本では『Gree』と『mixi』が有名だが、欧米では断然Facebook。
ケータイゲーム会社になってしまったGreeや沈滞ムード漂うmixiに愛想を付かした日本人も、
徐々に流れつつあるようだ。かくいうこの自分も随分前にアカウントを取っているものの、
特殊なインターフェイスと実名というハードルに食指が動かず、ほとんど活動していない。
そのためか『Facebookのスゴさ』というのを恥ずかしながら、今一つ実感できていない、というのが
正直なトコロだったりする。どっちかというとTwitterの方が全然使い勝手いい感じ。

デビット・フィンチャーというとMTV仕込みのトリッキーでギラついた映像作りが持ち味の監督。
その作風がミステリーやサスペンスの分野などには新機軸として好評を博したものの、
ドキュメンタリー(Facebook側は否定しているけど)タッチの本作などの作りの場合、
果たしてその作風がマッチするのか、少々疑問だった。結果から言えば問題ナシ。
天才は奇をてらわずにBASICに撮ろうと思えば容易くこなしてしまうのね、流石。
そういった意味で『フィンチャーらしさ』は皆無だが、培われた高い映像技術は、双子の合成など
随所にVFXを忍ばせている。

オスカーにもノミネートされたジェシー・アイゼンバーグは、早口で変質的なマークを怪演。
『天才でも変人でもある』彼の人間像を見事に演じきっているが、果たして本人がこうなのかは不明。
ま、IT企業のTOPはカネの亡者かコミュニケーション能力が欠如した変わり者、というのが、
経験則からくる自分の中での定説wなので、こんな人物でもフシギではない。
というかたぶん、リアルでこんな人物なのだろう。

フィンチャー+昨年の各賞を総なめしたことでハードルが高くなったのは確かだが、
現在と過去が交錯する流れやエドゥアルド側に偏った作りであることなど、全体が見えにくい点は
気にならないでもない。ましたや無関係な業界でもないので、気になる点もなくはない。
それでも、こういった一握りの天才とそれに群がる利権やカネが、人や社会を変えてしまうのだ、という
怖さは、充分に堪能することができた。だからIT業界の人間って、すぐ心病んじゃうんだよな。

IT業界の人は必須。それ以外に自分を見つめ直したい人にも是非。

【評価】
★★☆☆☆

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テーマ:
SP 野望篇 DVD特別版/岡田准一,堤真一,真木よう子


【監督】波多野貴文
【主演】岡田准一、堤真一、真木よう子、香川照之
【オフィシャルサイト】http://www.sp-movie.com/index.html

相変わらずTVドラマを見ない性質だが、『続きはスクリーンで』状態』という位置づけの作品らしい。
Security Policeという要人警護を目的とした警視庁のエリート軍団をメインにしたアクション活劇。
ドラマで世界観を知っていればこんなモノかもしれないが、中途半端なリアリティがちょっとイタイ。

警護課第四係のメンバーである井上は、五感や記憶機能の異常発達による特殊能力を生かし、
要人警護や犯罪の未然防止の分野で活躍していた。
一方、彼の上司である尾形は、現在の警察機構とSPのあり方に疑問を持っており、官僚として
要職に就く同じ大学サークルのメンバーと革命を起こそうと密かに画策していた。
井上の能力を高く評価している尾形は、彼を同志に引き入れようとするが、幼少時に両親を
テロリストに殺害された過去を持つ彼は、断固として拒絶する。
井上の能力を危険視する尾形は、官房長官の警護を担当した機に、彼の命を狙う-。

クールで骨太・政治ドラマを織り交ぜて、『24』のようなアクション活劇を作りたい。
その心意気はよく分かるのだが、脚本・演出・出演あと当然だが予算。
残念ながら、全てが劣化版にしかなっていない。嘘がヘタ過ぎるという全体の印象。

まずはあんなSPいないよね、という当然至極の話。
それは良いとしても身長の低いヤツ、どう見ても贅肉で太っているヤツ、胸がデカイだけのオンナ。
こんなのがエリート中のエリートとして抽出されているというのは、あまりにも現実味がなさ過ぎる。

あとはチープな脚本。
政界との癒着・パイプなどの描き方は良いとして、イイ歳をした大人たちが『革命』ってナニよw
隠密部隊を雇っているとか、自分達の同僚の命を狙うとか、主人公のありえない能力とか、
もう漫画レベルの設定のオンパレード。この世界観を現代社会に入れ込むのはちょっとなァ。

