リリー・フランキーは以前から好きでした。


あの 『ココリコミラクルタイプ』 でのエロスっぷりが好きで。


そのリリーさんの出した本が、ついに100万部突破したということで、この本も興味があったものの中々手に取らずにいたんですが、いよいよ読んでみました。


東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~


これは、”リリー・フランキー”が好きじゃないと面白くないのかも?しれません。


リリー・フランキーの幼少時代から、今にいたるまでの生い立ちなので。


私は、リリーファンなので存分に楽しめました。


楽しめたし、最後は涙が止まらなかったという。



いつまでも”自分達の家”が持てずにいたこと、早くからの両親の別居。


母を思うリリー少年の子供らしくない子供の姿がある中で、また子供を思うオカンの愛情の深さが伝わってきました。 


オカンと親戚のオバチャンらとリリーさんでハワイ旅行に行った話があるんですが、その話を 『美女と野獣』 という本の中で、”オカンがガンになった”という見出しで語られているのを読んでいました。

その中では、わりと面白おかしく書かれていたので今回の本の中身を読んで改めて、作家って大変なんだな~と思いました。


リリ-・フランキー=変わった人


というイメージを持っていたんですが、(もちろん変わった人だと今でも思いますが) もしかしたら、人一倍常識のある人間なのかも・・と感じた作品でした。


さきほど書いた、『美女と野獣』 は、かなーり笑えるのでオススメです。

そして今夜から、『ボロボロになった人へ』 を読み始めます。


リリー祭り。