公開からずいぶん経って、やっと『天気の子』を観れました。
いろんな意味で「やられました」。
エンドロールで涙止まらず。
これは宮崎駿さんの『風立ちぬ』以来です。
写真お借りしました。
内容に触れるので、まだ観てない方はご注意くださいね。
CMで流れていたのは、光あふれるシーンが多かったのですが、
前半は、雨が多く、登場人物の心も重い。
誰もが抱えてる悩みや不安や苛立ち、悲しみ。
後半になるにつれ、かなりドキドキはするけれど、
ああ、そうか、そうだよねって思える部分がたくさん出てきた。
そして、「誰かの大丈夫になりたい」と流れてくる歌そのものが、
大きなテーマだったのではないかな。
困っている時に差し伸べられる優しさや思い遣り、
誰かの熱い気持ちに動かされる気持ち、
私たちは、ただそういうことが大切なのではないかなと
私は思いました。
誰かの大丈夫になりたい。
そして自分にも、大丈夫だよって言ってくれる誰かがいてほしい。
写真お借りしました。
そしてヒロインは、特別な能力をたまたま持ってしまったけれど、
終始誰かの幸せや笑顔のために晴れを祈る。
ただ祈りだった。
なんか、ほんと、やられました。
まだ消化しきれないけれど、
観てよかったな。
情熱ってやつは、大切だ。