トリマーを17年やってきて、
アニマルコミュニケーションで犬の氣持ちを感じれば感じるほど
犬の体の仕組みや犬について勉強すればするほど
トリミングって犬にとったら本当に負担ばっかりだなって思うようになった
犬の嫌だよ不安だよを聞き続け
私自身も苦しくなっていった時期があった
今までの動物業界の当たり前
飼い主たちの共通認識みたいなもの
しっかり耳毛を抜き綺麗にお手入れする
しっかり爪切りヤスリをかける
肛門腺を絞る
可愛く綺麗にカットする
長時間高い台に乗せてトリミングする
あげたらキリがないけれど…
これは誰のため？
ほとんどが人間の都合に合わせているだけ
なんだよね
犬のためと思っていることのほとんどが
犬のためになっていないどころか、
症状を悪化させる原因になっていたりする
足の持ち方一つでも、その子の関節を痛めてしまう原因になったりするんだよ
トリミングって全身に触れるから
触る側の知識がとっても大切なんです。
（なのですが、実際は犬について深く理解しているトリマーはまだまだ少ないと感じています）
私もまだまだ学び中
トリマー任せにせずに、
家族が犬について理解することも大切です。
私がシエルをトリミングに出すとしたら、
綺麗にカットしてくれるよりも、
犬の身体について理解していて、
負担なくやってくれる人にお願いしたい。
じゃないと怖くて出せない
爪やすりなんてしなくて良いよ
散歩すれば削れるから
我慢させながら
綺麗にカットなんてしなくて良いよ
愛犬が心地良く過ごせる長さだったら良いじゃない
犬が快適に生活するために必要な作業だけを求めれば
そこまで犬に負担をかけなくて済むんだよ
トリミングって犬の体にも心にも大きな負担をかけてしまうから
犬の我慢で成り立っているんです。
だから私は、
大好きな家族と離れ、
本当は好きではない作業をしに来てくれる犬たち
にいつも感謝の氣持ちでいっぱいになります。
もちろんね、お店が大好きで担当のトリマーが大好きで喜んで来てくれる犬もいるよ！
でもね、トリミングすることは喜んでいないと思う
これをもっと多くの人に知ってもらいたいな
我慢する作業と時間は出来るだけ減らしてあげたい。って私は思う
犬が快適に過ごせることが第一
犬たちが快適に過ごせるために本当に必要なお手入れを提案出来る人でいたいなって思います。
今年は犬目線で色々なことお伝え出来たら良いな
犬に寄り添う暮らし方を発信出来たら良いな犬について深く理解できる人がもっともっと増えたら、犬たちがもっと犬らしく安心して暮らせる世界になるって思うから
犬たちから癒しや安らぎをもらうだけじゃなく、
癒しと安らぎを与えられる人でいたいなって思う
今年は、優しと強さを兼ね備えた堂々とした私
が目標です
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