私の乳ガンの型は炎症性乳ガンです。
乳ガン患者のうちの1%しかないという特殊型。

一昔前は予後が悪いと言われていました。

幸いにも手術はできる段階だったけど、今日まで誰にも言えませんでした。
みんなには「大丈夫、死なないから」と言っています。それが精一杯でした。
夫にも、親友にも、親や叔母にも炎症性乳ガンだとは言えませんでした。

でも今日、つい弱音を吐いてしまった。
夫と治療方針で軽く言い争いになり、つい炎症性乳ガンだと言ってしまったのです。

夫も炎症性乳ガンは他の乳ガンより、治療が難しいと知っていました。
だけど彼は「癌は家族みんなで治すものだよ。絶対治すから頑張ろう」と言い切りました。

冷静になって調べてみたら、炎症性乳ガンでも、近年は抗がん剤で快方に向かうことが多いそうです。


手術も出来る段階だから、頑張れると気持ちの切り替えをしていこうと思います。


そして、この型の乳ガンの怖いところは、しこりが見つからない場合が多いそうです。
私は、嚢胞が出来て気づきましたが、それも稀なケース。 
エコーで見てもしこりはなく、乳腺の一部がおかしいと、前の病院の先生に気づいていただいて、今に至ります。

どうか、マンモグラフィだけではなく、エコーで、しっかり見てくれる病院を選んで検診に行ってください。

友人も、マンモグラフィではわからなかった石灰化がエコーでみつかっています(同じ先生でした)幸いにも良性ですが。