※オペ前と3ヶ月後の経過写真
埋没法の3針法と目頭切開を受けられた方です。
埋没法は挙筋法です。
挙筋法は糸を結ぶ強さによって強さを調節できます。
この方は強めに留めていますので腫れが引くまでに3カ月近くかかっています。
強く留めるメリットは戻りにくい事です。
埋没法は切開法と違い部分的にしかラインが付かないので、
強く留めれば留めるほど戻りにくくなります。
※術後5日目の抜糸時から3か月後の経過写真
この方は内田法の変法を用いてます。
眼輪筋や靭帯の処理もしていますので、
術後1か月よりも3か月の方が開いていきます。
眼輪筋や靭帯を処理していないと手術直後は開いていても3か月~6か月くらいで半分くらい後戻りしてしまいます。
Z法と内田法は蒙古ひだの形によって使い分けます。
完全な平行型にするためには、目頭切開だけでは不十分な時もありますので、
目頭側の二重は目頭切開の傷を利用してラインを付けます。
この方の目頭はあと1~2か月にかけてもう少しとがった感じになっていきます。