№5

日付:1987/5/10

タイトル:ペギー・スーの結婚 | PEGGY SUE GOT MARRIED

監督:Francis Coppola

劇場名:渋谷東宝

パンフレット:あり(\300)

評価:-

 

「ゴッドファーザー PARTⅡ」以降、「地獄の黙示録」「ワン・フロム・ザ・ハート」「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」「コットンクラブ」と、公開されたコッポラ監督作品を全て観ていた私ですが、この作品が最後となった。

タイム・スリップ物で、高校時代に戻った主人公が若返る事なくそのままの姿ってのと、軽快なオールディーズのテーマ曲がバディ・ホリーなのが記憶に残っている。

バディ・ホリーといえば、私のような世代にとっては佐野元春さんのデビュー・アルバムに収録されていた1曲目、「夜のスウィンガー」の歌詞に出て来るアーチストの名前として馴染み深い。後で調べて、そのエルビス・コステロ風な容姿に好印象を持った。

 

2015年1月1日

WOWOWプライム放送(2014/12/8)分を鑑賞。

25年前に戻るというのに同じ役者が演じるって、日本映画でやられたら痛すぎる気がするのだけれど。ちなみに主演のキャサリン・ターナーは当時30過ぎで、演じたのは43歳と18歳。う~~んんん、、、(ちなみに恋人役のニコラス・ケイジは10歳若い)

 

「もう一度人生をやり直せたら」という願いは洋の東西を問わず普遍的な願望のようですが、これを映画という表現手段でお伽話にするのは邦画の方が一枚上手な気がします。名匠コッポラ監督のこの作品は気の利いた会話が楽しいものの、タイムスリップの発動要素も曖昧なら大切なペンダントに隠された秘密もハッピーエンドへの布石としてはあまりに弱い。そこにあった「子は鎹」を超える何かが、未来の旦那の浮気を許せるだけの決め手に結びつきませんでした。

 

バディ・ホリーは22歳の若さで飛行機事故で亡くなっていたのですね。作品の中で用いられた楽曲は"Peggy Sue"だとばかり思っていたら、彼の死後発リリースされたこの映画のタイトルと同名の曲の方だった。

 

PEGGY SUE GOT MARRIED

 

PEGGY SUE GOT MARRIED


PEGGY SUE GOT MARRIED

パンフレット

PEGGY SUE GOT MARRIED
前売り半券