そして予算不足がミエミエの市街地戦。
安っぽいCG爆発の合成やら、正面きって襲撃しながら何故か銃を使わない暗殺部隊やら、
プロならもっと上手くやるだろうという違和感。

最近ありがちなドラマ映画と言ってしまえばそれまでなのだが、『カコイイでしょ』的な制作者側の
ナルシストぶりが画面からビンビン伝わってきて、まったく遊びがないところが少しイタイ。
真面目に取り組むことは素晴らしいことだと思うのだが、もう少し肩肘張らず余裕を持って頂けると、
見ている方も『日本のアクション活劇ならこんなものでしょ』と見られるんだろうが、とつくづく。

こういったモノを全て許せるドラマからのファン、あとは勿論岡田クンのファンならおkなのだろうか、
…と好きな人には申し訳ないのだが、ちょっとヒキながら見てしまったというのが正直なトコロでした。
しかし香川照之は本当に休みがあるのか、というくらいアチコチよく出演しているよねぇ。

しかしこれは壮大なる予告編で、本編は後半の『野望篇』らしい。
こういった商売の仕方もいかにもTV的でうーむと思っちゃうんですよね、卑屈な俺としては(ーー;)


【評価】
★★☆☆☆

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悪人 スタンダード・エディション [DVD]/妻夫木 聡,深津絵里,岡田将生

【監督】李相日
【主演】妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明
【オフィシャルサイト】http://www.akunin.jp/index.html

昨年の各映画賞を『告白』と分け合った2010年を象徴するベストセラー映画化作品。
爽やかなイケメン役が多かった妻夫木聡が汚れ役という新境地に挑む。
演者全てにハードな芝居が求められるという厳しさは光るものの、個人的にはそれ程フィットせず。

長崎の漁港で叔父の解体屋を手伝いながら、祖父母の世話をする日々を送る清水祐一。
そのストレスのはけ先は出会い系サイトで知り合った女性達と肉体関係を持つことに向かっていた。

博多に住む保険外交員・佳乃と約束をしていた祐一だったが、彼女が一方的に思いを寄せる
大学生・圭吾の車に逃げるように同乗、納得の行かない祐一は尾行を開始する。

佳乃の不躾な態度に腹を立てた圭吾は、人里離れた橋桁で圭吾の車は急停車。
彼女を車の外へと蹴り出す。そんな無様姿を見ていた祐一に、佳乃は逆上。
警察に行き祐一が犯人だ、と弁明すると泣き叫ぶ。それを止めようとする祐一。
しかし、その騒動はいつしか彼女の命を奪う結果となってしまうのだった…。

2010年は、ドラマ映画が溢れる中で骨太な邦画が評価される映画界としては良い年だった。
その中で高い評価を得た一方が『告白』そしてもう双輪となったのが、この『悪人』と言って良い。
両作品ともミステリーの形態を取っているものの、人間の本質を捉えた作品といった意味では、
共通項は多い。俳優陣の熱を帯びた芝居が伝わってくる部分でも共通している。

それまでイケメンで知的という漫画のような主人公を演じることが多かった妻夫木聡だったが、
年齢を重ねて今後も同じパターンで勝負することの恐怖を感じたのか、大幅な路線変更を図った。
所謂『演技派への脱却』だが、ともすればそれまでの熱心なファンを失うことにもなりかねず、
本人も事務所も判断に勇気がいったのではないか、と思われる(どちらかというと事務j所サイドw)。
作品として高い評価を受けた以上、結果としてこのチャレンジは成功ということになるだろうが、
今後同じようなポジションの俳優達に、焦燥感と危機感を抱かせた功績は大きい。
そうして日本の若手俳優人のスキルが上がっていけば、鑑賞に耐える作品も増えていく筈。

だが、彼のチャレンジは残念ながら、それを凌駕するバイプレーヤーに完全に食われてしまった。
女優としてのオーラを完全に消し去り、しがない紳士服売り場の店員を演じ切った深津絵里。
台詞はなくても他を寄せ付けない圧倒的な存在感で哀しみを表現する樹木希林。
逆上と理性のバランスを崩しながら娘を理不尽に殺された父親を熱演する柄本明。
アホな子にリアリティを持たせた岡田将生、満島ひかりら若手陣。
俳優部には文句のつけようがないし、それを演出した李監督は、ドキュメントテイストに強い印象。

もう1つ自分の中で合点がいかなかったのが、脚本面。
原作は未読だが、原作者自身が脚本に加わっているため主旨は大きく外れていないのだろうが、
登場人物の行動様式の部分で納得のいかない点が多く、感情移入できなかった。

