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日付:1979/1/20

タイトル:グリース | GREASE

監督:Randal Kleiser

劇場名:スカラ座 (閉館)  同時上映は「スケート・ボード」(短編)

パンフレット:あり(\300)

評価:-


当代人気の二人ではありますが、トラボルタもオリビア・ニュートン=ジョンも高校生役はさすがに無理があった。別に良い曲だとは思わないけれど挿入曲「愛のデュエット」は今も耳に残る(あれホントにトラボルタが歌ってたのかしら?)。

先日のオリヴィアのコンサートでも当時の映像をバックに数曲披露してくれていたけれど、挿入歌は結構名曲揃い。さすがはブロードウェイの人気ミュージカルだと改めて認識しました。


同時上映で当時流行っていたスケボーの短編(原題"HOT WHEELS")が付いていた。


2015年7月26日

WOWOWシネマ放送(2015/6/14)分を鑑賞。

「アメリカン・グラフィティ」のように後を引く事のない、コミカルで軽いノリの作品。ロングランを続けたブロードウェイ作品の映画化でありながら、主役の二人の商業映画のようです。


高校を舞台にしながら、全米公開当時(78年6月)で1954年生まれのトラボルタは24歳、オリビアが29歳。しかしながら"Pink Ladys"のリーダー格を1944年生まれのストッカード・チャニングが演じていたりと、二人を取り巻く共演者も負けてはいない。


「サタデー・ナイト・フィーバー」は未見なのだけれど、当時のフィーバー振りは確かにスゴかった。この作品で一気にスターダムにのし上がったトラボルタの次作がこちらの作品なわけですが、このバタ臭い顔立ちで何故当時はアイドル然としていたのか、昔も今でも謎です。


ヒロイン役のオリビアはパンフの表紙のイメージ↓が強かったのだけれど、基本は初心なお嬢様役だった。これがとても可愛い♪(アラサーだけど^^;)


劇中で歌や演奏を披露するフランキー・アバロンやシャ・ナ・ナといった50年代のスター達がオマージュ的に多数出演しているらしいのですが、その辺はジェネレーション・ギャップで判らない。


OPとEDに流れるテーマ曲はバリー・ギブ(ビージーズ)の楽曲だったのか。これを含め映画の為に書き下ろされた作品は、

 「グリースのテーマ("Grease")」(ビルボード1位)

 「愛すれど悲し("Hopelessly Devoted To You")」(同3位)

 「愛しのサンディ("Sandy")」(同チャート外)

 「愛のデュエット("You're The One That I Want")」(同1位)

の4曲。舞台の方でも90年代のリバイバル公演からこれらの曲を盛り込んでいるらしい。

その他オリジナル曲の「サマー・ナイツ("Summer Nights")」が5位、「グリースト・ライトニン("Greased Lightin'")」が47位にチャート・イン。個人的には"Summer Nights"や"We Go Together"といった曲が今聴いてもイカしているなと。


GREASE

GREASE

GREASE

GREASE

パンフの掲載記事なんて大抵作品への美辞麗句を並べたつまらないものが多い中、河原晶子さんの寄稿文は辛口で読み応えがあった

GREASE GREASE

チラシと前売り半券

チラシがパンフより大きくて、上の方がはみ出て傷んでしまった