「1911」 ジャッキー・チェン来日記者会見 【後半】 | シネマートアジアのブログ

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日本東京都港区六本木の映画館『シネマート』のスタッフが大好きなアジアを語ります。



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続いてフォトセッション。ジャッキーの大ファンであり、『1911』の吹替版で、陳意映の声を担当した中川翔子が登場し、100本のバラの花束をジャッキーに手渡した。



中川:生まれて来て今日が一番幸せです! 生きててよかった! 来日してくれてありがとうございます! ジャッキーさんの生きた証の、100本目が刻まれたということを、人類の、地球の、宇宙の大いなる財産で、同じ時代に生きて見ることができる、偉大なる歴史の生き証人になることができるという、こんな喜ばしいことはありません! 私だけでなく、日本中、世界中の人々が、ジャッキーさんの映画からもらった勇気や希望や愛で変わりました。ジャッキーさんは命の恩人です! いつまでも皆の宝物で、不老不死でいてください!


ジャッキー:ハイ、ボク、ガンバッテ! 僕は若い人のため映画をつくりたいと思います。映画をとった時に、自分に問いかけます。果たして子孫に見せることができるだろうか? 家族に見せることが出来るなら、世の中の人にも安心して見せられます。他の仕事も、この考えでやっています。皆がこのような気持なら、平和で調和した世の中が生まれると思います。

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中川:
私は10年前、香港でジャッキーさんに偶然会って、私と母が嬉しくて泣いていたら、ご飯を奢ってくれて、誕生日おめでとうと言ってくれました。その時のお陰で、今まで生きてくることができました。どんな瞬間も、スパースターなのに全ての人に無償で愛を捧げられる秘訣は何ですか?



ジャッキー:僕は子供ときほんとうに貧乏で、色々な人のお世話になりました。そして自分に約束しました。自分に力が着いたら、人を助けようと思いました。小さい時、色々な街に行きました。フィリピン、台湾、9歳の時に沖縄に行きました。無名のときに日本に来たことがあります。どこに行っても助けてくれる人がいました。今は自分にそういう能力があるわけですから、どこへ行っても人を助けるべきだと思っています。世の中全てを助けることは、とうてい無理ですが、一人を助けることができれば意味があります。全世界60億の人口がありますが、一人一人を助けることが出来れば、貧しい人はいなくなると思います。


中川:全身ほとばしる想いでありがとうございます!

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― 最後にファンへのメッセージ
ジャッキー:日本に来てまだ2時間たっていないと思いますが、もう日本の回復ぶりを目にして、本当に感動しました。日本の友人に会うと、「日本はどうなってる?」と何度も聞きました。長い間、日本の皆さんと知り合って、日本人の精神力を実感しています。その精神力があるからこそ、日本は必ず再建できると信じています。一番嬉しかったのは、世界中が日本を助けるために動き出しましたよね。それはやはり、日本人がもっている精神力を見たからだ思います。ニホン、ガンバッテ!


『1911』

11月5日(土)より全国ロードショー!

配給:東映

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