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◆香川照之と小泉今日子、カンヌへ!『トウキョウソナタ』「ある視点部門」に出品

トウキョウソナタ
(C) 2008 Fortissimo Films/「TOKYO SONATA」製作委員会


5月14~25日の日程で開催される第61回カンヌ国際映画祭。その出品作品リストが公表され、日本からは黒沢清監督、香川照之・小泉今日子主演の『トウキョウソナタ』が「ある視点部門」に出品されることが明らかになりました。


『トウキョウソナタ』は、今までの黒沢ワールドとは異なる新しい世界観に黒沢清監督が挑戦した作品で、現代日本の家族を映し出した心温まる感動ストーリー。香川照之は、哀愁漂う憎めないサラリーマン、小泉今日子はさえない主婦を演じ、黒沢作品の常連である役所広司も参加。黒沢清監督は「トウキョウに住む平凡な家族をあつかった映画ですが、それをどういう風に世界の人々に見ていただけるのか、楽しみにしております」とコメントを発表しています。


その他、今回のカンヌでは、クリント・イーストウッド監督のスリラー『Changeling』(アンジェリーナ・ジョリー主演)、スティーブン・ソダーバーグ監督がチェ・ゲバラの伝記に挑む『Che』(ベニチオ・デル・トロ主演)、ヴィム・ベンダース監督の『The Palermo Shooting』(ミラ・ジョボビッチ、デニス・ホッパー主演)、ジャ・ジャンクー監督の『24 City』、脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品『Synecdoche, New York』(フィリップ・シーモア・ホフマン主演)などがコンペティション部門の注目株。


ポン・ジュノ監督、ミシェル・ゴンドリー監督、レオス・カラックス監督の3人によるオムニバス『TOKYO!』(香川照之、蒼井優、加瀬亮、妻夫木聡出演)、『カンフーパンダ』で声優をつとめる山口達也のレッドカーペット参加なども、日本人としては注目したいポイントですね。


英語版もあるカンヌ国際映画祭のオフィシャルサイトは ↓ こちらです。
FESTIVAL DE CANNES: http://www.festival-cannes.com/



『トウキョウソナタ』
今秋、恵比寿ガーデンシネマほかにて公開
監督:黒沢清
出演:香川照之、小泉今日子、小柳友、井之脇海、津田寛治、井川遥、役所広司
配給:ピックス