ウザイ女を蹴り出す若者、争いの中で誤って首を絞めて殺害してしまう主人公、
その気はないのに肉体関係を持ってしまうヒロイン、殺人犯と知って匿ってしまう行動…。
現代社会もそこで生きる若者も脆いとはいえ、あまりにも短絡的過ぎる。
複数の仲間と一緒だったら蹴り出しもするだろう。
肉体関係にオープンでその相手探しのつもりで入会していたなら、すぐホテルでも良いだろう。
それだけの関係で必要とされているという思い込みだけで、良い歳をした女がそれまでの人生を
棒に振るような決断をするだろか。

…なんか恋愛と人間考察に縁薄い人間が書いたような、ご都合主義なプロットにしか感じなかった、

と言うのが、率直な感想。天下の芥川賞作家に向けて何とも無礼で生意気な発言で申し訳ないが、
映像にリアリティがあるのに、話自体には少ないとう違和感が最後までどうにも消えずに残念だった。
これは見た俺の方が考察が足らないのかもしれないけどね(-_-;)

結局、去年話題(?)になった邦画では、告白<悪人<トイレット。
テイストはそれぞれ異なるが、人間を描くと言うのが映画の真髄ならば、行動様式に裏付けが欲しい。

…とはいえ、冒頭にも記述したが、この手の作品が評価されるのは良いこと。
今後の邦画界にも期待が持てるところだが、震災を受けてどう変わるか。

【評価】
★★☆☆☆

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川の底からこんにちは [DVD]/満島ひかり,遠藤雅,相原綺羅

【監督】石井裕也
【主演】満島 ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了
【オフィシャルサイト】http://kawasoko.com/

まずは今回の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当方は東京の築50年強のオンボロビルで体験したことのない死の恐怖を味わいましたが、無事。
ただ家族が別々の行動を取っていたため、安否確認・集合できたのが深夜3時という状況でした。
現在もひっきりなしに続く余震や計画停電・放射能汚染水道など落ち着かない毎日ですが、
被災地の惨状を見ると、『生きていること自体、運が良かった』とつくづくかみ締めている次第です。

今回の映画レビューは震災前に鑑賞したものですが、あの日以来まったく書く意欲を失い
今日まで来たものの、記憶が風化してきてしまったので何とか気力を振り絞っている次第。
また当分レビューは間が開くのではないか、と思っております。読者いないから関係ないけど。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

次世代を担う演技派と目される満島ひかりが主演どころか、将来の伴侶までゲトしてしまった作品。
まだ若く伸び盛りなだけに、この決断が演技や活動の幅を狭めることにならなきゃいいけど。
よくも悪くも彼女しかできない彼女ならではの作品に昇華させているいるのは見事。

上京5年、5つめの会社、5人目の彼氏がバツイチ子持ちの上司という派遣OL佐和子は、
『しようがない』が口癖の妥協だらけの人生を送っていた。
そんな彼女にある日、叔父から田舎の父が入院したという知らせが入る。
家業のしじみ工場を継ぐように言われるものの、逃げるように実家を飛び出した佐和子は気が乗らない。
しかし会社をクビになった健一は田舎暮らしを美化しており、結局3人で出戻ることとなる。
案の定、小さな村のしじみ工場で昔の噂話をブリ返された彼女は、逆境に立たされることとなる-。

一時期の上野樹里、真木よう子など所謂『インディーズ系映画監督が嘱望する女優』同様、
満島かおりもそれに属する評価を得る次世代を担う演技派と期待されているようである。
彼女の一番の魅力は、端正な顔立ちと華奢な体型に似合わない自己主張を表現できるところ。
時には女らしさ、時には少年ぽさを醸しだす奥深さは、前記の2人よりもむしろ幅があるように思える。
どこにでもいる普通のOLでありながら、実は複雑な家庭環境を抱えており、しかも経営者として
成長していくという難しい役どころを自然体で演じている様は、今後が大いに期待できる素材。
当分の間、追いかけて行きたい素材ではある。それだけに突然の結婚がどーなるか見もの。

ぴあフィルムフェスティバル上がりの若手監督は、その魅力を存分に引き出しているものの、
撮影手法・演出などには流石に素人臭さが漂う。それが今後洗練されていくのか、持ち味として
残り続けるのか、この作品が一定の評価を得たことで予算が増えるであろう次回作以降が注目。

ライトコメディタッチではあるが、あくまでインディーズベースの邦画なので、見慣れていない人は注意。
完成度は佳作以上ではあるが、万人に薦められる程でもないということをご了承を。

【評価】
★★☆☆☆



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