鼻孔縁下降術(小鼻のフチを下げる手術)の術前と7日目です。
右(向かって左側)はほんの少し下げ、
左は一番とがっている部分を下げて、内側を上に上げる(鼻孔縁挙上とは手術法が違います)手術を組み合わせて行いました。
鼻孔縁下降術は、鼻の穴を見えにくくする手術ですが、
あまり下げ過ぎると小鼻が大きくなってしまうので、加減が重要です。
鼻の穴を見えにくくするために、鼻中隔延長術を受ける方が多くいらっしゃいますが、
こちらのモニター様のように、小鼻が元々小さい方(小鼻が下に下がりにくい)が鼻中隔延長術を受けても、今回の手術のように小鼻のフチは下に下がりません。
鼻中隔延長術はあくまでも鼻尖部と鼻柱を下げる手術であって、
それにともなって、小鼻に可動性のある方は小鼻も下に下がるだけです。
本当は鼻中隔延長術ではなく、鼻孔縁下降が適応だったのに、
鼻中隔延長術を受けてしまっている方が多くいらっしゃいます。
そういった方の多くが、延長した軟骨を取り除きたいと訴えて来院されますが、
延長した軟骨を取り除けば元に戻るわけではなく、元の鼻より鼻先が丸くなったりする事が多いです。
鼻中隔延長術は良い手術ですが、本当に鼻中隔延長術が必要かどうかの判断をしっかり行う事が大切です。
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