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Sound@Cinema

))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
http://www.csw.jp/

 

 

法廷劇ではありますが、日本の法制度では

有り得ない再審請求の話しで、あれっ?と

思ったら脚本はカナダ人の方が執筆した物

がベースで、監督はインド人のアンシュル

・チョウハンという布陣。

 

まぁおそらくは我々の生活の延長上に仮想

の非日常を描いた作品だと思えば良いかな?

 

 

 

 

話は松浦りょう演ずる福田夏奈が高校生の

時分(17歳)に同級生を刺殺し懲役20年

の刑を言い渡され約7年、そこへこの事件

に対する再審請求が為され、それは福田の

量刑を少年法に照らし合わせて減刑する為

の審議で、殺害された両親も法定へ召喚。

 

 

 

 

父親役が尚玄で、その別れた妻役が

MEGUMIでした。

 

まずどうしても気になったのが両親役共々の

設定年齢で、見た目が40代そこそこの二人に

(実年齢も40代前半)7年前、高校生の娘が

居たとしてもギリギリセーフではあるけれど

どう見ても50代前後じゃないとそぐわない・・・

 

MEGUMIに至っては15,6歳の頃に出産

した想定になるのでどう考えても無理がある。

 

そこへリアリティを求めてなのか?監督の

アンシュルが日本語が流暢では無いのか?

台詞の管理が駄々ヌルく尚玄の台詞の大半

がほぼ何を言っているのか判らない。

 

テーマは悪くは無いと思うんだけど、一々

聞こえない台詞回しに段々とイラつきを覚え

何度もリワインドして聞き返すが、やはり

聞き取れない箇所は散見します。

 

そんな最中で酒浸りだったり、別れた夫婦が

雰囲気で再ベッドインするとか、誰に対して

の“赦し”なのか?”緩し”なのか?焦点がボケて

来るのは否めません。

 

インド人の監督はキービジュアルでキャスト

したんだとしか思われ兼ねない、ディテール

の甘さを覚えました。

 

んー、、、ちょっと辛かったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

9/16から発売された

”マルちゃん・マジ盛・クレイジー豚骨”

を食してみました。

 

豚骨系に目が無いので”荒ぶるクサさ”と

いうキャッチフレーズに惹かれました。

 

 

 

 

90度程度のお湯を注いで2~3分後、

完成です。付属の液体スープを絞る

と豚骨臭が蔓延してくるので、人の

多いオフィスで食べるにはヤヤ気が

引けるといった感です。

 

見た通り、細かな刻み緑葱と合成肉

が表面に浮いております。

 

 

 

 

麺はやや縮れ気味の中細麺、敢えて博多感

は演出していない様に思えました。

 

臭いだけは中々の感じで食欲がマシマシ!

 

「いっただきま~す!ずるっ!!」

 

ん!?ファーストタッチは塩味が強く

味噌味かと錯覚する程でした。

 

これだけ臭いのに豚骨感よりもしょっぱさが

手前に来ており、臭いをおかずにラーメンを

啜っているような感覚でした。

 

ん~~~、思い描いた食べたいモノとは

大分距離が離れておりました。

 

ただしマジ盛りなので量は多く、

お腹はパンパンになりました。

 

まぁ、こんなもんでしょう、即席麺に

多くを求めてはいけません(涙)

 

 

 




お話は71年~始まり当時のポーランドです。

 

共産党による一党独裁時代、ソ連の衛星国

だった時分で国民にほぼほぼ自由が有りません。

我々が良く知ってるアンジェイ・ワイダが

様々な作品を撮り上げた頃ですよねぇ、、、

 

その印象でポーランド映画は難しいって

のが根底にありましたが、今時の作品は

かなりグローバル化されて見易いですわ。

 

 

 

 

話を作品に戻すとボクシングで国の英雄

だった父がオリンピックでソ連に敗れ、

その後退廃していった父を横目に育った

息子もボクサーとなり、国を捨てて英国

に渡り成功を夢見る話です。

 

 

 

 

大恋愛の末に結ばれた奥さんも同行し、

彼の将来に賭けます。

 

と、安直なスポ根路線かと思いましたが、

作品スタート時のコメディ路線も徐々に

剥がされて行き、後半に至るつれシリアス

な展開になっていきます。

 

というのも、今では立派な民主国家となり

ましたが当時のポーランドは揺れており、

多数の有能な人材が、海外に流失した頃で

彼も多分に漏れずその一人だったんですね。

 

それが隠れたテーマでずっと横たわって

いたので、どこら辺で噴出するのかが?

ずっと気になって見ているとボクシング

が主題の映画では無くなっていくんですよね。

 

まぁその辺が意外性があって良かったかな?

 

ちょっと性急な場面も多かったですが、

概ね作り手の主張は伝わった気がしました。

 

2時間半ありましたが全く長くは感じません。